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2020.11.24 12:00

デヴ・パテル主演『どん底作家の人生に幸あれ!』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

『スターリンの葬送狂騒曲』のアーマンド・イアヌッチ監督が、イギリスの文豪ディケンズの自伝的傑作小説「デイヴィッド・コパフィールド」を映画化した『どん底作家の人生に幸あれ!』の日本版予告編が解禁されました。

“これは誰も予想できなかった、私の激動の人生です”──幸せな少年デイヴィッドの人生は、愛する母の再婚をきっかけに大きく変わっていきます。継父に追い出され、ロンドンの瓶詰工場での過酷な労働に明け暮れる日々、そして最愛の母の訃報。大都会で独りぼっちになった青年デイヴィッド(デヴ・パテル)でしたが、変わり者ながらも実は優しい伯母(ティルダ・スウィントン)との出会いにより彼の人生は激変し、名門校に進学し運が向いてきたかと思いきや、伯母の破産や、「僕が君たちに悲劇をプレゼントするよ」という謎めいた男ユライア(ベン・ウィショー)の登場で、ディヴィッドの人生はまたしても急降下。そんな彼が子どものころからいつも書き留めていたのは、周囲の“変わり者”たちのエピソードの数々。「あなたの人生を書くのよ!」という言葉に後押しされたディヴィッドの物語、そして彼のその先の人生とは──。

ディケンズ自ら「著作の中で一番好きだ」と公言し、これまで6度も映像化されているイギリスの国民的作品を原作の持つユーモラスな魅力に新たな光を当て、笑って泣ける絶品のエンターテイメントに生まれ変わらせたのは、『スターリンの葬送狂騒曲』でスターリンの葬式をめぐる政治家たちのドタバタ権力闘争をシニカルな笑いたっぷりに描いた鬼才アーマンド・イアヌッチ監督。デイヴィッドの波乱万丈の半生を、現実の悲壮感をブラックな笑いで包みながら、ウィットにとんだ数々のセリフと時にファンタジックな映像で紡ぎました。

主人公デイヴィッドには『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ホテル・ムンバイ』のデヴ・パテル、裕福ながらも気性が激しい伯母役に『サスぺリア』のティルダ・スウィントン、デイヴィッドに付きまとう奇妙な世話係に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のベン・ウィショーを起用。そのほか『トゥモローランド』のヒュー・ローリー、『パディントン』のピーター・キャパルディ、『ダンケルク』のアナイリン・バーナードなど多彩なキャストが集結し、めまぐるしく変転する主人公の半生を彩っています。

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『どん底作家の人生に幸あれ!』(原題:The Personal History of David Copperfield)

デイヴィッドは少年の頃、周囲の“変わり者”たちのことを書き留めては、空想して遊んでいた。優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らしていたが、暴力的な継父の登場によって人生が一変。都会の工場へ売り飛ばされ、強制労働のハメに!しかも里親は、借金まみれの老紳士だった…。歳月が過ぎ、ドン底の中で逞しく成長した彼は、母の死をきっかけに工場から脱走。たった一人の肉親である裕福な伯母の助けで、上流階級の名門校に通い始めたデイヴィッドは、今まで体験した“作り話”を同級生に披露して人気者になる。さらに、令嬢ドーラと恋に落ち、卒業後に法律事務所で働き始めた彼は、順風満帆な人生を手に入れたかに見えた。だが、彼の過去を知る者たちによって、ドン底に再び引き戻されようとして…。果たして、デイヴィッドの数奇な運命の行方は?すべてを失っても綴り続けた、愛すべき変人たちとの《物語》が完成した時、彼の人生に“奇跡”が巻き起こる──。

監督/アーマンド・イアヌッチ
原作/「デイヴィッド・コパフィールド」チャールズ・ディケンズ著(新潮文庫刊、岩波文庫刊) 
出演/デヴ・パテル、ピーター・キャパルディ、ヒュー・ローリー、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショー
2019年/イギリス・アメリカ/シネスコ/5.1chデジタル/120分/字幕翻訳:松浦美奈 

日本公開/2021年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ 他、全国順次ロードショー!
配給/ギャガ
公式サイト
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