【全文レポート】『窮鼠はチーズの夢を見る』公開記念舞台挨拶に大倉忠義、成田凌、行定勲監督が登壇!
- Fan's Voice Staff
※本記事には映画『窮鼠はチーズの夢を見る』のネタバレが含まれます。
映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の公開記念舞台挨拶が、9月12日(土)に都内で開催され、初共演を果たした大倉忠義と成田凌、行定勲監督が登壇しました。
学生時代から受け身の恋愛を繰り返してきた大伴恭一(大倉忠義)と、7年ぶりに再会した大学時代の後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)の、狂おしくも切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描き出す本作。水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」、「俎上の鯉は二度跳ねる」を、『ナラタージュ』、『劇場』の行定勲監督が映画化したものです。
舞台挨拶は全国主要102館に生配信され、ライブビューイングが実施されました。
本記事では、舞台挨拶の内容を全文レポートします。
冒頭挨拶
大倉 今日は東京は雨が降っていますが、全国はどうなんですかね。天気がいいところもあるんですかね。お足元が悪い中お集まりいただき、映画を観終わった後ということで、お話できること嬉しく思います。約3万人の方がライブビューイングで見ていらっしゃるということで、短い時間ですが、良い時間を過ごしたいと思います。よろしくお願いします。
成田 こんにちは、成田凌です。3万3千人とさっき裏で聞いて、僕はドキッとしたんですけど、大倉くんは素直に受け入れてますね。さすがだなと思いまして。
大倉 いえいえ。
成田 これは今後も続いていくんですかね、このライブビューイングで舞台挨拶。これは本当にいい時代に公開することができたなと、今改めて思っています。今日は楽しんでいってください。お願いします。
行定監督 ありがとうございます。お待たせしました。待ちに待っていただいた3万2千、3千人の方に、この舞台挨拶を見ていただいているのは、本当に感無量です。僕にとっても“これは恋愛映画だ”という作品として完成したと思っています。みなさんも楽しんでいただいたところだと思いますが、よろしくお願いします。ありがとうございます。
MCとの質疑応答
──昨日公開スタートしてかなり好調で、今年ベストの恋愛映画だという声もたくさん届いています。先月、5日間連続で試写会も行いまして、そこでも絶賛の声が相次いでいました。改めて、この恋愛映画がみなさんに届いているというのは、どのようなお気持ちですか?
行定監督 そうですね。意外と、「恋愛映画の名手」とかってよく書かれたりするんだけど、ちょっと恥ずかしい感じがあったんですよ、気恥ずかしいっていうか。恋愛映画って、ジャンルからいうとちょっと軽視されがち。要するに、誰でも恋愛するじゃないですか。いろんな経験値があって、“こんなもんじゃないよ”、“俺はもっとこんな恋愛をした”、“私はもっとこんな辛い恋愛をした”とか、みんなが言えるという点で、軽視されやすい。恋愛って、芸術として評価しにくい部分もちょっとある。観た人たちの”私事”だったりするから。だから今まで(自分の撮った作品が)恋愛映画と言われると、“恋愛映画だけじゃないんだけどなあ、映画の中にはちゃんと社会的なものとか、人間のドラマがあるでしょ”という気持ちが僕にはあったんだけど、この映画は、恋愛についての考察というか、とことん恋愛なんですよ。胸を張ってこれは恋愛映画ですってこの何ヶ月間か言ってきたんですが、それが伝わっているんじゃないかと感じています。
──大倉さん、成田さん。ご自身の恋愛観に重ねたという感想がとても多く広がっているんですが、この恭一と今ヶ瀬の物語に関して、おふたりには新たな発見や、自身の経験と照らし合わせた点はありましたか。
大倉 なんですかね。男女に当てはめてじゃなく、また別物として考えようと思ってたんですけど、シーンを撮っていくごとに、なんかこの感じ経験したことあるなと当てはまっていく感が。男同士だからとか別にそんなに考えなくても良いのかなというのは、発見というか。やりやすいところではありましたかね。
成田 ちょっと気づいたのが、恭一も今ヶ瀬もそうなんですけど、正しいことっていうのはいまいちわからないけど、正しくないことをしているっていうのはわかるもんなんだな、っていうこと。特に恭一を見ていて、いや、今ヶ瀬もそっか。今ヶ瀬はやっぱり、傷つくことを前提に立ち向かっていって、当たって砕けろじゃないですけど、当たったら当たったまんまみたいな。ずぶーみたいな。よくないとわかってはいる、みたいな。でも、なにをしたらいいかわからない。そういうモヤモヤが常にあるなというのは、観ていて、ああそうだなと思いました。
