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2024.09.11 10:00

藤ヶ谷太輔 × 奈緒『傲慢と善良』撮影現場レポート&新写真5点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

辻村深月による小説を藤ヶ谷太輔と奈緒のW主演で映画化した『傲慢と善良』の撮影現場レポートと新写真5点が解禁されました。

2023年11月、都内でクランクインした本作は、表参道、神宮前、中目黒、青山、丸の内を中心に、マッチングアプリで始まる恋の出会いのリアルな場所がロケ地として設定されました。かねてより映画化を熱望し、念願叶っての架役を射止めた藤ヶ谷は、撮影現場で積極的にコミュニケーションをとるなど、気合十分。

この日の撮影は、婚約後に真実(奈緒)が失踪する直前の朝の1シーン。都会的でスタイリッシュな架(藤ヶ谷太輔)の部屋は隅々まで趣向が凝らされ、「家もオフィスも自分の好きなようにリノベーション、乗っているゲレンデをカスタムしているところからも架の傲慢さを感じてもらえると思います」と、萩原監督。

段取りが開始されると、奈緒がセリフを言うタイミングを萩原監督に提案するなど、細かい調整が行われました。「結婚式、ガーデンウェディングってどうかな?」と提案する真実に対し、「俺はなんでもいいよ」と架。同棲するカップルの何気ない日常に見えて、お互いの“傲慢さ”も垣間見える重要なシーンとなっています。ここで真実が水をあげているゼラニウムは真実の実家にもあり、彼女が母親の影響から抜け出せていないことを表現。白いゼラニウムの花言葉は「偽り、優柔不断、あなたの愛を信じない」

物語の後半パートは佐賀で撮影。合間には萩原監督を交え、藤ヶ谷と奈緒が「架だったら、真実だったらこうするかな?」と役について話し込む姿が幾度となく見られ、そうした対話を繰り返す中で生まれたのが、架と真実の思いが溢れ出す、原作にはない映画オリジナルのクライマックス。

萩原監督は「撮りながら、傲慢と善良とは一体何だろうと考え続けていました。きっとそれは、表裏一体なんですよね。今の社会で生きづらさを抱えている人たちが、自分の中のネガティブな部分を受け入れて、完璧ではない自分を愛して前に進めるような映画になっていたらいいなと思っています」と語っています。

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『傲慢と善良』

仕事も恋愛も順調だった架だったが長年つきあった彼女にフラれ、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実と付き合い始めるが1年たっても結婚に踏み切れずにいた。しかし、真実からストーカーの存在を告白された直後、「架くん、助けて!」と恐怖に怯えた着信を受ける。彼女を守らなければとようやく婚約したが、真実が突然姿を消した。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね居場所を探すうちに、架は知りたくなかった彼女の過去と嘘を知るのだった──。

出演:藤ヶ谷太輔、奈緒、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里
原作:辻村深月「傲慢と善良」(朝日新聞出版)
監督:萩原健太郎
脚本:清水友佳子
音楽:加藤久貴
主題歌:なとり「糸電話」(Sony Music Records)
製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

日本公開:2024年9月27日(金)全国公開!
配給:アスミック・エース
公式サイト
©2024「傲慢と善良」製作委員会