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2022.06.14 12:00

ショーン・ペン監督・主演『フラッグ・デイ 父を想う日』2022年冬公開決定!

  • Fan's Voice Staff

第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されたショーン・ペン監督・主演作『Flag Day』が、邦題を『フラッグ・デイ 父を想う日』として2022年冬に全国公開されることが決定しました。

大好きな父親が実はアメリカ最大級の贋札事件の犯人だったという衝撃の実話を映画化。原作はジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルが2005年に発表した回顧録「Film-Flam Man: The True Story Of My Father‘s Counterfeit Life」。

『ミスティック・リバー』『ミルク』で主演俳優としてアカデミー賞を受賞し、監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』が同賞2部門にノミネートされたショーン・ペンが構想15年をかけて監督・主演。自身の監督作に出演したのは今回が初。ペンが演じるジョンの娘ジェニファー役を務めた実娘のディラン・ペンは、15歳の時に本作の脚本を初めて読み、父からの15年間にも及ぶ説得に応じて出演を決意しました。ヒーローのような父への憧れがその実像を知ることで反抗心へと変わり、もがきながらも自立した結果、弱さや矛盾に満ちた父への愛情を深めてゆく娘を多彩な感情表現で見事に演じきりました。

タイトルの『フラッグ・デイ』とは、6月14日のアメリカ国旗制定記念日のこと。全米が祝福するこの日に生まれた父ジョンは、自分は生まれながらにして祝福されていると感じ、特別な存在として成功する当然の権利があると信じていました。それは彼の人生を大きく左右し、父と娘の重要な日に。家族の絆──それは温かく正しいものだけではなく、問題を抱えた不完全な人間を愛することができる美しさでもあると、心を激しく揺さぶる真実の物語です。

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『フラッグ・デイ 父を想う日』(原題:Flag Day)

1992年、全米にショッキングなニュースが流れる。アメリカ最大級の贋札事件の犯人であるジョン(ショーン・ペン)が、裁判を前にして逃亡したのだ。彼にはジェニファー(ディラン・ペン)という娘がいた。父の犯罪の顛末を聞いたジェニファーは、こうつぶやく──「私は父が大好き」。史上最高額の贋札を非常に高度な技術で偽造したジョンとは、いったいどんな男だったのか? 父の素顔を知っても愛情は変わらなかった娘との関係とは? ジェニファーが幼い頃から「平凡な日々を見違えるほど驚きの瞬間に変えた」父との思い出を宝物のように貴い、だからこそ切ない日々がひも解かれていく──。

監督/ショーン・ペン
出演/ディラン・ペン、ショーン・ペン
原作/Jennifer Vogel「Flim-Flam Man: The True Story of My Father’s Counterfeit Life」
2021年/アメリカ/英語/112分/カラー/ビスタ/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈/PG12

日本公開/2022年冬 TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給/ショウゲート 
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