──恭一としてはそんなに悪いことをしている気持ちはないんですが“流され侍“”として結構なクズっぷりを見せてましたよね。
大倉 そうなんですよ。でもこれね、本当にちょっと、観終わった方、僕の友人もそうでしたけど、”今ヶ瀬がかわいい”って。絶対にそうなんですよ。そうなんですけど、ダメなやつを好きになっている今ヶ瀬もダメなんですよ。で、お互いダメなんですよ。
成田 そうっすね。
大倉 僕もやってて、クズって思います。でもご覧になっている方のまわりにもいると思うんですよ。もうあんな人やめときな、みたいな。でも結局そういう人が好きって人もいるわけじゃないですか。かわいいんですよ。だからなんか複雑です。
成田 今ヶ瀬も悪いんですよ。今ヶ瀬が勝手にワーって行って、勝手にワーって傷ついて。で、またワーって行って、んんんって怒って、っていう。なにしてんのっていう(笑)。
大倉 振り回されちゃって(笑)。
──ハイチェアの上でポツンとかわいらしく座っていましたけど。
成田 あの椅子ね。2択だったんですよね。あれ、美術さんに作ってもらったんですけど。
行定監督 あんな高いの、使えないじゃない。今うちの事務所にあるのよ。あるんだけど、高さが高すぎて(座れないから)、ものが置いてある。
大倉 あれね、成田くんのお尻じゃないと、あの座り方ができないんですよ。僕あれ試してみたんですけど、ぼくちょっとケツでかい方なんで、できなかったです。
成田 そっか、たしかにあれムズいですよね。僕も今やれって言われてもできないかもしれない。
行定監督 あの椅子も、あの形になるところが僕の最初のイメージだったんでね、あれで素っ裸で、成田はあの時相当しぼってたもんね。細かったから、あの細い体で足を抱きかかえてるっていうのが、やっぱりすごく印象づいていればいいな、と。
大倉 あれ、ライターの猫と猫のシルエットとは関係ないんですか?
行定監督 あ、それは関係ないね(笑)。
成田 でも猫感はありますよね。
──もしくは、鳥っていう声も。ポツンととまっている鳥っていう。本当に恭一みたいな男性はいるなと思いながら観てましたが、成田さんはそのあたりはどうですか?男性として観て。
成田 うーん、もう……。でも多分昨日も今日も女性の方が観ている人が多いのかな。でも、なかなか共感しますとは言いにくいですよ、それは。でも心では、まあまあ、しょうがないよねって思ってる部分は、結構あると思います。だから男性の方にぜひたくさん観てほしいですね。どう見えるんだろうっていう。やっぱり本当にこう、取材を受けていても本当に人それぞれの意見があるし、人の数だけ感想があるというか。なんとも言い得ない。
──水城せとな先生が、成田さんが演じた今ヶ瀬は原作よりも可愛らしくなってるとポジティブにおっしゃっていたのですが、成田さんとしては今ヶ瀬を分析してみて、どう見ているんですか?
成田 原作って結構コミカルというか、明るくて、パーッとする波があるんですけど、今回はわりとローな感じで、じめ〜っとやったのかなという。可愛いかどうかわからないけど。
大倉 そうですね。
行定監督 でもなんかねえ、成田がだんだん可愛くなっていったよね。男同士の恋愛だから、相手は男が好きなんですよね。男が好きな男なんだから、男で良いんだよっていう解釈の下だけど、やっぱりだんだんと、女性性っていうか、そういうものがだんだん、場面でこう。不思議だよね、あれ。
成田 本当に。ほとんど順番通りに撮ってもらえたので、たぶんそうなっていったと思うんですけど、わりと無意識、ですよね。
行定監督 喋り方も柔らかくなっていったしね。
大倉 確かに。最初はクールだったけど、だんだんね。お互いそうだけど、人間らしくなっていくよね。不思議でしたね。
──二人の関係性が深まるにつれ、親密さだったり、相手の前で解放できる感じが出てきたかなと思いますが、その中で怒りとか嫉妬が顕になるシーンもありますよね。タイ料理屋さんのあのシーンはもう、観ていてこれはどうなっちゃうんだろうってスリリングでしたが、いかがでしたか。
成田 あそこ面白かったですよね。僕、あの日さとうほなみさんと一言も話してないんじゃないかな(笑)。割と女性陣たくさんいらっしゃいましたけど。吉田志織さんも前に共演したことがあって、その時はラブラブカップルみたいな感じだったんですけど、(撮影の)合間に大倉くんと喋っているのを見たときも、ムカついちゃって。
大倉 (爆笑)
成田 だから自分の出てないシーンで監督の横とかで見てると、「んー、これ、こいつかあ」と思って。出てる女性陣は、あの時期はやっぱ嫌いでしたねえ。
行定監督 そうだよね、大倉はあんまり成田に対して優しくないのよ、現場で(笑)。
大倉 いやいや、まあ、でもなんか、すごく、うーん。ダメだなと思いつつも、距離感がすっごい大事だと思っていたんですよ。だから本当は空いてる時とか、飲みに行こうよみたいな感じの雰囲気ではあったんですけど、たぶんそこまで近づいちゃうと、それはそれで違うかなとか思って。と、ちょっとなんか冷たくなっちゃってたみたいですね。でも普通に喋ってましたけどね?
