Report

2017.04.11 14:44

ファン熱狂!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ギャラクシー・カーペット・イベントレポート

  • ichigoma

「銀河の運命は彼らのノリに託された・・・!」

そんなキャッチコピーのもと、5月12日(金)に日本公開となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。アベンジャーズのヒーローたちとはまったく異なる、マーベル随一の“ヒーローらしくないヒーローチーム”の勇姿がまたスクリーンに戻ってくるのです!

で、公開を一ヶ月後に控えて、そのヒーローたちが銀河の果てから東京にやって来ました!それが4月10日(月)に開催された「ギャラクシー・カーペット・イベント」です。来日となるピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラット、ガモーラ役のゾーイ・サルダナ、ドラックス役のデイヴ・バウティスタ、そして我らがジェームズ・ガン監督と豪華な顔ぶれに日本のファンが震撼。ということで、その内容をレポートしていきたいと思います!

会場は新豊洲Brillia(ブリリア) ランニングスタジアム。耳馴染みの無い施設名だったので調べてみたところ、昨年12月にオープンしたばかりの60m陸上競技トラック(6レーン)がある長方形の全天候型のスポーツ施設のようです。

こちらが本日の会場です。

真横から見るとカマボコ型。そして早く着きすぎたので設営終わってない

受付では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のA5サイズの大判ポストカードをいただきました。そして受付近くでは、スター・ロードとロケット、ちょこんと乗ったベビー・グルートがお出迎え。

ポスター絵の大判ポストカード。このヒャッハーしてる感が最高

リミックス仕様の三人。ん?単位は”人”でいいの?

実は今日に向けてリミックス版のロケット衣装作っていたんですが、時間が間に合わずにやむなく断念。仕方ないのでブラックウィドウで参戦しました。いいんだ、いいんだ、ロケット衣装は別の機会に出すから…。ハロウィンとか東京コミコンとか。

今回のコスプレ参加者は、やはりガーディアンズ組が多かったですね。スター・ロードはもちろんのこと、ガモーラにドラックスにロケットにグルート、サノスにリミックスから参戦は新キャラのマンティス、そして意表を突かれたのが前作でコレクターのお店で働いていた赤い肌の異星人カリーナちゃん達!

ガーディアンズ組以外も負けてはおらず、アイアンマンにキャップにソー、ハルク、スパイディ、ウィンターソルジャーにホークアイ、マキシモフ姉弟、ペギー・カーターなどなどと大賑わい。

会場内レイアウトはこんな感じでした。

Powerpointでセコセコお絵かき。カラーセンスはコレクターさんにボッシュートされました

真ん中にカーペットを置いて、両脇にプレスエリアとファンエリア、ステージを配置した形ですね。通常のレッドカーペット・イベントではカーペットの色は赤ですが、本イベントでは青でした。

ちなみにガーディアンズ組のコスプレ参加者はステージ前のファンエリアに。レイアウト図に、私がいた位置もマークしたのでご察し頂けると嬉しいのですが、ここからステージは全く見えません(汗)

プレスエリアには、日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパ、アジアのメディアがずらし。実際、プレス向けのタイムスケジュール案内は、日本語と英語でアナウンスされるなどグローバルな雰囲気。さすがは世界最速のプロモーションイベント、全世界が注目してるんだなと、肌でひしひしと感じました。

プレスの皆様もお疲れ様です。

くまだまさしも来ていた

突然ですが、白状しますと、こういった映画のカーペットイベントに参加する事自体が今回が初めて。ギリギリまで衣装作りでテンパッてたのもあり、「カーペット・イベント=サイン貰えるかもしれないイベント」という考えがすっぽりと頭から抜け落ちていました。が、受付時にいただいたカードと持参した油性マーカーを握り締めて、待機する事にしました。参加者の中にはサインをもらいやすいようバインダーやクリアファイルを下に敷いてる方もいらっしゃって、なるほどなるほどと。勉強になります。

そうこうしている内に時刻もイベント開始時間となり、照明とBGMが変わって会場内の雰囲気が一挙にイベントモードに!さあ来るぞ来るぞ、いつでも来い!

まずは日本語版吹替えキャストが登場!スター・ロード役の山寺宏一さん、マンティス役の秋元才加さん、ロケット役の加藤浩次さん、ベビー・グルート役の遠藤憲一さんが登場。日本語キャストもほぼフルメンバーじゃないですかやだー!

