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2022.08.02 10:00

『デリシュ!』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

美食の国・フランスを舞台に、世界で初めてレストランを作った男の爽快な人間ドラマ『デリシュ!』の日本版予告編が解禁されました。

1789年、フランス革命前夜。宮廷料理人マンスロン(グレゴリー・ガドゥボワ)が自慢の創作料理「デリシュ」を貴族たちに振る舞うシーンから始まる予告編。豪華絢爛な料理が並ぶ中、「デリシュ」を口にした司祭は「トリュフとジャガイモは豚に食わせておけ」と皿ごと投げ捨てます。当時、豚のエサとして使われることが多かったジャガイモを使用したことを知った貴族たちは、「我々は豚だと思われた」と声高に嗤い、主人である公爵は怒りに震えてマンスロンに解雇を言い渡します。

息子(ロレンゾ・ルフェーブル)と実家に戻ったマンスロンの前に、「弟子にしてください」と現れるルイーズ(イザベル・カレ)。「料理人は辞めた」と冷たく言い放つマンスロンでしたが、彼女の熱意に押され、受け入れることに。失意を抱えたマンスロンでしたが、息子に「このまま人生を諦めないで」と叱咤され、ルイーズからは「あなたは料理を作ればいいんです」と激励され、再び美味しい料理をつくる喜びを見出します。「誰でも食事を楽しめる場所をつくる」と決意したマンスロンは、「世界は変えられるんだ」と明日を見つめる息子、そしてルイーズに支えられ、料理人としての誇りを取り戻していき──。

貴族と庶民が同じ場所で食を共にすることが考えられなかった時代を経て、その誕生と共に貴族も庶民も共に食事を楽しむ場となった「レストラン」。フランス革命と共に訪れる「食の革命」の秘密を、フランスで長く脚本家のキャリアを積んだエリック・ベナール監督が描き出します。

主人公のマンスロン役には、『グッバイ・ゴダール!』(17年)や『オフィサー・アンド・スパイ』(19年)のグレゴリー・ガドゥボワ、『記憶の森』(01年)でセザール賞主演女優賞を受賞したイザベル・カレがマンスロンと共に料理で公爵と対決する謎の女性ルイーズを演じています。

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『デリシュ!』(原題:Délicieux)

出演/グレゴリー・ガドゥボワ、イザベル・カレ、バンジャマン・ラベルネ、ギヨーム・ドゥ・トンケデック
プロデューサー/クリストフ・ロシニョン、フィリップ・ボエファール
監督/エリック・ベナール
脚本/エリック・ベナール、ニコラ・ブークリエフ
撮影/ジャン=マリー・ドルージュ
音楽/クリストフ・ジュリアン 
2020/フランス・ベルギー/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/112分

日本公開/2022年9月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給/彩プロ
公式サイト
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