成田 はいっ!
大倉 反応悪い(笑)。
──大倉さんはタイ料理屋のシーンとか、あのあたりのスリリングな展開は、やっててどうでした?
大倉 タイ料理屋は3人と4人がありましたよね。4人の時はなんか、”はい、今、恭一は今ヶ瀬を見る”といった撮り方だったんですよね。それで、自由に喋ってて、みたいな感じだけど、4人で喋ったことがないので本当にぎこちなくて、それが画にも現れていたし。ていうのが多かったですかね、現場は。
──たまきちゃんのチーズケーキのシーンも、今ヶ瀬がぴょって現れた時のたまきちゃんの顔とか、今ヶ瀬の言いっぷりとか、あの変も気まずい感じがしましたけど。
成田 あそこ、好きですね。”どうもー”って言って入って。そういうマウントを態度でとってくるお姉さん、いるよな、みたいな。すごい思って。
大倉 ああいう人、いるよね。
成田 僕は個人的には、最後、別れ際のお辞儀が僕のこの映画のベストアクトだと勝手に思ってます(笑)。あ、いいのでたなーーみたいな。
──大倉さんはどのシーンが好きですか?
大倉 うーん、やっぱおしまいだってなってから海までの流れのところが全部好きですかね。悲しいんだけど、画が綺麗っていう残酷さが僕は好きですね。
成田 なんで海へ行ったんですかねえ。
大倉 ね。しかも運転してるのが、恭一なんですよねえ。
行定監督 あれはね、やっぱりシナリオ作る時もすごく重要なポイントでしたね。最初に海まで書いたところで、脚本家は一回そこで止めたんですよ。で、その先をどうするかって、原作から少し逸脱していくわけですけど。それ以降の2人というのは原作にはないところですよね。僕はそのシナリオを読んだ時に、“道行き”っていうか、要するに心中するふたりの心境というかね。もうお前とはやらない、もう付き合わないって別離を決めたんだけど、あの車の中で。本当に行ったかどうかも僕の中ではもう定かではない。イメージだから。でも、海に行くってよっぽど。どん突きまで行くっていうね。そう解釈すると、精神的心中みたいな。でも死ななかった二人。だから今ヶ瀬がどんどん海の方に行っちゃいますよね。
成田 あれ、原作だと車の中での会話ですからね。
行定監督 脚本でも、車の中でもいい、どっちでもよかったんだけど、やっぱり外に出ようってなったよね。
成田 出てよかったです。
行定監督 ね、出てよかったよね。突然風が吹いたもんね。
成田 ね、びっくり。
行定監督 最初のマスターショット、引き画を撮った時はほとんど無風だったのに、朝日が出始めてくると、風がすごい吹いてくるのね。あれはすーんごい風の中で二人はやってるんですよ(笑)。
成田 あそこ、陽がね。時間の短い中でだから、「はいやるよ!」みたいな(笑)。
行定監督 バタバタしてるんですけどね。
──あそこは本質的な会話に迫ってきますしね。
成田 そこに向かっていってるみたいなところもありますもんね。
──映画を何度か観直していて、恭一がどんどん可愛く見えてくるなというシーンがちょこちょこありまして、グラタンのところとか、最高ですね。あれは可愛い。
成田 あれ、最悪じゃないですか。今ヶ瀬的にはもう、手震えながらタバコ吸うぐらい怒ってるんですからね。
大倉 ああ、グラタン作ってるところ。
行定監督 食べてきたんでしょ?っていう。
大倉 あ、ちょっとだけ食べよっかなあ、みたいな。
行定監督 何を食べてきたのかっていう。
成田 で、何て言うかっていうと、僕は「欲ばり」とだけしか言わない。
行定監督 全部バレてるよね。
──全部つながってるんですよね。ダブルミーニングになってますよね。
成田 あれ、しゃれてるなあ。
行定監督 あそこの大倉の芝居は、迫真に迫ってるんだよね。
大倉 (爆笑)
行定監督 あれこそ窮鼠だよね。あれは追い込まれてるよね。
大倉 なんか、あんな経験があんのか、みたいな。
行定監督 あと女の家から出てきた時に、言い訳するでしょ。もう別れ話してくればって言われて、“別れ方もちゃんとしなきゃいけない、大事だと思うけど”って。あそこも迫真の演技だよね。
成田 うまいなーー、なんでだろうなーーっていうね(笑)。
行定監督 あそこは男がいちばん感情移入するところ。
成田 わかるっすねえ。
大倉 でも、あんだけわかりやすくやっちゃダメなんですよ、本当はね。
行定監督 出ちゃってるんだよね。
大倉 ちょっと食べよっかなとか、別に言わなくていい。「ええわ、食ってきたから」って言ってる方がばれないのに、恭一はね、バカなんですよね(笑)。
成田 でもああいう時ってやっぱり、男は優しくなっちゃうんですかねえ。
──文字通り窮鼠になった瞬間に、恭一の可愛さというか、こいつもうダメだなあ、もう可愛いなみたいなのが出ちゃうんですよね。
