ナンニ・モレッティ監督『3つの鍵』日本版予告編が解禁!
- Fan's Voice Staff
第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたイタリアの巨匠ナンニ・モレッティ監督最新作『3つの鍵』の日本版予告編が解禁されました。
ローマの高級住宅街のアパートに暮らす、3つの家族。ある夜、アパートに車が衝突し女性が亡くなったことから、幸せな家族らの日常に歪みが生じ始めます。車を運転していたのは、3階に暮らす一家の息子アンドレア(アレッサンドロ・スペルドゥティ)。犯罪者となった息子のことでヴィットリオ(ナンニ・モレッティ)とドーラ(マルゲリータ・ブイ)夫妻は苦しむ一方、事故で仕事場が崩壊した1階のルーチョ(リッカルド・スカマルチョ)とサラ(エレナ・リエッティ)夫妻は、娘を隣の老紳士レナード(パオロ・グラツィオージ)に預けます。ところが、レナードは壊れているという娘の言葉に耳を傾けずにいたために、二人は行方不明に。公園で無事発見されるものの、ルーチョはレナードが娘に危害を加えたと疑い、「娘に何をした」と掴みかかります。2階のモニカ(アルバ・ロルヴァケル)は、夫が不在でひとり育児をする孤独を吐露。部屋に現れる不吉なカラスを見つめ、怯えています。
あの日、どこで道を見失ったのか…。「夫か息子かの選択を強いるなんてむごすぎる、でも私は選んだ」と力強く宣言する3階のドーラ。アルゼンチンタンゴを踊る人々を、アパートの門の前で見守る3つの家族。それぞれの選択がもたらす運命の行方、そして苦しみの末に、人生を切り開いていく未来を予感させる予告編となっています。

キャストには、『夫婦の危機』からモレッティ作品の常連マルゲリータ・ブイ、『あしたのパスタはアルデンテ』のリッカルド・スカマルチョ、『幸福なラザロ』のアルバ・ロルヴァケルら、イタリア映画界を牽引する演技派俳優たちが名を連ね、リアリティを出すためと監督が語る抑制された演技で濃密な時間を生み出しました。

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された本作。監督賞受賞の『親愛なる日記』、最高賞パルムドール受賞の『息子の部屋』に続き、モレッティ監督にとっては7作連続でのコンペ選出となり、「ストーリーテリングの気迫と演出の巧みな技」と称賛されました。
以下、カンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーよりコメントが到着しています。
ティエリー・フレモー(カンヌ国際映画祭総代表)
ナンニ・モレッティは存命する最も偉大な映画監督のひとりであり、俳優・作家・詩人でもある。全力で戦う方法を知っている、敗北を恐れないアーティストだ。
==

『3つの鍵』(原題:Tre piani)
ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。運転していたのは3階に住む裁判官夫婦の息子アンドレアだった。2階のモニカは夫が長期出張中のため一人で出産のため病院に向かう最中で、1階の夫婦は仕事場が崩壊したので娘を朝まで向かいの老人に預けることにした。小さな選択の過ちが、予想もしなかった家族の不和を引き起こし、彼らを次第に追い詰めていくが──。
監督・脚本/ナンニ・モレッティ
原作/エシュコル・ネヴォ
出演/マルゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ、アルバ・ロルヴァケル、ナンニ・モレッティ
2021年/119分/イタリア・フランス映画/ 字幕:関口英子/英題:Three Floors
日本公開/2022年9月16日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、UPLINK吉祥寺ほか全国ロードショー
後援/イタリア大使館
特別協力/イタリア文化会館
配給/チャイルド・フィルム
公式サイト
© 2021 Sacher Film Fandango Le Pacte