そして、マーベル社の副社長であるC.B.セブルスキー氏の名前がコールされました!先月開催されたマーベル展のプレビューイベントをはじめ、東京コミコン等のイベントにも精力的に顔を出している氏ですが、やっぱり今日もいらっしゃってた。

みんな大好き、もちもちC.B.セブルスキー

おっしゃー!無事にC.B.のサインゲットしたどー!本イベントで初・ゲット!!

そうそう、私と一緒にコスプレ組で参加されてた方は東京コミコンで入れて貰ったというスタン・リー氏のサインが中央に入ったアイアンマンのバインダーをC.B.に差し出しましたが、御大のサインを目にして氏が「コレニハサイン、イレラレナイヨ!」と一瞬引いたのが面白かったです。副社長でもビビるとか、マーベル社におけるスタン・リー氏の偉大さよ…。結局、サインはされていたようですが、隅っこにちまっと入れられてる所に胸キュン。

取材を受けてる4人組。加藤さんと山ちゃんの掛け合いが楽しそう

日本語キャストのみなさまが、4人揃っての集合写真を撮ったあとで一旦退場。んじゃこちらは近づいてくるキャストの姿と歓声に心躍らせながら待機するとします!

本日のメインイベント開始

ききき、キターーーーーーー!!!!監督にゾーイにクリプラ、写真には入ってませんがデイヴ兄貴!会場内のボルテージがドカンと高まった一瞬です!

この日のカーペット上は、キャスト、スタッフ入り混じり大混雑していたので、私は大体こんな感じで探してました。

ジェームズ・ガン監督
→メガネで頭がツンツンしてる

デイヴ・バウティスタ
→坊主姿。アウトラインが山のように大きい。でかい。肩幅ゴツイ。

ゾーイ・サルダナ
→黒のドレス姿。紅一点だから探しやすい

クリス・プラット
→ブルーのスーツで丸みのあるプチマッチョ

スーツ姿だったクリプラが一番探しづらかったです。逆に見つけやすかったのがガン監督。どこにいても一発捕捉できるツンツン頭、本当にありがとうございます。

カメラに囲まれながら最初にこっちにやってきたのはスパンコールが眩い黒のドレスをまとったゾーイ・サルダナ。呼び声と共にずらっと差し出されたカード類に優雅にサインをされていました。ファンから渡されたガモーラのツムツムぬいぐるみを手に写真撮影に応じて様子も。すごく羨ましい。ゾーイ、ゾーイ!ぷりーずしゃいーん!気分は親に餌アピールをするヒナ鳥。

麗しきゾーイ・サルダナ

無事にゾーイママのサインもゲット!せんきゅーゾーイ!

クリス・チラット

次にファンエリアにお立ち寄りしてくれたのはデイヴ・バウティスタ。

これぞ格闘家ボディ、デイヴ・バウティスタ

ああもう、シャツ姿だからこそ分かるガッチリした肩幅、もりもりっと盛り上がった上腕の筋肉、ベストのボタンがはじけ飛びそうな胸筋。色気のダダ漏れが半端なくって、すいません鼻血出そうです。バティスタのリングネームでWWE王者として活躍していた時代のバッキバキに割れた人間離れの筋肉美も堪らないのですが、少し丸みのある今の感じもなかなか。デイヴー!デイヴー!ぷりーずしゃいーん!

…が、自分のほんの目の前に差し掛かった時、プレスエリアに行ってしまわれちゃいました。もももも、戻ってくるよね?

取材対応中の後ろ姿すら美しい

プレスエリアに浮気しに行っちゃったデイヴのバックショットを舐め回すように鑑賞する私。どうですかお客さん、この屈強な肩幅。背中から腰、そこからヒップに繋がる曲線の美しさ。ボリュームのある上半身とは対照的にきゅっと締まったウエストと小さなお尻。光沢のあるベストの布地が魅せるパッツンパツン感。平行に入ったベストの皺すらアクセントになっております。この造形の雄雄しさを自分の文章力では表現しきれないのが誠に悔しいのであります。以前総合格闘技にドはまりしてた身としては、これだけでご飯食べれる。

左がデイヴ・バウティスタ、右のメガネにツンツン頭がジェームズ・ガン監督。一回り以上サイズ違う

次にファンエリアにやってきたのが、我らがクリス・プラット!!

