『マティアス&マキシム』新メイキング写真4点が解禁!グザヴィエ・ドランが実生活の仲間たちと描きたかった友情とは?
- Fan's Voice Staff
グザヴィエ・ドラン監督最新作『マティアス&マキシム』の新メイキング写真4点が解禁!ドランが仲間たちと描きたかった“友情”を語るコメントが到着しました。
これまでのドラン作品にはなかった“友情”や“青春”といった面も持ち合わせている『マティアス&マキシム』。その“友情”の描き方にも、ドランらしい繊細さが詰まっています。つかず離れずの絶妙な関係性や、一人一人のキャラクターがとても自然でリアルなのは、ドランが演じるマキシムの友達役を、実生活における仲間たちが演じているから。
6年ぶりに自身の監督作に出演し、故郷モントリオールで撮影を行った本作がどのような意味で特別なのか、ドランは次のように語っています。
「友達役の全員が本当の仲間なんだ。僕はこれまで友達、仲間をメインにした映画を作ったことがなかったし、それなりに友達はいたけど、彼らのような仲間はいなかった。20代後半になって仲間ができて、それは映画よりも仕事よりも何よりも大きな僕の目標となった。そして彼らが僕の人生とライフスタイルを変えた。それと共に、僕は彼らにアイデンティティとセクシャリティに関して自問してほしいと思った。自分自身を探って見つけようとするのが20代前半ならば、20代後半になれば自分自身のことをもっと理解できているはずだから。強く同性に惹かれたとき、どうするか、ということを」
ドランは、友情を描くうえでインスパイアされた作品に『今を生きる』や『再会の時』などを挙げ、特に『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で描かれている友情は「非常に重要な意味を持っていると思う。みんな常に傷つけ合っているけど、同時にお互いを守ってもいるんだ」と語っています。
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『マティアス&マキシム』(原題:Matthias & Maxime)
たった一度の偶然のキス。そして溢れ出す、友達以上の想い。
マティアスとマキシムは30歳で幼馴染。友人が撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになった二人は、その偶然のキスをきっかけに秘めていた互いへの気持ちに気づき始める。美しい婚約者のいるマティアスは、親友に芽生えた感情に戸惑いを隠せない。一方、マキシムは友情が壊れてしまうことを恐れ、想いを告げずにオーストラリアへと旅立つ準備をしていた。迫る別れの日を目前に、二人は抑えることのできない本当の想いを確かめようとするのだが──。
監督・脚本/グザヴィエ・ドラン
出演/ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス、グザヴィエ・ドラン、ピア・リュック・ファンク、ハリス・ディキンソン、アンヌ・ドルヴァル
2019年/カナダ/120分/ビスタ/5.1ch
日本公開/2020年9月25日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
提供・配給/ファントム・フィルム
公式サイト
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