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2019.05.04 21:31

5月4日「スター・ウォーズの日」記念イベント“STAR WARS DAY” TOKYO 2019が六本木で開催

  • Fan's Voice Staff

この冬、全世界を魅了し続けてきたスカイウォーカー家の“家族の愛と喪失”の物語がついに完結!『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』が12月20日(金)に日米同時公開されます。

5月4日(May the 4th)は、「スター・ウォーズ」を盛大に祝うイベントが世界中で開催される〈スター・ウォーズの日〉。日本記念日協会に認定もされているこの日は、シリーズ第1作の『エピソード4/新たなる希望』以降、劇中で使われ続けている有名なセリフ“May the Force Be With You.”(フォースと共にあらんことを)にちなんだものです。

シリーズ完結編が公開される”スター・ウォーズ・イヤー”となる2019年のイベントは、2年ぶりに東京・六本木ヒルズアリーナにて、「J-WAVE presents “STAR WARS DAY” TOKYO 2019」と題して5月4日(土)に開催されました。

イベントでは、〈世代を超えて人々をつなぐ、スター・ウォーズ〉をテーマに様々なイベントやアクティビティが実施され、大勢のファミリー&キッズを含む幅広い世代のスター・ウォーズファンが集結しました。

“May the 4th”カウントダウン

「スター・ウォーズ特設ステージ」では、”May the 4th”カウントダウンとして、午後5時04分に目掛けてカウントダウンイベントが開催。

MCを務めるDJ TAROの呼び込みで、音楽界きっての『スター・ウォーズ』シリーズファンの☆Taku Takahashi (m-flo)と、カンティーナバンド「フィグリン・ダン&モーダル・ノーズ」が登場。『エピソード4/新たなる希望』に登場する酒場”カンティーナ”で流れる「酒場のバンド」のライブ演奏に、☆TakuがBB-8の”声”をサンプラーでのせたスペシャルバージョンを披露しました。

雨が降りそうな曇り空の中、大勢の親子連れを含めスター・ウォーズファンでぎっしりと埋め尽くされたステージ前のエリア。☆Takuは、みんなのフォースの力で「雨が飛びそうな感じ」と話しつつ、「二世代に渡って観られる映画になってきているのが素晴らしい」と、本日のテーマに沿ったコメント。

5時04分が刻々と近づく中、EXILEメンバーのMAKIDAIが登場。カイロ・レンとTFAトルーパーに同伴されて登場したMAKIDAIは、「出る前に写真撮っていただきました。嬉しかったです」と興奮気味。

子どもの頃に『スター・ウォーズ』を観て「いろんな夢を見させてもらった」と話すMAKIDAI。その魅力を、「大きな世界観の中に、家族の物語、あたたかさみたいなものを感じられて、今も時代を超えて、みんな家族で繋がれるような作品」と表現しました。

5時04分まで残り2分となり、カウントダウン時はMCからの「5、4、3、2、1」に続き、会場全員で「フォースと共にあらんことを!」と掛け声をあげるよう説明が。全員で一度練習して、本番に備えます。

そして本番……

「フォースと共にあらんことを!!!」

会場には銀テープが発射され、「スター・ウォーズのテーマ」が盛大に鳴り響きました。Twitter上では、ハッシュタグ「#フォースと共にあらんことを」で午後5時04分に一斉にツイートするよう告知されており、見事トレンド1位を獲得。

カウントダウンを無事に終え、和やかに会話を続ける3名。☆Takuは「『クローン・ウォーズ』が復活します。めちゃくちゃ面白いし、それがその後『ジェダイの帰還』にも実は繋がっているという話があったり。あとは、『マンダロリアン』。どんどんスター・ウォーズのユニバースが広がっていく、2019年はスター・ウォーズファンにとっては嬉しい年で、それで締めくくりが待っているというのが、すごく楽しみです」と、スター・ウォーズファン熱に力が入ります。

