『リトル・ワンダーズ』10月25日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
第76回カンヌ国際映画祭監督週間に選出された『Riddle of Fire』が、邦題を『リトル・ワンダーズ』として10月25日(金)より全国公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
パイを手に入れる冒険に出た悪ガキ3人組が、ひょんなことから謎の魔女集団に遭遇。仲間に加わった魔女の娘と共に“悪い大人”に立ち向かうことになりますが、簡単に見えたクエストはヤバい事態に──。
少年たちの冒険と成長を描いた『グーニーズ』、姉弟で力を合わせて世界を救う『スパイ・キッズ』、ローティーンのシニカルな視点で描く『ムーンライズ・キングダム』、世間に自我を通そうと暴れまわる『ロッタちゃん』シリーズ。そんな“こどもが主役の名作映画”に新しく仲間入りした本作は、RPGゲームの様な冒険物語ながらも、“おとぎ話” “西部劇” “ケイパームービー” “フォーク・ホラー” などのジャンルがミックスされたネオアドベンチャー。「究極のこども映画を作りたい」という発想と、監督自身が子どもの頃に好きだったスパイごっこやボードゲームの延長線上にある作品として創り上げられました。
監督を務めたウェストン・ラズーリは、カリフォルニア美術大学でグラフィックデザインやファッションデザイン等を学んだ後に、映画製作を始めたマルチな才能を持ち合わせる新星。
カンヌでのワールドプレミアに続き、第48回トロント国際映画祭ではミッドナイト・マッドネス部門のクロージング作品に選出。16mmフィルムでの撮影や美術を駆使した“レトロフューチャーな世界観”の作り込みと“魅力的なキャラクター”の愛くるしさは、長編デビュー作とは思えないほどの完成度で、各国の映画祭を魅了しました。
以下、コメントが到着しています。
ウェストン・ラズーリ(監督)
誰もが「この世界に住みたい」、「彼らの一員になりたい」と思うような世界観をもつ、究極の子ども映画を作りたかったんです。物語の出発点には、私が子どもの頃に好きだったスパイごっこやボードゲームがあります。特に後者に関しては、よく遊んでいた年代物のボードゲームが、シンプルながら絵やデザインが凝った物で、子どもながらにとても魅力を感じました。その一方で「ジュマンジ」のような雰囲気もあって、一度ゲームを始めたら、ゴールするまで終わらない呪いのような引力もあります。まさにそんな映画を作りたかったので、本作の世界観に影響しています。また、自分が育ったユタ州で撮影できたのも、子どもの頃を思い起こしながら創作できた理由の一つで、劇中に出てくるスーパーマーケットは、実際に私が子どもの頃によく通っていたお店です。
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『リトル・ワンダーズ』(原題:Riddle of Fire)
悪ガキ3人組“不死身のワニ団”のアリス(フィービー・フェロ)、ヘイゼル(チャーリー・ストーバー)、ジョディ(スカイラー・ピーターズ)は大の仲良し。ある日、ゲームで遊ぶ代わりとして、ママの大好きなブルーベリーパイを手に入れに行くが、必要な卵を謎の男(チャールズ・ハルフォード)に横取りされる。奪い返すために男を追いかけた3人は、魔女(リオ・ティプトン)率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しい企みに巻き込まれてしまう。森で出会った、魔女の娘ペタル(ローレライ・モート)を仲間に、悪い大人に立ち向かう4人。果たしてこどもたちの運命は?無事にパイを手に入れ、ゲームをプレイできるのか──。
脚本・監督・製作:ウェストン・ラズーリ
出演:リオ・ティプトン、チャールズ・ハルフォード、スカイラー・ピーターズ、フィービー・フェロ、ローレライ・モート、チャーリー・ストーバー
2023年/アメリカ/5.1ch/シネマスコープ/英語/114 分/字幕翻訳:髙橋彩/PG12
日本公開:2024年10⽉25⽇(⾦)より新宿武蔵野館ほか全国公開
配給:クロックワークス
公式サイト
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