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2022.06.29 9:00

『靴ひものロンド』日本版ティザー予告が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第77回ベネチア国際映画祭のオープニングを飾り、2021年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞主要3部門にノミネートされた『靴ひものロンド』の日本版ティザー予告が解禁されました。

舞台は1980年代初頭のナポリ。4人家族の平穏な暮らしは、夫の浮気で終わりを告げます。家を出たい夫、繋ぎ止めようとする妻、静かに見つめる子どもたち。予告編では、懐かしさが込み上げる楽しげなダンス曲“ジェンガ”の軽やかなリズムとは裏腹に、夫婦の衝突、母でもある妻ヴァンダ(アルバ・ロルヴァケル)の怒りと涙、混沌とした数年間に起きた修羅場の数々が映し出されます。さまざまな表情をみせるヴァンダを中心に、徐々に変化していく家族の姿、両親をしずかに見つめる子供たちの眼差しも印象的です。

忘れられない出来事を経験した彼らは、些細なきっかけで再び家族4人で暮らすように。30年の時を経てふいに蘇る思い出と、それぞれがそっと胸にしまい続けたものとは──。

「ニューヨーク・タイムズ」2017年〈注目の本〉に選出、全米で絶賛された原作小説をイタリアの名匠ダニエーレ・ルケッティが映画化。一度壊れた「家族」は「絆」を再び繋ぐことができるのか。愛をめくると見えてくる、心の底に沈めた秘密と嘘。かつてない衝動、軽やかで強烈な余韻がめぐる家族映画の新たな名作が誕生しました。

イタリア映画界の実力派が集結したキャストには、唯一無二の存在感を放つ『幸福なラザロ』『おとなの事情』のアルバ・ロルヴァケルと、巨匠マルコ・ベロッキオから俊英の若手監督までを虜にする実力派ルイジ・ロ・カーショが、若かりし日の妻ヴァンダ役と夫アルド役をそれぞれ演じ、熟練の名優ラウラ・モランテとシルヴィオ・オルランドが、老年期の二人を演じています。

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『靴ひものロンド』(英題:The Ties)

監督・脚本・編集/ダニエーレ・ルケッティ
原作/ドメニコ・スタルノーネ「靴ひも」(関口英子訳、新潮クレスト・ブックス)
脚本/ドメニコ・スタルノーネ、フランチェスコ・ピッコロ
出演/アルバ・ロルヴァケル、ルイジ・ロ・カーショ、ラウラ・モランテ、シルヴィオ・オルランド
2020年/イタリア/イタリア語/100分/カラー/シネマスコープ/原題:Lacci/字幕:関口英子

日本公開/2022年9月9日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給/樂舎
後援/イタリア大使館
特別協力/イタリア文化会館
公式サイト
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