News

2022.07.28 12:00

レア・セドゥ主演『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』本編シーン映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたレア・セドゥ主演の恋愛映画『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』より、交際0日で結婚した妻の知らない一面を見る本編シーンが解禁されました。

物語はマルタ共和国のカフェで、船長のヤコブ(ハイス・ナバー)が「最初に入ってきた女性と結婚する」という賭けをしたことから始まります。そこに入ってきたリジー(レア・セドゥ)と結婚した後も、船海のために度々家を空けるヤコブでしたが、パリに戻るとリジーの寂しさを埋めるかのように二人で寄り添い、社交的な場所に繰り出します。

二人は美しいパリの夜を楽しそうに歩き、リジーの行きつけのお店に顔を出すと、そこにはリジーのことをよく知っているであろう人たちが集っている様子。「リジーの旦那様よ、航海から戻ったの。七つの海を旅して回るんでしょ、面白い話が聞けそう」と紹介され、仲間に入るヤコブでしたが、いつしかリジーはそばを離れ、ヤコブは一人残されてしまいます。質問責めにあいつつも、リジーの家では見せない表情に、ヤコブは驚きつつ心配そうに見つめるのでした──。

監督・脚本のイルディコー・エニェディは、このシーンでのヤコブの心境ついて「パリはリジーの性格と地続きで、彼女が発散する場所です。緑豊かで騒がしく、密集した通りやカフェ。そしてエレガントかつシンプルなアパートメントは“自然体”という絶対的な要素を持っています。ヤコブがリジーに対して非常に魅力的であると感じたと同時に、その本質を理解できず、腹立たしくも踏み込めない部分だと感じたところです。それは私たちが“優美”と呼ぶその穏やかな、自己完結型の態度から来る魅力であり、明確な課題設定と有能な解決策に基づく船長のシステムに適合せず、それらを超越しているものであるがために腹立たしいものなのです」と語っています。

==

『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』(原題:A feleségem története)

出演/レア・セドゥ、ハイス・ナバー、ルイ・ガレル、セルジオ・ルビーニ、ルナ・ウェドラー
監督・脚本/イルディコー・エニェディ
プロデューサー/モニカ・メーチ
原作/ミラン・フスト
2021/ハンガリー・ドイツ・フランス・イタリア/英語・フランス語・オランダ語・ドイツ語・イタリア語/シネマスコープ/169分/PG12

日本公開/2022年8月12日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、ユーロスペースほか全国公開
配給/ 彩プロ
公式サイト
©2021 Inforg-M&M Film – Komplizen Film – Palosanto Films – Pyramide Productions – RAI Cinema – ARTE France Cinema – WDR/Arte