『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』メイキング写真8点が解禁!
- Fan's Voice Staff
第81回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した、ペドロ・アルモドバル監督初の長編英語作品『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』のメイキング写真8点が解禁されました。
病に侵され安楽死を望む女性と彼女に寄り添う親友の最期の数日間を描いた物語。
到着したメイキング写真では、ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タトゥーロが仲睦まじく撮影に励む様子が収められています。
スウィントンは『ヒューマン・ボイス』以来2度目、ムーアは本作が初のアルモドバル作品となりますが、監督の特徴でもある豊かな色彩について「あれは一種の高揚感ですね。役者たちは多かれ少なかれ色彩の影響を受けるもので、素晴らしい演出方法の一つです。私とジュリアンはお互いの衣装に触発されていました」(スウィントン)、「ペドロが愛してやまないのは音楽、芸術、色彩、美しさです。すべてが凝縮された彼の世界の一部になれることにテンションが上がりました」(ムーア)と、撮影現場を楽しんだよう。
本作が初の英語長編となったアルモドバル監督ですが、ニューヨークの撮影現場はいつものスペインでの雰囲気と極端に変わることはなかったようで、到着した写真でもリラックスした表情を見せています。
日本では1月31日(金)に封切られ、都内の公開館では満席回も続出。ミニシアターランキングでは初登場1位を記録し、「早くも年間ベスト級がきた」「言葉にならない美しさ」「余韻から抜け出せない傑作」など絶賛の声が続々あがっています。
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『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』(原題:The Room Next Door)
重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「ドアを開けて寝るけれど もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と言い、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
原作:シーグリッド・ヌーネス「What Are You Going Through」
出演:ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タトゥーロ、アレッサンドロ・ニボラ
2024年/スペイン
日本公開:2025年1月31日(金) 公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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©El Deseo. Photo by Iglesias Más.