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2022.12.10 21:30

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ジャパンプレミア開催!ジェームズ・キャメロン監督ら来日ゲスト6名が登場!

  • Fan's Voice Staff

映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』の続編となるシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のジャパンプレミアがTOHOシネマズ 日比谷で12月10日(土)夕刻より開催され、ジェームズ・キャメロン監督、主演サム・ワーシントンら来日ゲスト6名が“ブルーカーペット”イベントと舞台挨拶に登壇しました。

来日することを誰よりも楽しみにしていた親日家のキャメロン監督。本作の舞台となる“海”にちなんでTOHOシネマズのロビーに敷かれた青色のカーペットに登場し、「先日のワールドプレミアから、世界中の方々から反響をいただいているので、とても嬉しい」とコメント。ジェイク役を務めた主演のサム・ワーシントンは「日本のファンが相変わらず熱狂的で最高の気分です。僕が演じたジェイクは新たに家族も増えて、精神的に大人になっています。でも、どこか無鉄砲なところは変わっていませんね(笑)」、ジェイクを支える妻・ネイティリ役のゾーイ・サルダナは「素晴らしい日本の文化にはずっと興味がありました。日本の映画、ファッション、文化、食事からとても影響を受けています。(日本語で)ありがとうございました!」

物語の鍵を握る14歳の少女・キリ役を務めたシガニー・ウィーバーは「前作もかなり熱狂的なファンがいたけど、今回はもっと熱いファンが多いみたいですね。本作をとても誇りに思います。演じるときに自身の14歳を思い返したり、10歳〜14歳の子どもたちを観察しました。完成版のキリがとても楽しそうに動いていたので、最高の気分でした」、再びジェイクらの前に立ちはだかるクオリッチ役のスティーヴン・ラングは「今回はほとんどがパフォーマンスキャプチャーでの撮影だったので大変でした。特に水の中での撮影でしたし。結果的には、完成版最高のものに仕上がっていたのでとても満足しています」と感慨深げに語りました。

その後行われた舞台挨拶では、身近なところでキャメロン監督を支えたプロデューサーのジョン・ランドーがまず登場。「この映画で皆さんを、映画館での体験がいかに特別なものであるかを思い出させるような旅にお連れしたいと思います。皆さんを別世界に誘い、願わくば皆さんの心の琴線にも触れるものであってほしいと思っています。しかし、どんな映画でもその中心にあるのは、皆さんに感情移入していただけるキャラクターを演じる俳優たちです。そのキャストたちをお呼びしたいと思います」と語り、続いて各キャストとキャメロン監督を呼び込みました。

一同を代表してキャメロン監督が「日本でのプレミア上映のために東京に来ることができ、とても感慨深いものがあります。私たちが5年間かけて制作した新作を、ファンの皆さんに観ていただけるのが楽しみです。(前作から)13年経っているのは知っていますが、映画を作るのに13年かかったわけではありません。5年かかりましたが、それでも長い時間です」と挨拶しつつ、「この場にいる素晴らしい方々たちと一緒に仕事ができたのは、本当に光栄で嬉しいことでした、映画の中では誰も人間を演じていませんがね(笑)」と会場の笑いを誘いました。

さらにキャメロン監督は、「観客の中には若い人がたくさんいますね。1作目を劇場で観たことがない方もいらっしゃるかもしれません。これは皆さんにとって本当に特別な機会ですので、ぜひ楽しんでください」とメッセージを送り、「あとは実際に映画を観るだけです。今夜はお招きいただきありがとうございました。私の左右にいる素晴らしい人たちに大きな拍手をお願いします」と、舞台挨拶を締めくくりました。

ゾーイ・サルダナは入場時からしきりに客席後方を指差し笑顔をみせていましたが、会場には家族が駆け付けたようで、退場時には「私のファミリーにも感謝したいです。映画を楽しんでいってね!」と笑顔で語りかけました。

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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(原題:Avatar: The Way of Water)

監督・製作・脚本/ジェームズ・キャメロン
製作/ジョン・ランドー
出演/サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー 他

日本公開/2022年12月16日(金)全国劇場公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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