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2020.11.24 6:00

グー・シャオガン監督『春江水暖~しゅんこうすいだん』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

世界を驚かせた中国新世代のグー・シャオガン監督作『春江水暖~しゅんこうすいだん』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。

『春江水暖〜しゅんこうすいだん』は、グー監督が山水画の傑作「富春山居図」 にインスピレーションを得た、絵巻を広げていくような横移動スクロールの超ロングテイクや壮大なロングショットなど大胆な映像で、激動の中国を生きる市井の家族の営みを描いた傑作です。

予告編では、監督の故郷であり、はるか昔から中国文人に愛された江南の水郷地帯、浙江省・杭州の大河・富春江が流れる富陽の風景、老いた母の誕生日を祝う祝宴や4人の息子たちと孫娘の恋、中国ロック界のカリスマ、ドウ・ウェイの音楽など、映画の豊かな魅力の一端を垣間見ることができます。

予告編のナレーションを担当したのは、「こういうタイプの作品が好き」と語る大の映画ファンで、「あんさんぶるスターズ!」の鬼龍紅郎役や「ヒプノシスマイク」毒島メイソン理鶯役など数々の人気作品のCVや、NHK「世界はほしいモノにあふれてる」のナレーションで知られる人気声優・俳優の神尾晋一郎。映像にぴったり重なる“神声”で予告編を締めくくっています。

グー監督は、『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のビー・ガン監督や『象は静かに座っている』の故フー・ボー監督などと並び、世界の注目を集める中国新世代の才能の一人。古典と革新を融合させ、世界中の映画ファンを驚かせた『春江水暖〜しゅんこうすいだん』は、デビュー作にして昨年のカンヌ国際映画祭批評家週間クロージング作品に選出。エドワード・ヤンやホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクーの遺伝子を感じさせると高く評価されています。

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『春江水暖〜しゅんこうすいだん』(英題:Dwelling in the Fuchun Mountains)

大河・富春江が流れる街。老いた母と4人の息子、孫娘の恋。ある大家族の四季と変わりゆく世界。
杭州市、富陽。大河、富春江が流れる。しかし今、富陽地区は再開発の只中にある。顧(ぐー)家の家長である母の誕生日の祝宴の夜。老いた母のもとに4人の兄弟や親戚たちが集う。その祝宴の最中に、母が脳卒中で倒れてしまう。認知症が進み、介護が必要なった母。「黄金大飯店」という店を経営する長男、漁師を生業としている次男、男手ひとつでダウン症の息子を育てながら、闇社会に足を踏み入れる三男、独身生活を気ままに楽しむ四男。息子たちは思いもがけず、それぞれの人生に直面する。

監督・脚本/: グー・シャオガン
音楽/ドウ・ウェイ
出演/チエン・ヨウファー、ワン・フォンジュエン
中国映画/2019年/150分/字幕:市山尚三、武井みゆき/字幕監修:新田理恵

日本公開/2021年2月11日(木・祝)Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開!
配給/ムヴィオラ
公式サイト
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