江口のりこ主演『愛に乱暴』特報＆ティザービジュアル2種が解禁！

Fan's Voice Staff

愛のエゴと献身、孤独と欲望の果ての暴走を江口のりこ主演で描くヒューマンサスペンス『愛に乱暴』の特報映像とティザービジュアル2種が解禁されました。

桃子（江口のりこ）が夕暮れ時に一人鼻歌を歌いながら線路沿いを歩く様子を切り取った特報（口ずさんでいるのは、エリック・サティの有名曲「ジュ・トゥ・ヴ～あなたが欲しい～」）。電車が通過する轟音にかき消されるまいと、桃子の鼻歌は徐々に叫びのように大きくなっていきます。わずか20秒の映像ながら、江口の存在感と “桃子”という狂気をはらんだキャラクターを強烈に印象付ける映像となっています。

桃子の日常を捉えたWEB限定のティザービジュアルは、ゴミ捨て場のふとした瞬間の姿と、裏庭で慈しむようにスイカを抱える姿の2種。これから桃子に降りかかる事件を予感させる、不穏な空気漂うミステリアスなビジュアルとなっています（フライヤー化は1種類のみ）。

監督を務めたのは、CMディレクターとして国内外の広告賞を席巻後、初の映画長編作『おじいちゃん、死んじゃったって。』（17年）で第39回ヨコハマ映画祭森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞、ほか『さんかく窓の外側は夜』（21年）を手掛けた森ガキ侑大。

原作は、数々の権威ある文学賞を受賞し、「悪人」「さよなら渓谷」「怒り」など多くのベストセラーが映画化されてきた吉田修一が、愛が孕むいびつな衝動と暴走を描いた同名小説。

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『愛に乱暴』

夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、義母から受ける微量のストレスや夫の無関心を振り払うように、センスのある装い、手の込んだ献立などいわゆる「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、失踪した愛猫、度々表示される不気味な不倫アカウント。桃子の平穏な日常は、少しずつ乱れ始める。

出演：江口のりこ、小泉孝太郎、馬場ふみか、水間ロン、青木柚、斉藤陽一郎、梅沢昌代、西本竜樹、堀井新太、岩瀬亮、風吹ジュン
原作：吉田修一「愛に乱暴」（新潮文庫刊）
監督・脚本：森ガキ侑大
脚本：山﨑佐保子、鈴木史子
音楽：岩代太郎　
製作幹事：東京テアトル、読売テレビ
制作プロダクション：ドラゴンロケット