『アナと雪の女王2』来日スペシャルイベント開催!監督、プロデューサーら制作陣5名と神田沙也加が登壇
- T&Bear
大ヒット映画『アナと雪の女王』の待望の最新作『アナと雪の女王2』日米同時公開前日の11月21日(木)、来日した制作陣を迎えたスペシャルイベントが開催されました。
登壇したのは、前作に続き監督を務めたクリス・バックとジェニファー・リー、プロデューサーのピーター・デル・ヴェッコ、音楽を手掛けたロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス。
ロバート・ロペス「東京に来るのは初めてで、本当に嬉しく思っています」
クリステン・アンダーソン=ロペス「こんにちは。日本に来れて本当に嬉しいです。前作の成功があったから、続編を作ることが出来ました。今作は日本のみなさまの情熱があってこそだと思っています。本当にありがとうございます」
ヴェッコ「この場を借りて、キャラクターたちに生命を吹き込んでくださった日本語版キャストの方々にありがとうと申し上げさせてください」
バック監督「日本に来るのは(前作のプロモーション以来)6年ぶりです。前回来日した際、『アナと雪の女王』が日本のみなさんに受け入れてもらえるどうか、不安でした。しかしそれは杞憂で、みなさんが作品を愛してくださたのでとても嬉しかったです。だからもう一度、お礼を言わせてください。ありがとうございます」
リー監督「前作のプロモーションで来日して以来、東京は私のお気に入りの街になりました。日本のみなさんがこの作品とこの姉妹、そして物語を愛してくださったことは、私たちにとってとても大きな意味がありました。みなさんの愛に値するだけの作品になればと、心から願っています」
日本版キャストからアナ役の声を担当した神田沙也加が登壇し、製作陣と約6年ぶりに再会しました。
神田「光栄な気持ち、感謝の気持ち、興奮する気持ちいっぱいにこの場に来ました。みなさんのお話を聞いていたら、すごく胸がいっぱいになりました。前作でアナ役を任せていただいた時、クリエイターのみなさんの愛情がたくさん詰まったアナというキャラクターを、日本のみなさんに愛されるよう、使命感を持って演じたつもりです。今日は私しか日本人キャストはいないのですが、前作から引き継いだキャストはきっと同じ思いだと思います。今作から参加されたキャストも一丸となって、公開に向けて作品づくりが出来たのではないかなと思っています。私にとっては本当に大切な作品、大切な役なので、この場にいられることに感謝の気持ちしかありません」
今作の舞台がなぜ秋になったかという質問を受け、バック監督は「秋は変化の季節であり、1年の中でも成熟していく、大人になっていく。そんな気持ちになる季節だからです。キャラクターたちが大人へと成長していく段階を表現するのに、色彩なども含めて一番良いのではないかと思いました」と、今作に込めて思いを語りました。
リー監督は「アナとエルサはやっと一緒に、より親密になる時間を持つことが出来ています。アナはクリストフとの関係をゆっくり進めようとしています。それはハンスとの関係に早く飛び込み過ぎてしまったからなのかもしれません(笑)また、オラフは、アナとエルサの愛情を象徴したキャラクターですが、今回はちょっと大人に成長していきます。子供が大人になっていく過程で聞くような質問を、口にするようになっています。彼らの人生にも変化が訪れます。変化の夜明けから、この物語は始まります」と語りました。
『アナと雪の女王』が、自分にとってどんな存在なのか改めて問われた神田は「『アナと雪の女王』は間違いなく、私の人生の分岐点になりました。芝居や歌で、私の中で”アナ”というチャンネルが出来ました。すごく皆さんにアナというキャラクターが愛していただけていることを感じていて、そういう時に、アナでいられたことを、いつも誇りに、幸せに思いました。もう一人の自分が出来たような感覚です。すべてが変わりました」と、アナというキャラクターに対する思いの強さを語りました。
続いて今作の曲作りについて質問されたロペス夫妻は、「監督から、今回のテーマは変化・成熟・成長・魔法の森と聞いて、それを念頭に置いて曲作りに臨みました。今回の楽曲は、キャラクターの変容を表現しています。心がかき乱されるような曲もあれば、心躍るような曲もあり、そのすべてが詰まったような曲もあります」と製作秘話も披露。
同じ楽曲について質問された神田は「『ずっとかわらないもの』、『わたしにできること』の2曲を歌わせていただきました。この2曲を担当させていただいたことには、すごく繋がりがあると思っています。ずっと今の大切なものが変わらないで欲しいと思うことは全然悪いことではないと思うし、何か壁にぶつかった時、今できることは何だろうと考えて行動していくことで、大切な存在や世界を守っていく。そういうものでアナとエルサが成長していくことが描かれているので、すごく音楽とマッチしていると思っています」とコメント。
イベントではロペス夫妻によるピアノ演奏が日本初披露され、メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」をはじめ、『アナと雪の女王2』の魅力溢れる楽曲の数々が奏でられました。
演奏後、神田から来日ゲスト陣に秋の絵柄が施された帯が手渡されました。『アナと雪の女王2』のアナが、日本の帯がモチーフになった衣装を身に付けていることにちなんでのプレゼントでした。
イベントの最後には、会場全員で魔法をかけるという演出も。今作の舞台となる”秋”をイメージしたステージが、掛け声と共に冬へと姿を変えました。
公開を翌日に控え、期待と興奮に満ちたまま、イベントは幕を閉じました。
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『アナと雪の女王2』(原題:Frozen 2)
アレンデール王国を治めるエルサとアナの姉妹は、深い絆で結ばれ、幸せな日々を過ごしていた。だが、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”によって、姉妹は未知なる世界へと導かれる。それは、エルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす、驚くべき旅の始まりだった…。なぜエルサに力は与えられたのか?アナとエルサに加え、前作で大事な仲間となったクリストフとオラフと共に歩む先で待ち受ける冒険と明かされるすべての秘密とは一体……?
監督/クリス・バック、ジェニファー・リー
声の出演/クリステン・ベル、イディナ・メンゼル
全米公開:2019年11月22日
日本公開/2019年11月22日(金)全国公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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