パルムドール受賞『ANORA アノーラ』日本版本予告&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
第77回カンヌ国際映画祭で最高賞にあたるパルムドールを受賞したショーン・ベイカー監督最新作『ANORA アノーラ』の日本版本予告とポスタービジュアルが解禁されました。
NYでストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラ。職場のクラブで運命的な出会いを果たしたロシア人の御曹司イヴァンの契約彼女となり、『プリティ・ウーマン』ばりに買い物をし、ラスベガスで豪遊。ついには結婚式を挙げ、高価な結婚指輪も手に入れ、トントン拍子にことが運んでいたところ、結婚を無効にしようと二人の男が訪れ、雲行きは怪しくなっていく──。
監督のショーン・ベイカーは、多くの国際映画祭で喝采を浴びた『タンジェリン』(15年)、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(17年)など、幾度となくアメリカ社会の「声なき声」をすくいあげ、丁寧かつユーモラスに描写してきた名匠。そんなベイカーが最新作で描いたのは、自らの幸せを勝ち取ろうと全力で奮闘する、ロシア系アメリカ人の若きストリップダンサーの等身大の生きざま。ニューヨークを舞台に、身分違いの恋という古典的なシンデレラストーリーを21世紀風にリアルに映し出した本作は、同監督作品史上最もエンターテイメント性が高く、清濁合わせ呑む人間らしさに溢れています。
主人公のアノーラ役を演じた新星マイキー・マディソンは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)と『スクリーム』(22)での演技を見たベイカー監督が、マディソンをこの役に抜擢。監督の期待に見事に応え、批評家から大絶賛を浴びているマディソンは、本年度の賞レースで注目の的となっています。
アノーラに夢中になるロシア新興財閥のお調子者の息子イヴァン役には、“ロシアのティモシー・シャラメ”の愛称で親しまれるマーク・エイデルシュテイン。さらに、『コンパートメントNo.6』で強烈な印象を残し、数々の賞を受賞したユーリー・ボリソフも2人の結婚を阻止しようとする男の一人を好演しています。
アメリカで10月18日から6館で先行公開され、1館あたりの興行収入が9万ドルを超える、今年公開作の週末館アベレージNo.1を記録。その後評判が広がり、現在では北米1500館で拡大公開されています。
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『ANORA アノーラ』(原題:Anora)
NYでストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司、イヴァンと出会う。彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5千ドルで“契約彼女”になったアニー。パーティーにショッピング、贅沢三昧の日々を過ごした二人は休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚!幸せ絶頂の二人だったが、息子が娼婦と結婚したと噂を聞いたロシアの両親は猛反対。結婚を阻止すべく、屈強な男たちを息子の邸宅へと送り込む。ほどなくして、イヴァンの両親がロシアから到着。空から舞い降りてきた厳しい現実を前に、アニーの物語の第二章が幕を開ける──。
監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
製作:ショーン・ベイカー、アレックス・ココ、サマンサ・クァン
出演:マイキー・マディソン、マーク・エイデルシュテイン、ユーラ・ボリゾフ、カレン・カラグリアン、ヴァチェ・トヴマシアン
2024年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/138分/英語・ロシア語
日本公開:2025年2月28日(金)新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
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