ネッド役ジェイコブ・バタロン来日！『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』イベントに登場

Fan's Voice Staff

『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』のブルーレイ&DVDの発売に先立ち、ピーター・パーカー／スパイダーマンの親友として登場するネッド・リーズ役のジェイコブ・バタロンが来日！9月16日（月）に都内で大ヒット祈願イベントが開催されました。

バタロンはまず、「ずっと応援してくれて本当にありがとうございます。みなさんがいなければ、今ここに私はおりません。これからも素晴らしいスパイダーマンの映画を作っていきたいと思いますので、これからも観てくださいね」と挨拶し、Q&Aが開始。

──ネッド自身のラブストーリーも描かれましたが、どんな気持ちで演じましたか？
バタロン「本当に今回は楽しみました。『ホームカミング』に比べて、今回はいろいろな要素があったと思います。恋愛もその一つで、僕が映画でこうしたロマンスを演じるのは初めてだったのですが、（相手のベティ役を演じた）アンガーリーはすごく良い人で、ものすごくやりやすかったです」

──別れ際も大人だなという印象がありました。
バタロン「あんなに早く別れちゃうとは、面白いですよね。カワイイと思いました」

全世界興収においてソニー・ピクチャーズ史上No.1の特大ヒットを記録した本作。その快挙を祝して、特製だるまが贈呈されることに。それを聞いたバタロンは「ワオ、ありがとうございます。プレゼントをもらえるなんて思ってもみませんでした」と嬉しそう。

特製だるまを持って登場したのは、フリーアナウンサーの宇垣美里氏。

だるまをバタロンにプレゼントした後には、彼女からも質問が。

──アメリカを飛び出てヨーロッパ各国を回りましたが、撮影の思い出は？
バタロン「親友たちと旅行している気分で、すごく楽しかったです。ベネチア、プラハに行きましたし、ロンドンには2ヶ月半滞在しました。本当にクレイジーなたくさんの思い出があります」

──ネッドは一般人でありながらスパイダーマンの秘密を知っていて、彼を支えなければならないという、観ている人とスパイダーマンを繋げる重要な役だと思います。オファーが来た時はどんな気持ちでしたか？
バタロン「圧倒されたというか、まさかこんな大役をいただけると思っていませんでした。特にこんなに若いのに。本当に光栄ですし、今話されたファンとの繋ぎとなる役に、圧倒されている感じです」

──いろいろな国へ行って、フリータイムはあったのですか？
バタロン「結構フリータイムはあって、一緒にいろいろな街を探索したりしました。ゼンデイヤはあまり外に出たがらず、家にこもっていることが多かったので、僕が前もって計画を立てて彼女を連れ出すということが結構ありました。ヨーロッパは初めてだったので、一緒にいろいろなことを体験するという感じでした」

──リアル修学旅行ですね！
バタロン「まさにそうです」

続いて、ファンからの質問です。今回のイベントでは、事前にTwitter上で「#教えてジェイコブ君」のタグでファンからの質問が募集されました。

──実はアドリブだよというシーンがあれば教えてください。
バタロン「ほとんどのシーンは実はアドリブでした。飛行機の中のシーンも、ほとんどセリフがなかったというのもあって、その場でいろいろ指示を受けました。ほかのセリフがあるところも、結構アドリブが多かったです。観覧車のシーンでは、”ナイトモンキー”のほかにもいくつも名前の候補があったのですが、”ナイトモンキー”がいちばん面白かったので、これが使われました。ホテルの部屋でピーター、MJが一緒にいるところも、結構アドリブをたくさんやりました。使われなかったものは、DVDの特典映像できっと観られると思います」

──“椅子の男”としての心構えを教えてください。
バタロン「ネッドとして、ピーターが実際にどういう危険に晒されているかというのを、実際に見るまではわかっていないというのがあります。本当にネッドとしては、相棒としてピーターを助けて、危険から守りたいという気持ちはあります。もちろん秘密は守らなければなりませんし、ピーターが大丈夫なようにしたいという気持ちです」

──今回初来日ですが、どこへ行きましたか？
バタロン「昨日は秋葉原や渋谷、明治神宮、夕食には”権八”に行きました。たくさんショッピングをして、大好きな日本の洋服やおもちゃを買いました。ガンダムやドラゴンボールZのものをたくさん。オタクとしての夢のような体験でした」

──具体的にドラゴンボールのどんなものを？
バタロン「ちょっとレアかもしれませんが、超サイヤ人4のゴジータ。これは原作には登場しないキャラですが。それから、超サイヤ人3ゴテンクスを……」

通訳「私がちょっとついていけないです（笑）」

通訳も困るほどのマニアックな話になったところで、時間切れに。終わりにバタロンはファンに向けて、「みなさん、ファンでいてくれてありがとうございます。DVDの特典映像には、インタビューやメイキング、NG集や削除シーンが入っているので、とても面白いと思います」とメッセージを送りました。

フォトセッションの前には、スパイダーマンも登場し大ヒット祈願の鏡開きを行いました。