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2024.04.30 11:00

『お隣さんはヒトラー?』7月26日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

アドルフ・ヒトラーの南米逃亡説をモチーフに、実際に起こり得たかもしれない世界線を大胆なアプローチで描いたナチス映画の新たな系譜『My Neighbor Adolf』が、邦題を『お隣さんはヒトラー?』として7月26日(金)より全国公開されることが決定し、場面写真6点が解禁されました。

本作は、ヒトラーの遺体を西側諸国が確認していない点、ナチス高官のアドルフ・アイヒマンなどが中南米に逃亡した事実、2015年にコロンビアのジャーナリストによってもたらされたCIAの極秘文書の中にヒトラーに関する資料を発見、SNSで公開したことなどから、まことしやかに囁かれる「ヒトラー生存説」「南米逃亡説」をモチーフに、もしアドルフ・ヒトラーが生存しホロコーストを生き延びた男の家の隣に引っ越して来たらどうなる?という世界線を大胆なアプローチで描いたコメディドラマ。

到着した場面写真では、隣人がヒトラーだと信じてもらえないためカメラを購入して隠し撮りするポルスキー(デヴィッド・ヘイマン)、ヒトラーの特徴である青い瞳で凝視するヘルツォーク(ウド・キア)、ユダヤ人協会で必死に訴える様子、ヘルツォークの家でチェスを指す姿が切り取られています。

監督は、本作が長編2作目となるレオン・プルドフスキー。隣人をヒトラーと疑うポルスキー役に、英テレビドラマ『ロンドン警視庁犯罪ファイル』(97〜09年)のマイク・ウォーカー警視役で知られるデヴィッド・ヘイマン。ヒトラーに疑われるヘルツォーク役に、『マイ・プライベート・アイダホ』(91年)、『アルマゲドン』(98年)の他、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)を始め、ラース・フォン・トリアー監督のほぼ全作に出演しているウド・キア。

2024年はアドルフ・ヒトラーの死亡、第二次世界大戦の終結から79年。特に1945年4月30日は、ヒトラーが長年の恋人だったエヴァ・ブラウンと結婚式を挙げ、総統地下壕の自室でエヴァは毒を仰ぎ、ヒトラーが拳銃自殺を図った日。

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『お隣さんはヒトラー?』(原題:My Neighbor Adolf)

1960年の南米・コロンビア。第二次世界大戦終結から15年が経過し、巷ではアルゼンチンで逃亡生活を続けていたアドルフ・アイヒマンが拘束された記事で賑わっていた。ホロコーストで家族を失い、ただ一人生き延びたポルスキーは、町外れの一軒家で日々を穏やかに過ごしていた。そんな老人の隣家に越してきたのは、ドイツ人のヘルツォーク。その青い瞳を見た瞬間、ポルスキーの生活は一変する。その隣人は56歳で死んだはずのアドルフ・ヒトラーに酷似していたのだ。ポルスキーは、ユダヤ人団体に出向いて隣人はヒトラーだと訴えるが信じてもらえない。ならばと、カメラを購入し、ヒトラーに関する本を買い込み、自らの手で証拠を掴もうと行動を開始する。正体を暴こうと意気込んでいたポルスキーだったが、やがて、互いの家を行き来するようになり、チェスを指したり、自肖像画像を描いてもらうまでの関係に。2人の距離が少し縮まった時、ヘルツォークが、ヒトラーだと確信する場面を目撃してしまう。

監督:レオン・プルドフスキー 
脚本:レオン・プルドフスキー、ドミトリー・マリンスキー
撮影:ラデック・ラドチュック
編集:エルヴェ・シュネイ
音楽:ウカシュ・タルゴシュ
出演:デヴィッド・ヘイマン/ウド・キア/オリヴィア・シルハヴィ 他
2022年/イスラエル・ポーランド合作/原題:My Neighbor Adolf/96分/シネマスコープ/カラー/英語・独語・スペイン語・ヘブライ語/5.1ch/字幕翻訳:長澤達也

日本公開:2024年7月26日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開!
配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト
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