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2020.10.28 18:00

「インディアンムービーウィーク2020リターンズ」12月開催決定!日本初上映2作品が追加!

  • Fan's Voice Staff

先般開催された「インディアンムービーウィーク2020」の人気作品に加え、新たに日本初公開の2作品を加えて上映する「インディアンムービーウィーク2020リターンズ」が、12月に東京、名古屋、大阪などで開催されることが決定しました。 

9月11日(金)に開幕したインディアンムービーウィーク(IMW)2020では、映画製作がさかんな5つの言語圏(ヒンディー、タミル、テルグ、マラヤーラム、カンナダ)から厳選した、ヒット作・話題作10作品が上映されましたが、年間の映画製作本数が多いインドには、見逃すには惜しい秀作が日本未公開のまま、まだまだ埋もれています。「インディアンムービーウィーク2020リターンズ」では、新たに日本初上映となる以下2作品を加え、IMW2019〜2020の人気作品が上映されます(ラインナップは近日発表予定)。

『ジガルタンダ』(原題:Jigarthanda)

映画監督を目指すカールティクは、映画監督コンテスト番組に出場する。セミ・ファイナルで選外になりかけたが、審査員を務めたプロデューサーから長編映画の製作を持ちかけられる。提示された条件は、壮絶なギャングの抗争をテーマにした映画をつくることだった。カールティクは命の危険も顧みず、南インドのマドゥライで悪名を轟かせる凶悪なギャングのボス、セードゥに関してリサーチを始める。

タミル語映画界の若き鬼才、カールティク・スッバラージ監督の出世作である本作は、秀逸な音楽にのせた「ギャングスター・ミュージカル」。緊張感が漂う前半からは予測できないエンディングに度肝を抜かれる。残虐かつユーモラスなギャングを演じたボビー・シンハーは、インド国家映画賞をはじめとする主な映画賞の助演賞を総ざらいした。原題は「心を冷やす」という意味を持つ、マドゥライ名物のアイスクリーム・シェイクの名前。

監督/カールティク・スッバラージ
音楽/サントーシュ・ナーラーヤナン
出演/シッダールト、ボビー・シンハー、ナーサル、ヴィジャイ・セードゥパティ、カルナーカラン
2014年/タミル語/日本初上映

『ジッラ(仮題)』(原題:Jilla)

マドゥライに暮らすシャクティは、地域を支配するギャングのボス、シヴァンの右腕。少年時代に父を警察官に射殺され、シャクティはシヴァンに育てられた。ある時シヴァンは、新しく着任した警視副総監から犯罪集団の取り締まり強化を宣言される。危機感を感じたシヴァンは、嫌がるシャクティを警察官にさせ、取り締まり抑止のため警察署に送り込む。だがそれは、親子断絶の始まりだった。

タミル語映画界の人気俳優、ヴィジャイ(ビギル 勝利のホイッスル)と、〝完璧俳優〟と称されるマラヤーラム語映画界の大スター、モーハンラール(ザ・デュオ)が共演。ギャングものでありながら、コメディ満載、ダンスもあり、家族のドラマにほろりとする。日本で撮影されたソングシーンが含まれる。

監督/R. T. ネーサン
音楽/D.イマーン
出演/モーハンラール、ヴィジャイ、カージャル・アグルワール
2014年/タミル語

インディアンムービーウィーク2020リターンズ 開催概要

キネカ大森:2020年12月11日(金)~2021年1月7日(木)
新宿ピカデリーほかSMT系劇場 : 2020年12月11日(金)~12月24日(木)[同時開催]MOVIX昭島、MOVIX 三郷、MOVIX 京都、MOVIX堺、MOVIXあまがさき
なんばパークスシネマ、神戸国際松竹、ミッドランドスクエア シネマ:2020年12月11日(金)~12月31日(木)

主催/SPACEBOX
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