吹替キャスト集合!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』なりきり!プレミア試写会に行って来た!
- ichigoma
いよいよ5月12日(金)に日本公開となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。みなさん、心と前売り券とお財布の準備は万端でしょうか。ひと足お先に公開された米国では第1週目の週末興行成績が1億4500万ドルの第1位!第2位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』の850万ドルを抑えて、桁違いのブッチ切りトップを飾るという“ロケット”スタートで発進しました!
日本では、5月8日(月)に公開前最後であろうイベント「なりきり!プレミア試写会」が開催されました。吹替キャスト陣による爆笑必至のイベント内容をお届けしたいと思います。あ、本編のネタバレは含んでおりませんのでご安心ください。
これでキミもスター・ロードだ!
試写会で参加者全員に対し配られたのはなんとReal D社の特製「スター・ロード3Dメガネ」!スター・ロードのマスクをフレームデザインに取り込んだファン垂涎のアイテムです。イベント名にもある「なりきり!」とは、このメガネを掛けて皆でスター・ロードになっちゃおうぜYOU!ということだったのですね!
こちらの3Dメガネ、残念ながら日本国内の流通量は非常に少ないようで、一般で手に入れるには千葉県と茨城県で展開しているUSシネマ系で4DXの3D版を”4人以上”で鑑賞する必要があり、なくなり次第終了も相まってハードルが高くなっております。尚、USシネマのHPを見てみましたが、本告知は一部館のトップページにしか出ていないため、もしチャレンジされる方がいましたら事前に実施館に確認をされた方がいいかと思います。
また当日は等身大のロケット人形と一緒に写真が撮れると言うフォトスポットが設置されており、SNSに指定されたハッシュタグを付けて写真を投稿すると特製カードとしてプリントアウトしてくれるサービスがありました。
ロケットとのツーショットで撮影もしましたが、SNS投稿したのはロケットだけ撮影したピン写真を選択。だ、だって人に見せびらかす時恥ずかしいじゃないですか(笑) 尚、カードの片面はポスターに使用されている絵か、各キャラ単独の絵がランダムで選ばれる形式だったようです。ちなみに私のカードの場合はロケットでした。そのためカード両面ともロケットと言うミラクル発生。
ツッコミどころ満載!「なりきり!舞台挨拶」
イベント会場はTOHOシネマズ六本木、当劇場でも一番大きい約500席あるスクリーン7で開催されました。中に入るなり感じたのは参加者の熱気とマスコミの多さ!入口でゲットしたスター・ロードの3Dメガネを掛けて早速自撮りする人、熱く語り合ってる人、今か今かとイベント開始を待ち詫びている人。マーベルロゴの入ったアパレルやグッズ、「ガーディアンズ~」のTシャツでキメ込んでいる人も多く見受けられました。会場すぐ側の六本木ヒルズ展望台で「マーベル展」も開催していますし、なかにはハシゴの方もいらっしゃるんでしょうね。
ワクワクしながら席で待っていると、会場内の雰囲気がすっと変貌。ステージMCのお姉さんが登場しイベントスタートです!
まずは今回の登壇者である吹替キャスト陣を一人ずつ紹介しながらお招き。一番手はスター・ロードことピーター・クイル役の山寺宏一さん。コールと共に現れた山ちゃんですが、何と装いは赤いレザー系のジャケットにグレーのTシャツ!明るい地毛とパーマっ毛も相まってこれはいいスター・ロード。やだもう、山ちゃんってばカッコイイなぁ。
二番手はロケット役の加藤浩次さん。白と黒(濃茶?)の隈取ペイント、頭には茶色の獣耳、青のツナギにもふもふ尻尾も完備のロケット衣装。手にはゴツイ銃と気合十分です。顔だけ見たらゴールデンボンバーの誰かさんっぽいと思ったのはナイショ。
しかしこの流れ。この後に登壇される方もコスプレしてるってことなんすかね?と思いがよぎったところに三番手のマンティス役、秋元才加さん!おおおおお、マンティスかわいい!体型も似ているし何より触覚がキュート!黒のカラーコンタクトで黒目が大きく、よりマンティスっぽくなっています。
最後に呼ばれたのがベビー・グルート役の遠藤憲一さん。え、エンケンさんにもコスプレさせるの?そもそもベビー・グルートは全長25センチだった筈だけど…。
エンケンさん、自顔を使った渾身のパペット芸!!まさかのネタコスプレに大爆笑に包まれる客席。いや、これで笑わないなんて無理っすよ!飛び道具なやり方ですが、これからベビー・グルートのコスプレをされる方には参考になりそうな手法です。多分、きっと。うん、そうなのか?
尚、今回の特殊メイクには加藤さん、秋元さん、遠藤さん共にそれぞれ一時間半位掛かっているとの事。本当にお疲れさまです。加藤さんは「時間掛けた割には反応が薄い!」と仰ってましたが、ごめんなさい加藤さんのロケットメイク、やけにしっくりしすぎていて驚きよりも納得の方が…。あ、山ちゃんのスター・ロードの仕込みはもみあげ部分だけにつき3分位で終わったらしいです。
さらに加藤さんは「これロケットの衣装がなかったら、僕キャッツじゃないですか!キャッツ・オブ・ザ・ギャラクシー!」と持ち前のキレ気味の芸風で序盤から笑いを取っており、尻尾を見せるべく舞台に背中を向けると撮影チャンスとばかりにマスコミ関係者のフラッシュの嵐。男性、しかも芸人さんが付けている尻尾姿であんなにフラッシュされてる光景は貴重です。
その他にも今回のコスプレについて、山ちゃんは「クリス・プラットみたいなイケメンにして」とお願いしたものの、クリス・プラットのがっしりしたガタイを自分の薄っぺらい体で再現するのは無理だったと語り、秋元さんは前から似ていると言われてたマンティスになりきれた事が嬉しいと笑顔で語られ、遠藤さんは「自分の職業がよく分からなくなってます…」とやや困惑気味のご様子。困惑してるのはこちらも同じです(笑)
ちなみに全世界で展開しているプロモーションのうち、ここまでやったのは日本だけらしいですよ。流石はオタクコンテンツの先進国・日本です。
次いで、MCのお姉さんからキャスト一人一人に、作品に関する質問タイムです。
--作中に素晴らしい楽曲が多数使用されている点について。
山寺さん「70年代から80年代の、自分の高校生~大学生の頃に聞いていた青春の歌が劇中内に沢山出てくる。ですが今の若い人達にも新鮮な気持ちで聞いて頂けると思うので、そういう楽しみ方も出来る作品だと思います。」
--作中で特にここは観て欲しい!と言う部分は?