MAKIDAIは「ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルさんと対談する機会があったのですが、その時に聞いたことでびっくりしたのは、スター・ウォーズについていろいろ聞いたときに、”僕よりも子どもの方がスター・ウォーズについて知っているよ”と言った時に、すごい繋がりと世代間を越えている作品なんだなって改めて、そして想像力が膨らむ作品だなって思いました。今年の、今回の作品で………

MAKIDAIのコメントを遮るように、最新作の予告編終盤で流れたパルパティーン(と思われる)邪悪な笑い声が会場に響きます。

タイマーが再始動し、今度は最新作の公開日となる12月20日(金)に向けてのカウントダウンがスタートしました。

公開日まで残り229日というのは、長いのか、短いのか。「ブルーレイで一通り本編を観て、特典映像も山のようにあります」と話すDJ TARO。☆Takuは「僕的には、4→5→1→2→3→6→7→8→9の順で観てもらいたいです」と、スター・ウォーズファンあるあるの、”どの順で観るか”ネタが飛び出しました。

タイトル中に特定のキャラクター名がついたのは今回が初という原題『ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』に触れ、MAKIDAIは「スカイウォーカー家の家族の話というのが自分としてはしっくりきているので、今回エピソード9で、どういう風に”The Rise”が表現されるのか、どんな伝説をスター・ウォーズの中で生んでくれるのか、このタイトルからワクワクしています」と、期待を膨らませました。

トークを終えた3名に代わりカンティーナバンドが再び登壇、スペシャルライブを披露して、カウントダウンイベントは幕を閉じました。

ピーター・メイヒュー追悼

第1作『エピソード4/新たなる希望』から、『フォースの覚醒』(15年)までチューバッカを演じ、その後『最後のジェダイ』(17年)、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18年)でも”チューバッカコンサルタント”として活躍したピーター・メイヒューが、現地時間4月30日(火)に74歳でアメリカ・テキサスの自宅で逝去したことが、日本時間5月3日(金)朝にTwitter上で明かされ、ファンは深い悲しみに包まれました。会場内には追悼ボードが設置され、ファンがぎっしりと追悼メッセージを書き込んでいました。

会場の一角に登場したチューバッカには、一緒に写真を撮ろうとするファンが一際長い行列を作っていました。

会場の様子

会場には多数のフォトスポットも設置され、参加者は思い思いのポーズで記念撮影。

コスプレ姿のファンも多数参加しており、一際注目を浴びていました。

ここでしか食べられないスペシャルフードや、グッズ販売コーナーでは売り切れ続出で、スター・ウォーズの人気の高さが伺えました。

多彩なアクティビティ

朝11時からスタートした「”STAR WARS DAY” TOKYO 2019」では、多彩なアクティビティやイベントが実施されました。

『スター・ウォーズ』キャラクターをふんだんに使用したオリジナルグッズ(トートバッグ、缶バッチ)を作成できるワークショップや、賞品のライトセーバーやBB-8を賭けた「フォース・タイムチャレンジ」として、指定された時間でストップウォッチをピタリと止めるアクティビティが実施されました。

会場内の各所に設置された8つのスタンプを集めると、オリジナルステッカーがもらえるスペシャル・スタンプラリーも実施。こちらにも長い行列ができていました。

カウントダウン以外にも、ステージでは次のイベントが実施されました。

ストーリー・ライブ:シリーズ完結編に相応しい42年間に渡る壮大なシリーズの歴史を、DJ TAROの朗読と共にエレクトーン演奏に合わせて贈る『スター・ウォーズ』メドレー。

ジェダイアカデミー:ライトセーバーの構えや振り方、ジェダイの騎士としての精神をジェダイマスターが伝授!銀河の自由と正義の守護者“ジェダイの騎士”の訓練学校にならったキッズ参加型のプログラム。アメリカではディズニーランドでショー形式アトラクションとして開催されています。

源-Minamoto-ステージ:映画音楽を中心に演奏する楽団【源-Minamoto-】が、スター・ウォーズのメドレーを演奏。

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『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』

監督・脚本/J.J.エイブラムス
日本公開/2019年12月20日(金)全国ロードショー
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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