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2020.10.14 18:00

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』キャスト&監督が撮影秘話を明かすメイキング特別映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

韓国で社会現象を巻き起こした大ベストセラー小説を原作とした映画『82年生まれ、キム・ジヨン』キャスト&監督が撮影秘話を明かすメイキング特別映像が解禁されました。

映像では、ジヨンを演じたチョン・ユミと夫のデヒョンを演じたコン・ユの2人が、自身の役柄や3度目の共演となる現場でのお互いの印象を、キム・ドヨン監督が、それぞれの俳優と役に託した想いを明かしています。

「撮影中、コン・ユさんにはすごく助けてもらいました」と振り返るチョン・ユミ。「台本に書かれているセリフや感情など真摯に伝えたい」と思いながら現場での撮影に挑んでいた彼女のことを、ドヨン監督は「驚くほどの集中力でジヨンを演じきってくれた」と称賛。夫役を演じたコン・ユも、彼女の事を「まさに“ジヨン”でした。おかげで僕も役に入り込めました」と明かしており、2人の間にはこれまでの共演作を経て、強い信頼関係が築かれていた様子が伺えます。

「傷ついた妻を救おうとしたり、父親として頑張ったりする姿が自然に見えるよう注意して演じた」と、役作りについても言及するコン・ユ。ジヨンの夫として、劇中でも重要な役割を演じたコン・ユに対し、ドヨン監督は「思い描いたデヒョン像をすぐに理解して、正しく演じてくれた」と語っています。

映像内には、和やかな雰囲気で撮影を行うチョン・ユミ、コン・ユらの姿や、撮影時に涙を流すドヨン監督の姿、真剣な様子で監督やスタッフと話し込み、モニターを確認する俳優陣の姿も収められています。

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『82年生まれ、キム・ジヨン』(原題:82년생 김지영)

結婚・出産を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨン(チョン・ユミ)。常に誰かの母であり妻である彼女は、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」。そう夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をとるようになる。その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず、ひとり精神科医に相談に行くが、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。なぜ彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは──。

監督/キム・ドヨン
出演/チョン・ユミ、コン・ユ、キム・ミギョン 
原作/「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ著、斎藤真理子訳(筑摩書房刊)
2019年/韓国/アメリカンビスタ/DCP/5.1ch/118分

日本公開/2020年10月9日(金)より 新宿ピカデリー他 全国ロードショー 
配給:クロックワークス
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