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2024.04.30 12:00

グー・シャオガン監督『西湖畔に生きる』9月27日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

中国の人気俳優ウー・レイを主演に迎えたグー・シャオガン監督の山水映画第二弾『Dwelling by the West Lake』(英題) が、邦題を『西湖畔に生きる』として9月27日(金)より全国順次公開されることが決定しましました。

前作『春江水暖〜しゅんこうすいだん』同様、舞台は中国・杭州市。世界遺産であり、最高峰の中国茶・龍井茶の生産地としても有名な西湖(せいこ)のほとりに暮らす母(ジアン・チンチン)と息子(ウー・レイ)が主人公。母が働いていた天上のように美しい茶畑と、あるきっかけから堕ちてしまうマルチ商法の地獄。息子は母をなんとか救い出そうとしますが──。

前作では絵巻物を横に開いていくような山水画にインスパイアされた表現で、市井の人々の人生をスクリーンに映し出したグー・シャオガン監督。仏教の故事で、釈迦の十大弟子のひとりである目連が地獄に堕ちた母親を救う「目連救母」にインスパイアされた今作では、天上から地獄へ、縦に降下上昇するような、大胆で新しい表現にチャレンジしました。

メイキング風景

前作では監督自らの親戚と無名の俳優たちが出演しましたが、今作ではドラマ・映画で大人気の若手ウー・レイ(『長歌行』『愛なんて、ただそれだけのこと』)と、かつて資生堂のイメージキャラクターにも起用されたジアン・チンチン(『清越坊の女たち~当家主母~』)を主演に起用。音楽を『花様年華』(ウォン・カーウァイ監督)、『陰陽師』(滝田洋二郎監督)などで有名な日本の梅林茂が手がけています。

第36回東京国際映画祭コンペティション部門に選出され、第17回アジア・フィルム・アワードではジアン・チンチンが主演女優賞を受賞したほか、監督賞と音楽賞にノミネートされました。

中国では清明節の映画シーズンを控えた4月3日に公開され、『君たちはどう生きるか』など名だたる大作映画に続く4位にランクイン。最終興収24億円が期待される大ヒットスタートを切りました。

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『西湖畔に生きる』(英題:Dwelling by the West Lake)

監督:グー・シャオガン
撮影監督:グオ・ダーミン
音楽:梅林茂
出演:ウー・レイ、ジアン・チンチン、チェン・ジエンビン、ワン・ジアジア
2023年/中国映画/118分/原題:草木人間

日本公開:2024年9月27日(金)新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:ムヴィオラ、面白映画
公式サイト
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