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2024.12.03 9:00

アルノー・デプレシャン監督『映画を愛する君へ』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第77回カンヌ国際映画祭で特別上映された、現代フランス映画界を代表する監督アルノー・デプレシャンの最新作『映画を愛する君へ』の日本版予告編と新場面写真6点が解禁されました。

19世紀末に誕生してから現在に至るまでの映画の魅力と魔法を語り尽くす、映画への深い愛と映画館への賛美に満ち溢れたシネマ・エッセイ。

アルノー・デプレシャン監督の分身でもある主人公ポール・デュダリスの映画人生が壮大に映し出される予告編は、祖母に連れられて初めて映画館に訪れ、映画館の魔法にかかった幼少期から始まり、映画の魅力にどっぷりとのめり込み映画部に所属する少年時代、そして映画から恋愛を学ぶ学生時代まで、監督にとっての『ニュー・シネマ・パラダイス』とも言える、映画と共に成長する姿が収められています。

到着した場面写真では、祖母とテレビで映画を鑑賞する6歳の時、ジャン=ピエール・レオが表紙の雑誌を手に映画館に向かう14歳の時、大学で映画の授業を熱心に受講する20歳の時、映画館でスクリーンに引き込まれる30歳の時と、映画と共に生きるポールの姿などが切り取られています。

本編には、映画史に功績を残した50本以上の名作が登場。リュミエール兄弟による映画の発明から、アベル・ガンスの『ナポレオン』(27年)、フランク・キャプラ『或る夜の出来事』(34年)、アルフレッド・ヒッチコック『北北西に進路を取れ』(59年)、黒澤明『乱』(85年)、クロード・ランズマン『SHOAHショア』(85年)、ジェームズ・キャメロン『ターミネーター2』(91年)、『ノッティングヒルの恋人』(99年)など、世界中の様々なジャンルの映画がスクリーンを駆け巡ります。さらに、フランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダール、イングマール・ベルイマンらの映画も登場。デプレシャン監督が尊敬するアメリカの哲学者スタンリー・カヴェルやフランスの批評家アンドレ・バザンの言葉も借りながら、“映画とは何か”に迫ります。

祖母役にはジャン・ユスターシュ監督の傑作『ママと娼婦』(73年)で知られるフランソワーズ・ルブラン、14歳のポール役を『落下の解剖学』(23年)での息子役で注目を浴びたミロ・マシャド・グラネールが演じています。

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『映画を愛する君へ』(原題:Spectateurs!)

監督・脚本:アルノー・デプレシャン
脚本:ファニー・ブルディーノ
製作:シャルル・ジリベール
共同製作:オリヴィエ・ペール
音楽:グレゴワール・エツェル
撮影:ノエ・バック
衣裳デザイン:ジュディット・ドゥ・リュズ
出演:ルイ・バーマン、クレマン・エルヴュー=レジェ、フランソワーズ・ルブラン、ミロ・マシャド・グラネール、サム・シェムール、ミシャ・レスコー、ショシャナ・フェルマン、ケント・ジョーンズ、サリフ・シセ、マチュー・アマルリック
2024年/88分/フランス/カラー/5.1ch/2.35:1/日本語字幕:福家龍一/英題:Filmlovers!

日本公開:2025年1月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
配給:アンプラグド
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ
公式サイト
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