Report

2025.05.07 10:30

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ジャパンプレミア開催!トム・クルーズら豪華キャストが来日!

  • Fan's Voice Staff

「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』に出演したトム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、さらにクリストファー・マッカリー監督が来日し、5月6日(火・祝)夕刻より都内で開催されたジャパンプレミアに登場しました。

レッドカーペットイベント

レッドカーペットイベントの会場となった新宿・都民広場には、この日を待ちわびていたファンやメディアが集結。同会場で映画のジャパンプレミアのレッドカーペッドが実施されるのは今回が初。さらに、特別に承認された、本日限りの特別なビジュアルで描かれた浮世絵ポスターアートも設置され、まさに日本ならではの会場となりました。

イベントは小池百合子東京都知事の開会宣言で幕を開け、3年振り25回目の来日を果たしたイーサン・ハント役のトム・クルーズが割れんばかりの歓声と共に登場。会場の熱気が一気に高まる中、スペシャルゲストとして、トム・クルーズにとっての“日本の母”こと字幕翻訳家の戸田奈津子、日本語吹替声優・森川智之が続いて姿を見せました。

5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15年)以降シリーズ4作品の監督を務めるクリストファー・マッカリーが登場し、トム・クルーズと固い握手を交わしました。

『トップガン マーヴェリック』(22年)では若き訓練生コヨーテ役を演じ、本作ではイーサンを追跡するCIAエージェントのドガ役を務めたグレッグ・ターザン・デイヴィス、『ミッション:インポッシブル3』(06年)より登場し、以来イーサンの相棒としてファンの間でも人気を集めるベンジー・ダン役のサイモン・ペッグが、各々シックなスーツで現れ会場を沸かせました。

前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』でシリーズに初登場し、今作でも再び主要キャラクターとして活躍するパリス役のポム・クレメンティエフは、透け感のあるエレガンスなドレスで、グレース役を演じるヘイリー・アトウェルはシックな黒のドレスを身に纏い到着。

各キャストと監督は、ファンサービスやメディア取材に3時間かけてじっくりと応じ、いよいよイベントはフィナーレへ。会場中央に用意されたステージで、メディア向けのフォトセッションの後、トークイベントがスタート。以下、全文レポートです。

MC(クリス・ペプラー) それではここで、会場の皆さんにご挨拶をいただきたいと思います。まずはトム・クルーズさん、今回が25回目の来日となるわけですが、本日は東京ど真ん中、東京都庁での開催となりました。東京の好きなところは何でしょう?

トム・クルーズ こんにちは。はい、これが25回目です。私は日本の皆さんが大好きで、美しい文化があり、皆さんはいつも温かく迎えてくださいます。皆さんは映画が大好きで、私は皆さんのために作っています。本当にここにいられることに感謝しています。そしてこの愛が皆さんにも届くことを願っています。本当にありがとうございます。

MC ありがとうございます。それではキャストの皆さん、そして監督に質問です。日本は『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』ワールドツアーの最初の地で、非常に光栄です。ファンの皆さんはトム・クルーズさんの来日を3年間待ち続けていました。ご覧いただいている通り、ファンの皆さんはものすごく、今日この雨の中でも盛り上がってくれましたが、東京でワールドツアーを始めることをどのように感じていますか?まずはヘイリー・アトウェルさん、いかがでしょうか。

ヘイリー・アトウェル こんばんは。皆さんに会えてとてもうれしいです。前回は来ることができなかったので、ここからワールドツアーをスタートできるのはとても特別ですし、ふさわしいと思います。そして私はまだ映画を観ていないので、日本の観客の皆さんと一緒に初めて観ることができるのが楽しみです。皆さんの温かさとおもてなしには本当に感動しています。今夜がとても楽しみです。(日本語で)ありがとう。

サイモン・ペッグ (日本語で)ありがとう、東京!ヘイリーが言った通り、ここにいられるのは本当に光栄です。前回は来られなくてとても残念でしたが、今こうして皆さんと一緒にいられて、また映画も一緒に観られることは本当に嬉しいです。心の底から感謝しています。皆さんをとても愛しています。

トム・クルーズ シックスパックを見せて!

サイモン・ペッグ ハハハ

ポム・クレメンティエフ 見せろ〜!

MC ありがとうございます。バキバキのシックスパックを見てみたいものですけれども、では、クリストファー・マッカリー監督はいかがしょうか?

クリストファー・マッカリー監督 私たちは日本が大好きです。私は今回が7回目か8回目くらいですが、トムは25回も来ていますね。私たちはいつも日本に戻ってくるのが大好きです。皆さんが温かく迎えてくれるのが本当に嬉しいですし、寿司も大好きです。本当に日本に戻ってこられて嬉しいです。皆さん、愛しています。ありがとうございます。

MC ありがとうございます。たらふくお寿司を食べて帰っていただきたいと思います。それではここで、フィナーレにいきたいと思います。『〜ファイナル・レコニング』の“導火線”に火をつけていただきましょう。その前に、トム・クルーズさんに、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

トム・クルーズ その前にポムとターザンからも一言どうですか?ポム?

