【東京コミコン2017】初日からフルスロットル!スタン・リー、マッツ・ミケルセンらがステージに登場
- T&Bear
12月1日(金)、待ちに待った第2回東京コミコンが開幕しました!去年より会場も広く、出展ブースの数も増えているとのこと。期待できそうです!
尺八奏者、き乃はち氏による圧巻のライブ演奏に続いて、オープニングステージには豪華な顔ぶれが揃いました。
東京コミコン実行委員会 名誉会長山東昭子参議院議員、胸組光昭実行委員長、アメリカ大使館広報文化交流担当マルゴ・キャリントン公使に続き、名誉親善大使スタン・リー、名誉親善大使にしてアメコミ界の重鎮スタン・リー、名誉顧問スティーヴ・ウォズニアック、そして俳優のカール・アーバン(『スター・トレック』シリーズ レナード・マッコイ役)、ネイサン・フィリオン(『キャッスル〜ミステリー作家は事件がお好き』リチャード・キャッスル役)、マイケル・ルーカー(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ヨンドゥ役)、福原かれん(『スーサイド・スクワッド』カタナ役)、 名誉親善大使竹内涼真が登場しました。
スタン・リー、ウォズニアック両氏からは挨拶がありました。
リー「東京コミコンは世界一のコミコンのひとつだと思うよ。エクセルシオール (Excelsior)!」
ウォズニアック「みなさんには是非各ブースをまわっていただいき、特にアートワークに注目していただいて多くのインスピレーションを受けて欲しいです。コミコンでは、誰もがなりたいものになれます。私同様、皆さんにも是非今回のショーを楽しんでいただければと思います。スタン・リーの隣に立つことが出来て、大変な名誉だと思っています」
竹内「皆さん、アメコミ盛り上げませんか?僕はいつかアメコミが大好きで、いつかアメコミ映画に出るのが夢です。楽しんでいってください」
ゲストの方々による鏡開きが行われ、マイケル・ルーカー、ネイサン・フィリオン、カール・アーバンのはしゃいでいる様子もみられました!
豪華ゲストによる鏡開きで盛大に幕を開けた今年の東京コミコン。初日は平日にも関わらず朝から会場前には多くの人が並び、12時にオープンするや会場はあっという間に人で埋め尽くされ、行列ができるブースも数多く見かけられました。フードコートでは、なんとマイケル・ルーカーが突然現れ、ちゃんこ鍋を堪能する様子も見られましたよ!
メイン・ステージでも次々にイベントが開催
SCREEN のステージでは、杉山すぴ豊さんのトークショーが開催。来年公開が控えているアメコミ系映画の紹介され、すぴさん流の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の考察が披露されました。
6つあると言われるインフィニティ・ストーンが話題に上がり、それぞれのストーンの頭文字が“THANOS(サノス)”を示していると言うことで、次に登場するインフィニティ・ストーンの場所は『マイティ・ソー』シリーズのヘイムダル、または『ブラック・パンサー』でワカンダ王国に登場するであろう“ハート型のハーブ (Heart-Shaped Herb)”ではないか!?という予測。さて、どうなるか公開が楽しみです!
来日ゲストトークイベント
先ほどに引き続き、オタク代表としてまずすぴさんがステージに登場!そして、ステージ上に現れたのは、なんとマッツ・ミケルセン、ネイサン・フィリオン、カール・アーバン、福原かれんの4名!! 豪華な顔ぶれに会場からも大歓声が上がりました。
ミケルセン「もう3回も東京に来ているんですが、今までコミコンに参加したことはありませんでした。本当に素晴らしいし、美しいし、規律よく組織立った形でやっていて、また大勢の方が参加されて本当に良かったと思っています」
フィリオン「僕は最高の席に座っているよ。『スター・ウォーズ』、『スター・トレック』、『スーサイド・スクワッド』に囲まれて、すっかりオタク気分で楽しいです」
アーバン「アリガトウ!素晴らしいよ。今日仕事サボって来た人はどれくらいいるの(客席に挙手する人を見つけてとても嬉しそう)? 2009年の『スター・トレック』のプレミア以来久しぶりに来たんですけど、ここは本当に良いと思いますし、招いていただいて本当に嬉しいです」
カールの座っている椅子が急に低くなったのをきっかけに「突然椅子が下がるゲームが始まりましたね」とMCが言うと、マッツが椅子から降りてステージに座り込み、それを見たカールがステージに寝そべり、更にそれを見たマッツがステージから降りて客席の目の前まで来るという、低い方が勝ちゲームが突如として始まり会場を沸かせました!
