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2020.09.25 4:00

クロエ・ジャオ監督『ノマドランド』東京国際映画祭にて日本最速上映決定!

  • Fan's Voice Staff

フランシス・マクドーマンド主演、クロエ・ジャオ監督最新作『ノマドランド』が、10月31日(土)に開幕する第33回東京国際映画祭の特別招待作品として日本最速上映されることが決定しました。

第77回ベネチア国際映画祭金獅子賞、第45回トロント国際映画祭観客賞をそれぞれ受賞し、両映画祭を制するという世界初の快挙を遂げた『ノマドランド』。すでに日本の映画ファンからも公開を待ち望む声が溢れており、今回の東京国際映画祭での上映は、来年1月の日本公開に先駆けて鑑賞できる、貴重な機会となります。

東京国際映画祭においては、同じくサーチライト・ピクチャーズ作品の『スリー・ビルボード』と『シェイプ・オブ・ウォーター』の日本最速上映時に、チケットが瞬く間に完売。今回の『ノマドランド』の上映でも、チケットは争奪戦となる見込みです。

『ノマドランド』は、リーマンショック後に住処を失い、車上生活者として生きる60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)が、過酷な季節労働の現場を渡り歩きながら、往く先々で出会う実在のノマド(遊牧民)たちとの心の交流とともに、今を生きる希望を広大な西部の自然の中で探し求める“現代のノマド”のロードムービー。

『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞受賞したフランシス・マクドーマンドが主演・製作を務め、撮影ではマクドーマンド自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた、新しい表現ジャンルを開拓しました。

監督のクロエ・ジャオは、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた『ザ・ライダー』(17年)でインディペンデント・スピリット賞作品賞・監督賞など4部門にノミネートされ、MCU映画『エターナルズ』(原題/2021年劇場公開)が控える注目の新鋭。

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『ノマドランド』(原題:Nomadland)

監督/クロエ・ジャオ
キャスト/フランシス・マクドーマンド、デヴィッド・ストラザーン、リンダ・メイ ほか
原作/「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(ジェシカ・ブルーダー著/春秋社刊)
全米公開/2020年12月4日

日本公開/2021年1月、全国公開。
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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