ポム・クレメンティエフ こんにちは!

トム・クルーズ ターザン?

グレッグ・ターザン・デイヴィス 今回が初めての日本ですが、本当に素晴らしい時間を過ごしています。(日本語で)愛してる!

トム・クルーズ ポム?

ポム・クレメンティエフ お招きいただきありがと──

トム・クルーズ (ポムを遮るように)それでは点火しましょう!

ポム・クレメンティエフ あーははは(笑)

MC その前に、トムさんからファンに皆さんへメッセージをお願いします。

トム・クルーズ はい、本当に来てくださってありがとうございます。皆さんを愛しています。ありがとうございます。

サイモン・ペッグ (日本語で)ありがとうございます!

ポム・クレメンティエフ (日本語で)ありがとう!

トム・クルーズ (キャスト&監督に向かって)そしてこの素晴らしいキャストにも感謝しています。今日は皆さんに感謝を伝えたいです。7年間、私たちは共に生活し、仕事をしてきました。本当に誇りに思っています。皆さん愛しています。そしてMcQ(マッカリー監督)、あなたのことも愛しています。20年近く一緒にやってきて、本当にあなたのやってきたこと、成し遂げたことを誇りに思います。心から感謝しています。

クリストファー・マッカリー監督 ありがとうございます。

トム・クルーズ これは私たちのワールドツアーの始まりです。前回は来られなかったので、ここ日本から始めたかった。それでは皆さん、一緒に“点火”しましょう。

いきますよ?

3…2…1… Light the fuse!(導火線に火をつけろ!)

トム・クルーズの掛け声で、今回のジャパンプレミアのために制作された導火線を模した演出の約30秒の特別なプロジェクションマッピング映像が、高さ127m、幅110mの約1万4000㎡というギネス世界記録にも認定されている都庁の巨大な壁面に投影。その後、花火の打上げとともに、本作のポスターでも使用されているトム・クルーズの表情を切り取ったビジュアルが壁面に投影され、イベントは幕を閉じました。

プレミア上映

新宿でのレッドカーペットを終え、来日メンバーはTOHOシネマズ 日比谷で開催されたプレミアスクリーニングへ。

上映前の舞台挨拶では、クルーズは「皆さん、この作品をご覧いただく準備は出来ていますか?前作では来ることが叶わず残念でしたが、皆さんと本日一緒に映画を観ることが出来て嬉しく思います」、マッカリー監督は「前作では来日が叶わなくなってしまいましたが、今回この作品を携えて、そして日本を皮切りにワールドツアーを始めることが出来て嬉しいです。今日は我々も皆さんと一緒に作品を拝見します」、アトウェルは「皆さんこんばんは。前回来れなかったということもあり今回のワールドツアーは日本から始めるということで今凄くわくわくしています。まだ映画を観ていないのですが、皆さんと一緒にこの映画を拝見出来ることを非常に嬉しく思います」、ペッグは「日本は大好きで、宮崎駿監督作品や『AKIRA』だったり日本関連のタトゥーも実は入っています。こうやって一緒に映画を観られることも嬉しく思っています。皆さん愛しています」、クレメンティエフは「実は子どものころ2年間京都に住んでいたのですが、その頃話せていたはずの日本語を全て忘れてしまいました(笑)。本日は皆さんと一緒に完成した映画を観られることを大変楽しみにしています。ありがとうございます」、デイヴィスは「私は初来日なのですが、ずっと来たかった日本にこの素晴らしい作品、そして素晴らしいキャストと来ることが出来て本当に光栄です。皆さん温かく迎えてくださってありがとうございます」と、それぞれ来日への喜びを語りました。

世界初の公式プレミア上映となった今回のスクリーニング。前作から2年を経てついにお披露目となる今の心境、そして観客へのメッセージを問われると、クルーズは「この映画は3日前に完成したばかりなんです。7年間かけて前作と本作を製作したのですが、字幕などを付けたものは本当に3日前に完成しました。なので、ここに居るキャストの皆も初めてここで一緒に観ることになります。皆さん、一緒に観る準備は出来ていますか?」と笑顔で問いかけると、観客からも歓声が飛び場内の盛り上がりは最高潮に。アトウェル、ペッグ、クレメンティエフ、デイヴィスは今日が初めての鑑賞ということで、日本のファンと一緒にスクリーンで観られることを特に楽しみにしていたよう。

場内ではエンドロールが始まるとすぐにスタンディングオベーションが起き、来日メンバーは拍手と称賛を受けながら笑顔でスクリーンを後にしました。

==

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning)

監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
全米公開:2025年5月23日

日本公開:2025年5月23日(金)全国ロードショー
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト
©2024 PARAMOUNT PICTURES.