加藤さん「ロケットとベビー・グルートとのやりとりを観て欲しいです。ベビー・グルートの「僕はグルート」の一言だけでやりとりをしているものの、意思がうまく伝わっていない所とか。全部「僕はグルート」でも、その言葉にある意味は違っていますからね。自分は遠藤さんの「僕はグルート」を全部解読出来ますよ!」
と、自信満々。じゃあ解読してみてよと、遠藤さんが可愛くおっしゃった「僕はグルート」の言葉を即答で「早く帰りたい」と翻訳する加藤さん。え、そうなんですか?エンケンさん?
--ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの魅力ってどんな所でしょう?
秋元さん「マーベル作品自体見たことがなく、初めてロケットとグルートを見た時こんなキャラがいるんだと思いました。スター・ロードはカッコいいけどどこか抜けてるし、女性キャラクターもものすごく活躍していて、笑いもある。軽い気持ちで観ていただける作品だと思います。」
--遠藤さんは色んな人と様々な仕事をされていますが、その際に心がけている事はありますか?
遠藤さん「笑顔ですね。真顔だとドン引きされるので、必要以上に笑顔を作るよう心がけています(笑)」
コワモテの遠藤さんから出てきた笑顔を心がけている、なんて話でワイワイ盛り上がっている壇上キャストの皆様の姿を見て、こちらも何だか微笑ましい気持ちに。現場の雰囲気もきっとこんな感じで賑やかだったんだろうなぁなんて思っていたその時。
あーそうそう、そう言えばねーと軽いノリで出てきた発言に、ほんわかした気持ちが瞬時にフリーズ。何と今回、作中のオープニングシーンに出てくるベビー・グルートの動きはジェームズ・ガン監督自らがモーションキャプチャーを務めているそうです。
えええ!? さ、さらーっと言ってますけど、うえええええぇぇぇぇぇぇ!?!?!?
先日マーベル社の副社長であるC.B.セブルスキー氏にインタビューした時、確かオープニングシーンは各キャラクターの紹介的な感じになっているよ!とか言っていたような。そのシーンにちゃっかりガン監督が介入しているとしたら、それ、本当の意味で”オールキャスト紹介”じゃないすか。一体どんなオープニングになっているのか、これは期待せざるを得ません。
しかし監督だけじゃなく脚本書けて、ついでに3Dと4DXの監修も手がけて、さらに自分のモーションも担当しちゃうマルチすぎる才能のジェームズ・ガン氏。マーベル・スタジオはとんでもない逸材を発掘しちゃっいましたね。
また、来年公開予定の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にもガーディアンズ~のメンバーが参戦するとの一報にも触れ、早くも次作への期待に胸を膨らませるキャスト陣の皆さん。そうなんですよね、2018年に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、2019年に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の続編、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol3』も現在、脚本を執筆中、と当分の間、年一でガーディアンズ~の面々に会えるって嬉しい限りですよね。
「その時にまた吹替の話が来ると思いますが、それまで不倫とタクシーには気を付けないといけませんね!」
ホントそれです、加藤さん!朝の情報番組でレギュラー持っていらっしゃる加藤さんなら骨身に染みていると信じてますが、そこんトコ頼みますよマジでー!!
最後にキャスト陣によるポスター絵の再現構図でのフォトセッションと、3客席を背景にした撮影を経て舞台挨拶イベント終了。いやー、ゲラゲラ笑える舞台挨拶で楽しかったです!
その後の試写会で観た映画本編の感想はまた別記事で♪
余談:イベントが終了して本編上映までの空き時間、客席をふと眺めてみると遠くに何やら少し騒がしい一角が。はて何をしているのやらと思っていると、どこからともなく「獣神サンダーライガーがいるって!」との声が
なん…だと…。ライガーさんがこの会場にいるってかぁぁぁぁ!!!間違いない、目を凝らしてみたらあの派手なマスクとフォルムは、ライガーさんだぁぁぁっっっっ!!!
でも今いる座席から出張するには遠すぎるため、試写会終わったら写真撮れないかなーなんて思っていたところ偶然ロビーでお見かけしたのでお写真お願いしちゃいました。えへへ。何かの企画でもあったのかもしれません。
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ならず者たちが行きがかり上、チームを結成し銀河系の危機を救うハメに! マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも異色の”ヒーロー”たちが活躍するアクション・アドベンチャー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14年)の第2弾。ピーター・クイル役のクリス・プラットを始めとするおなじみのキャストに加えて、カート・ラッセル、シルベスタ・スタローンなど大物スターも参戦。
監督/ジェームズ・ガン
製作/ケヴィン・ファイギ
出演/クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル(声)、ブラッドリー・クーパー(声)他
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開/2017年5月12日