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2022.07.29 7:00

『地下室のヘンな穴』日本版本予告&新場面写真9点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

“12時間進んで3日若返る穴”によって人生が一変していく夫婦の世にも奇妙な物語を描いたフランスのカンタン・デュピュー監督最新作『地下室のヘンな穴』の日本版本予告と新場面写真9点が解禁されました。

「新居の地下には謎の穴がありました」──なんとも意味深なナレーションで始まる予告編。不動産屋から、この家は人生が変わると案内された中年夫婦のアランとマリー。地下室にぽっかり空いた穴に入ると「12時間進んで3日若返る」という摩訶不思議なセールスポイントを聞き、妻は「無性に気になるの」と、穴に入りたい衝動を抑えられずに蓋を開けてしまい──。

“フランスのスパイク・ジョーンズ”の異名をとるカンタン・デュピュー監督は、殺人タイヤの『ラバー』、鹿革男の狂気『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』などの異色作、怪作で知られ、新作ごとに同国でスマッシュヒットを記録している、仏映画界で注目を集めるオンリーワンの鬼才。Mr. Oizo名義でフレンチ・エレクトロのミュージシャンとしても活動しており、ヨーロッパでは100万枚以上のセールスを記録しています。

『地下室のヘンな穴』は第72回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、海外メディアから、「『パラサイト』の地下よりもっと奇妙」(Variety)、「独創的で、生き生きとしていて、ちょっとばかばかしい」(The Hollywood Reporter)、「癖になる」(IndieWire)といった声があがるなど、観客を奇妙な笑いと興奮で包みました。

本国フランスでは6月に公開され、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』『トップガン マーヴェリック』というハリウッド超大作に次ぐ初登場3位、フランス映画としては1位を記録する注目を集めました。

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『地下室のヘンな穴』(原題:Incroyable mais vrai)

緑豊かな郊外に建つモダニズム風一軒家の下見に訪れた中年夫婦のアランとマリー。購入すべきか迷う夫婦に怪しげな不動産業者がとっておきのセールスポイントを伝える。地下室にぽっかり空いた“穴”に入ると「12時間進んで、3日若返る」というのだ。夫婦は半信半疑でその新居に引っ越すが、やがてこの穴はふたりの生活を一変させていく……。

監督・脚本/カンタン・デュピュー
出演/アラン・シャバ、レア・ドリュッケール、ブノワ・マジメル、アナイス・ドゥムースティエ
2022年/フランス・ベルギー/仏語・日本語/74分/シネスコ/カラー/5.1ch/英題:Incredible But True/日本語字幕:高部義之

日本公開/2022年9月2日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他 全国公開
配給/ロングライド
公式サイト
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