福原「こんなに大勢の方に来ていただけるなんて思っていなかったので、すごく嬉しいです。今回3日間参加させていただくので、お会い出来るのを楽しみにしています。」
日本の印象は?という質問に、みなさん口を揃えて「大好き」、「素晴らしい」とおっしゃっていて、マッツからは昨日行ったレストランで”乾杯”と何回も言われてお酒を飲みながら食事を楽しんだというエピソードを、カールからは前回日本に来た時”平和”だと思って覚えた漢字が実は”屋根”だったというエピソードを聞くことができ、日本愛が感じられました!
続いて、すぴさんからの質問です。
すぴ「マッツさん、アメコミ、ブルース・リーがお好きと存じてるんですが、スーパーヒーローものの魅力って何だと思いますか?」
ミケルセン「シンプルな答えは、スーパーヒーローはスーパーパワーを持っているってことかな。私は子供の頃アメコミとか映画などを観て、素晴らしいと思っていました。現実から逃れることができる、想像の世界に入れる。たとえば空を飛ぶことができるとか、ものすごく強くなったとか、透明になったとか想像することができて大好きでした。私も透明になりたいと思ったこともありました。スーパーヒーローは子供にとって魅力的なだけでなく、大人にも何かアピールする要素があると思います。スーパーヒーローは演じたことなくて、スーパーヴィランしか演じたことないんですけどね(笑)」
すぴ「マッツさんいつも死んじゃう役が多かったと思うんで、ハンニバルだけは生きていて欲しいなと思います」
ミケルセン「そんなことは絶対にないと思います。彼は不滅です。ちゃんと契約の中にもそうやって入れてもらいました(笑)」
すぴ「ネイサンさんは僕にとって『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』です。またSFヒーロードラマとか映画に出ていただけないでしょうか?」
フィリオン「そう期待したいところです。残念ながら私が決められることではないんですが、もし決められるんだったら是非出たいと思っています。みなさまの中にそう言った話があったら、是非誘ってください」
すぴ「あらゆるジャンルの映画に出てらっしゃっているので、こういうコミコンにも呼ばれてると思うんですけど、そんなアーバンさんから見て東京コミコンはどうですか?」
アーバン「私は舞台出身なんですが、舞台はすぐにお客さんの反応が分かる、評価していただいているのか、そうでないのかはすぐ分かるんです。映画だと、こういうイベントに参加して初めて自分が参加しているプロジェクトは人気があるのかないのかが分かるので、皆さんに会えるのは本当に嬉しいです。このイベントが特別なものになっているのも、みなさんのおかげです」
すぴ「カタナは女性や日本人に勇気を与えてくれたと思うんですが、アメコミ映画に出たいと思っている人に何かアドバイスはありますか?」
福原「『スーサイド・スクワッド』に日本人のキャラクターとして、しかもスーパーヒーローものに出るというのはアジア人の役者では滅多にないことなんですね。それで私はじめての映画だったので、本当にラッキーで神様に毎日感謝してるんですけど。こんな私からアドバイス…夢を捨てないことです。アジア人だから日本人だからと自分にリミットをつけず、夢を掴んでください」
最後にメッセージ
ミケルセン「最後のメッセージって言ったらこれで終わりみたいだよね。明日、日曜も戻って来るよ。これを素晴らしいイベントにして、毎年開かれるようにして欲しいと思っています」
フィリオン「カールが言ったことの繰り返しになるんだけど、皆さんとお会いするのを楽しみに生きていて、こういうコミコンは繋がりを作る素晴らしいイベントだと思います。もし皆さんがアメリカにお越しになられるなら、私も何かコンベンションを開きたいと思っています」
カール・アーバンの最後のメッセージは『スター・トレック』の有名なエンディングのナレーションでした!
福原「今日『スーサイド・スクワッド』のコスプレで来てる方がいたんですけど、ファンの方にお会いしたり、コスプレ見たりするのが私は大好きなので明日もぜひやってきてください!」
豪華なゲストが登壇するステージイベントや、ブース、そしてショップなどの様々なコンテンツで初日から盛り上がる東京コミコン。12月3日(日)までの開催で、まだまだ始まったばかり。週末で多くの来場者が予想される2日目・3日目はさらなる盛況を期待しましょう!