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2022.07.27 17:00

『ミセス・ハリス、パリへ行く』11月18日公開決定!日本版ティザーポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

夫に先立たれた家政婦がディオールのドレスに魅せられてパリへと渡る『Mrs. Harris Goes to Paris』が、邦題を『ミセス・ハリス、パリへ行く』として11月18日(金)に全国公開されることが決定し、日本版ティザーポスターが解禁されました。

舞台は1950年代、ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦がある日働き先で1枚の美しいドレスに出会います。それは、これまで聞いたこともなかった、クリスチャン・ディオールのドレス。500ポンドもするというそのドレスに心を奪われた彼女は、パリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋……夢をあきらめなかった彼女に、素敵な奇跡が起こり──。

主演は『ファントム・スレッド』(17年)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたイギリスの名優レスリー・マンヴィル。ディオールで働くマネージャー役にはフランスが誇るイザベル・ユペール。英仏二人のベテランが共演する中、セザール賞の常連ランベール・ウィルソンや「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみのジェイソン・アイザックスら実力派に加え、『エミリー、パリへ行く』で一躍人気が出たリュカ・ブラヴォー、『シスター戦士』で主演を務めたアルバ・バチスタなど、多彩な俳優陣が顔をそろえました。

原作は、「ポセイドン・アドベンチャー」など数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの原作「ハリスおばさんパリへ行く」。監督のアンソニー・ファビアンはプロデューサーも務め、ドレスに恋をする女性のトキメキをファンタジックに描き出しました。

本作を語る上で最も重要なドレスの数々をデザインしたのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15年)、『クルエラ』(21年)などで3度のアカデミー賞に輝くジェニー・ビーヴァン。1950年代のパリを舞台に、当時女性の服に革命を起こしたといわれるクリスチャン・ディオールが手がけたデザインを克明に再現しました。

全米では7月15日(金)に公開され、夏の大作がひしめく中で1,000館以下の公開作としては唯一トップ10にランクイン。2週目も10位を記録し、好調な成績をあげています。米映画批評サイトRotten Tomatoesでは、観客、評論家ともに94%フレッシュを獲得しています。

日本公開にあたり、元VOGUE JAPANの編集長でファッションジャーナリストの渡辺三津子が字幕監修を担当。以下、コメントが到着しています。

渡辺三津子(ファッションジャーナリスト)
「一着のドレスは人生を変える魔法を持つ」。その真実を軽やかに描いたこの作品は、私の仕事の原点を思い出させてくれる楽しい出会いでした。また、制限のある字幕でどこまでファッション界の雰囲気を伝えることができるかは、難しくも新鮮な経験となりました。”夢”の中にこそあるかけがえのない喜びを感じてもらえたらうれしいですね。

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『ミセス・ハリス、パリへ行く』(原題:Mrs. Harris Goes to Paris)

監督・脚本/アンソニー・ファビアン
キャスト/レスリー・マンヴィル、イザベル・ユペール、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー、エレン・トーマス、ジェイソン・アイザックス
字幕監修/渡辺三津子(ファッションジャーナリスト)

日本公開/2022年11月18日(金)、TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー
配給/パルコ ユニバーサル映画
©2022 Focus Features LLC