成田 それはレイラさん(MC)が大人だからじゃないですか。ああいうところで水城先生はめちゃくちゃ笑うわけですもんね。何度も爆笑したって言ってましたもんね。突っ込みどころ多くて。描いてる人がそう思ってるなら、可愛いってことなんでしょうね。
大倉 自然とああなっちゃったんで。それはでもやっぱり、全部今ヶ瀬の態度を見てなってるわけですから。
──動揺させる存在だっていうことがね。
大倉 いや、めっちゃ怒ってますから、やっぱり。
行定監督 でもそういうところが、マンガが原作だから余計ね。映画の場合は、人が演じるわけじゃないですか。そこはやっぱり誰がその人を演じるかによってで、大倉じゃない人間が恭一をやっていたら、あんなふうにしないかもしんない。でもそこがやっぱり面白いよね。で、今ヶ瀬もあんなふうに可愛く見えてくるかって言ったら、他の人がやったらもう、また違うものじゃないですか。だからこの恭一と今ヶ瀬はこの二人で。もう他が想像できないんもんね。今考えてみても。
──では、最後に一言ずつお願いします。
大倉 皆さん、貴重な時間を割いていただき本当にありがとうございました。昨日やっと(公開されましたが)、去年の2月くらいに撮ってた映画ですかね。僕もすごく待ち望んでた公開だったので、皆さんに観ていただいて届けられているこの今、すごい幸せを感じています。僕の友人も昨日観に行ってくれたんですけれども、その方たちとしゃべりながら、ご飯食べながら、やっぱりこの映画の、あのシーンってこういう意味なの?とか、こう、考えさせられるとうか、いろんな考察があったりとか、“えっ、それ違わない?”っていうような言い合いをしているのを傍から見ながら、そういった映画だなとすごく思いました。なので、もう一回観ていただくのはもちろんアリですし、友だちにぜひ紹介していただいて、いろんな感想を言い合ってもらえればなと思いますので、よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。
成田 今、大倉君が言ったように、この作品は観てくださる人をすごく信頼して作った映画だと思っていて、本当に観てくれた人の数だけ、この映画の受け取り方があるし、今ヶ瀬のあり方、恭一のあり方、それぞれの受け取り方でたくさん種類があるんだなと思っています。昨日観てくれた、今日観てくれた方も、例えば1ヶ月後に観たら、また違う受け取り方をしているんだろうし、僕らももう一度観たら違うんだろうなというのをすごく感じています。今いろいろ喋りましたけど、たぶん観てくれた人もいろいろ話したいことがあると思うので、一人で観るのもよし、誰かと観るのもよしだと思うので、ぜひ話し合って、恋をしてください。ありがとうございます。
行定監督 本当に胸をはって恋愛映画だと言える作品ができたと思います。これを観て、いろんなきっかけにして欲しいというか、愛の形というのは、やっぱりそれぞれ個人としてどんな選択をしてもいいんだ、と。思いがけないことが自分の身に降りかかった時に、自分はどう生きるかっていうことを考える。恭一も考えたように、その覚悟みたいなものがどんな風に世の中を変えていくのかっていうのは、今の時代にすごく通じているものだと思います。これを本当に気に入った方は、何度も観ていただいてもいいですし、いろんな方に伝えてたくさんの人にこの映画を観ていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。
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『窮鼠はチーズの夢を見る』
7年ぶりの再会 突然の告白 運命の歯車が動き出す──
学生時代から「自分を好きになってくれる女性」と受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた、大伴恭一。ある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられる。戸惑いを隠せない恭一だったが、今ヶ瀬のペースに乗せられ、ふたりは一緒に暮らすことに。ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていき…。しかし、恭一の昔の恋人・夏生が現れ、ふたりの関係が変わり始めていく。
原作/水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督/行定勲
脚本/堀泉杏
音楽/半野喜弘
出演/大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
映倫区分:R15
日本公開/2020年9月11日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会