至近距離のクリプラ!その1

その2

その3

やややや、やったーーー!クリプラ、ゲットだぜ!!ポストカードのド真ん中、ちょうどスター・ロードのいる辺りに入れて頂けました!目の前で見る本当にクリス・プラットはチャーミングでサインの仕事も早い!銀幕の中だけじゃない、クリプラは本当に存在したんだ!ずっとノリノリで応対してるクリプラの全身から「このイベント最高!」と言わんばかりのオーラが出ていて、こちらも嬉しくなっちゃいます。

さぁて、そして残るはあと一人、ジェームズ・ガン監督。監督も右手のほうからじわじわと近寄って来てます。

今日もトサカが決まってます

ジェームズ!じぇーーむず!ぷりーz… え、”四人で集合写真の撮影があるから行って来る”? 「また戻ってくるよ!」って言い残して立ち去ってしまわれたガン監督。ホントに戻ってきてくれるのかなぁ。実際デイヴ戻ってこなかったし。

プレス向けの集合写真撮影タイムを背後から。わちゃわちゃしてて楽しそう

写真撮影も終わって戻ってくるかなー、どうかなーと待ってたところ、ガン監督はちゃんと戻ってきてくれました!アテンドのお兄さん、差し出されたカード類を見てだと思うのですが「この人までサインしたから、次はここからお願いします」とガン監督を誘導されていました。プロですね!

美人すぎる映画監督、それがジェームズ・ガン監督

プレスエリアに向けてサムズアップ!

そんな甲斐もあってガン監督のサインも頂けました!デイブ・バウディスタだけ心残りですが、最終的にはC.B.セブルスキー副社長、ゾーイ・サルダナ、クリス・プラット、ジェームズ・ガン監督と、こんなにもサインが頂けるとは感動です。

これがサイン入りカード。左からC.B、ゾーイ、クリプラ、ガン監督

スター・ロードの片目にサインが・・・

カーペットイベントの興奮が冷やらぬうちに、スタッフさんがフェンスを移動し、会場を変換。

ステージには中央に等身大サイズのロケット(口と顔がちゃんと動くよ!)を配置し、その左右にガン監督とキャスト陣の4人、日本語キャストの四人が並ばれてました。勢揃いするや否や、ステージ上から指差しや投げキッス等やりたい放題のクリス・プラット。安定稼動です。

オリジナル・日本語キャストのご一同さま

挨拶のトップバッターはジェームズ・ガン監督。客席を指差して「I Love You!」を連呼し、「日本が大好きだ!世界で始めて日本でこのイベントが出来たことを嬉しく思う!」と熱血感溢れたコメント。

笑顔がキラッキラのガン監督

続けてデイヴ・バウティスタ。予告編でドラックスが高笑いしているシーンについて触れられると、実際にその高笑いを生披露!「ジェームズ・ガン監督のおかげでこんな風に高笑いしているシーンが沢山あるよ!」との事。嫌味のないからっとした高笑いは耳に心地よいです。大男なのに笑うと可愛いとか、どんだけギャップ萌えで殺そうとしてくるんですか。まさに無差別バティスタ・ボム。

HAHAHAHAHAHA!!!

次にゾーイ・サルダナ。緑の特殊メイクはどれくらい掛かったのかと聞かれ、朝の二時半からトレイラーで準備していたとの事。「大変だったけど、こんなに素晴らしい作品に参加できて幸せ」と語るゾーイ、日本語の挨拶も交えてチャーミングなお姉さまでした。

よく見るとスケスケのドレスがすんごいよ

最後に問題児、クリス・プラット。「やっと僕の番か!」とすでにうずうずしてる模様。何かやらかす予感しかしないってどういうことだよ。いいチームを作る秘訣を聞かれ、「チームの良さはリーダーの資質にかかっている。僕らのリーダーはジェームズ・ガン監督、すごい脚本を書いてすごい映画を作り上げた。最高の作品に仕上がっているよ!」と太鼓判を押すクリス・プラットに会場からは大きな歓声が上がっていました。通訳さんが喋っている間も日本語分かってる顔で顔芸したり、通訳さんをいじったりと何かと忙しいクリスくん。小学生か!

変顔してないクリプラ写真を吟味しました

そして今度は日本語キャストへ。スター・ロード役の山寺宏一さんは初めて会ったクリス・プラットについて「笑顔で迎えてくれて、こんなメガネのおっさんが声を演ってるのかと怒られたらどうしようと思っていましたが、凄く嬉しいと仰って頂いたのがこちらも嬉しい」とコメントされてました。しっかし山ちゃん、張り艶のあるええ声してますわ。

日本声優界の第一人者、山ちゃん

そんな山ちゃんから「スター・ロードと自身で似ている部分、または違う部分はあるか」と聞かれたクリス・プラット。「同じ体でも生きてきた人生が違う、でもピーター・クイルのように9歳で宇宙に誘拐されていたら、スペースカウボーイになっているだろうね。でもソウルやハートは同じだね!」と語っていました。「その時(スペースカウボーイになってたら)は自分で”スター・ロード”って呼んでいる?」とのゾーイの突っ込みに、即答で「うん、呼ぶ!」と返すクリス。そういえば彼、カウボーイ大好きっ子でした。ちなみに、『マグニフィセント・セブン』のクリプラ、二挺拳銃の構えがどのアングルからでも決まってました。

