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2020.11.09 11:00

『どん底作家の人生に幸あれ!』2021年1月22日公開決定!日本版ポスター&場面写真7点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

『スターリンの葬送狂騒曲』で世界をブラックな笑いに包みこんだアーマンド・イアヌッチ監督の待望の最新作『The Personal History of David Copperfield』が、邦題を『どん底作家の人生に幸あれ!』として2021年1月22日(金)に全国公開されることが決定!日本版ポスターと場面写真7点が一挙解禁されました。

原作は19世紀イギリスの国民的作家で、今年2020年が没後150年にあたるチャールズ・ディケンズの代表作「デイヴィッド・コパフィールド」。文豪自ら「著作の中で一番好きだ」と公言していたこの小説は、ディケンズの自伝的要素が強いことでも有名で世代を問わず世界中から愛されています。

メガホンをとった『スターリンの葬送狂騒曲』のアーマンド・イアヌッチ監督はチャールズ・ディケンズの長年のファンで、「ディケンズの第8作目である『デイヴィッド・コパフィールド』を読み返したとき、これは現代に通じる物語だと感じた」と映画化を決意。人間の不屈の精神を讃える名作をコミカルによみがえらせ、国境がなくなりつつある現代に合わせ、世界中の演劇界や映画界から色とりどりの豪華キャストを迎えました。

主人公デイヴィッド役には、『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ホテル・ムンバイ』のデヴ・パテル。不遇な少年期を過ごしたデイヴィッドを助ける裕福ながらも気性が激しい叔母役に『サスぺリア』のティルダ・スウィントン、デイヴィッドに爬虫類のように付きまとう奇妙な世話係に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のベン・ウィショー、さらに『トゥモローランド』のヒュー・ローリー、『パディントン』のピーター・キャパルディなど名優たちが勢ぞろい。

日本版ポスターでは、デヴ・パテル演じるデイヴィッドを一癖も二癖もある“愛すべき変人たち”が取り囲み、彼の山ありオチありの波乱万丈な人生を予感させます。場面写真から垣間見られるビクトリア時代のイングランドを見事に再現した世界観にも注目です。

『どん底作家の人生に幸あれ!』は2019年トロント国際映画祭でのプレミア上映、ロンドン映画祭でのオープニング上映などで注目され、イギリスでは大ヒット。Times紙は「困難をポジティブに変える魔法のような映画!」と絶賛し、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは92%フレッシュと、高い評価(11月2日現在)を受けています。

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『どん底作家の人生に幸あれ!』(原題:The Personal History of David Copperfield)

デイヴィッドは少年の頃、周囲の“変わり者”たちのことを書き留めては、空想して遊んでいた。優しい母と家政婦の3人で幸せに暮らしていたが、暴力的な継父の登場によって人生が一変。都会の工場へ売り飛ばされ、強制労働のハメに!しかも里親は、借金まみれの老紳士だった…。歳月が過ぎ、ドン底の中で逞しく成長した彼は、母の死をきっかけに工場から脱走。たった一人の肉親である裕福な伯母の助けで、上流階級の名門校に通い始めたデイヴィッドは、今まで体験した“作り話”を同級生に披露して人気者になる。さらに、令嬢ドーラと恋に落ち、卒業後に法律事務所で働き始めた彼は、順風満帆な人生を手に入れたかに見えた。だが、彼の過去を知る者たちによって、ドン底に再び引き戻されようとして…。果たして、デイヴィッドの数奇な運命の行方は?すべてを失っても綴り続けた、愛すべき変人たちとの《物語》が完成した時、彼の人生に“奇跡”が巻き起こる──。

監督/アーマンド・イアヌッチ
原作/「デイヴィッド・コパフィールド」チャールズ・ディケンズ著(新潮文庫刊、岩波文庫刊) 
出演/デヴ・パテル、ピーター・キャパルディ、ヒュー・ローリー、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショー
2019年/イギリス・アメリカ/シネスコ/5.1chデジタル/120分/字幕翻訳:松浦美奈 

日本公開/2021年1月22日(金)TOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテ 他、全国順次ロードショー!
配給/ギャガ
公式サイト
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