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2022.08.10 11:00

『暴力をめぐる対話』9月24日公開決定!日本版ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

2020年カンヌ国際映画祭の監督週間に選出されたフランスのドキュメンタリー映画『Un pays qui se tient sage』が、邦題を『暴力をめぐる対話』が、2022年9月24日(土)より全国順次公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルと場面写真7点が解禁されました。

地方都市から瞬く間にフランス全土へ広がり、マクロン政権に異を唱え立ち上がった市民活動“黄色いベスト運動”。 燃料価格、生活費高騰による社会的不平等に対する怒りと不満が高まるに連れ、抗議はときに破壊行為へと激化。2019年3月16日にはパリで200人以上が警察に拘束され、衝突は今日まで続いていく──。

監督のダヴィッド・デュフレーヌは、警官による暴力行為を市民がTwitterに投稿・報告する “Allô Place Beauvau”をWeb上で管理する中で、多くのデモが抑圧の対象となり、死傷者を生む凄惨な武力鎮圧の増大を目の当たりに。果たしてその「暴力」は正当な行為と呼べるものだったのか。いまも世界中の国々で警察と市民の衝突から血が流れる事件が起きている中、民主主義国家の存続をかけた重要な問題に対して、本作は傷を負った市民や警察関係組織、弁護士、社会学者、心理セラピストほか24人にデモの現場を映した数多の映像を提示して、対話を促し、疑問を語り合いながら、正義と呼ばれる「暴力」の原因と結果を考究していきます。

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『暴力をめぐる対話』(原題:Un pays qui se tient sage)

監督/ダヴィッド・デュフレーヌ
プロダクション・マネージャー /ガブリエル・ジュエル
アソシエート・プロデューサー/ヴァンサン・ガデル
制作総指揮/ベルトラン・フェーヴル
共同製作/JOUR2FETE
2020/フランス/ドキュメンタリー/DCP/93分/英題:The Monopoly of Violence

日本公開/2022年9月24日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開
配給/太秦
© Le Bureau – Jour2Fête – 2020