ロケット役の加藤浩次さんは突然ジェームズ・ガン監督の方に歩き出し、握手&ハグ。自身の立ち位置に戻りつつ「センキュー!センキュー!…俺が言いたいのはそれだけだ」って、うぉい。さらに中央のロケットからバカ笑いされるという”自分で自分に突っ込まれる”シュールな事になってました。「次回作のロケットも僕で大丈夫ですかね?」とガン監督に聞くと、「まだ手がけるところまで来てないけれど、もしそうなったらまさにピッタリだね」とニヤリ。いえぇぇぇ!!と舞い上がる加藤浩次さん、このノリ決して嫌いじゃないです。

ガン監督とハグする加藤浩次さん。お願いです、その位置変わってください

ベビー・グルート役の遠藤憲一さんは「前回は顔がちょっと似ているという事で選ばれましたが、写真を見せてもらったら今回は25センチの可愛らしい木との事で…」と前置きしつつ、「これはとうてい出来ない、無理ですと言ったら”声は機械で変えれるからそのままやって欲しい、遠藤さんは心を入れてください”と言われました」と、冗談めかしてエピソードを披露されてました。ちょっとだけ「ボクはグルート♪」と仰ってましたが、普通に可愛かったですよ?吹替版もちゃんと観に行かなくては。

イカツイ風貌のエンケンさんがどんなベビー・グルートに化けているのか…

マンティス役の秋元才加さんは自身の役を「相手の事を気持ちが触るだけで分かるのに、天然で不思議ちゃんなところが一番の個性ですね」とコメント。基本的に色物しかいないチームの中でマンティスがどれくらい天然オーラを放っているのか、本編の楽しみの一つです。

私からすると秋元さん自身が不思議ちゃんカテゴリ

一通りのインタビューが終わったあとでカウントダウンイベント。

司会「掛け声と致しまして、”ガーディアンズだよ!”と。こう、声を掛けますので…」

ちょっと待って、それは嫌な予感しかしないんですが。

司会「 ”全 員 集 合 !!” の声と同時に…」

ああああああああ、や、やっちまったよよぉぉぉぉ!!!!

そもそも、このネタが通じるのって少なくとも40代以上のような。つまり企画した人の年齢層も…。速攻「ドリフだね!?」と突っ込みに行く加藤浩次さん、さすがは芸人。

しかも、来日キャストの皆様事前に練習されてきたそうで。クリス・プラットがテンション高めに「ガーディアンズダヨ!ゼンインシュウゴウ!」と、その成果をマイクで披露。発音がめっちゃよくてビビります。海外で「何か日本語しゃべれる?」とか振られて、ゼンインシュウゴウ!って言っちゃわないか心配です。

クリプラ、会心のドヤ顔

誰も見てないうちに、えーい!

まずは練習って事でタイマーの周りに全員集まって、段取りの確認。せーの、の掛け声と共に

「ガ「ガーディ「ガーディアンズダヨ、ゼンインシュウゴウー!」

そしていよいよ本番。

「「「ガーディアンズダヨ、ゼンインシュウゴウー!」」」

おお、今度は大体決まった!掛け声と共に、クリス・プラットと山ちゃん両名によって力強く押されるスイッチと同時にステージ横のから射出される銀色テープ!会場内も今日一番の拍手と歓声、大きな一体感に包まれていました。公開まであと一ヶ月、銀幕で彼らの活躍が観られる日が待ち遠しいです。

キャストの皆様、日本に来てくれて本当にありがとうございます。そしてまた、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』公開時も、また日本に遊びに来てください!ええと、今度はヨンドゥ役とマイケル・ルーカーとクラグリン役のショーン・ガンも是非とも一緒に!!。

==

©2017 Marvel

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

ならず者たちが行きがかり上、チームを結成し銀河系の危機を救うハメに! マーベル・シネマティック・ユニバースの中でも異色の”ヒーロー”たちが活躍するアクション・アドベンチャー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14年)の第2弾。ピーター・クイル役のクリス・プラットを始めとするおなじみのキャストに加えて、カート・ラッセル、シルベスタ・スタローンなど大物スターも参戦。

監督/ジェームズ・ガン

製作/ケヴィン・ファイギ

出演/クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ヴィン・ディーゼル(声)、ブラッドリー・クーパー(声)他

配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

公開/2017年5月12日

公式サイト