News

2020.09.08 12:00

『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』日本版予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

詩人・劇作家のエドモン・ロスタンと、彼を取り巻く崖っぷちの仲間たちが起こした”奇跡“の物語を映画化した『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』の日本版予告編とポスターが解禁されました。

普仏戦争の傷跡から立ち直りつつあるフランス・パリのベル・エポック時代を象徴する名高い戯曲の1つ「シラノ・ド・ベルジュラック」。パリの人々を熱狂させ、今もなお世界中で愛され続ける、劇作家エドモン・ロスタンによる悲恋の物語です。100年以上前にこの舞台劇がどのようにして生まれ、幕を開けたのか。そこには知られざる誕生秘話がありました。


  
予告編は、2年近くスランプに陥っていた売れない劇作家エドモン・ロスタンのもとに、大物俳優の主演舞台を手掛けるチャンスが巡ってくるシーンから始まります。悲劇を描くつもりが、大ベテランの機嫌を損ねまいとした結果、喜劇を描くことに。しかも上演までわずか3週間。エドモンの頭は真っ白で脚本は一向に進まないうえ、肝心の大物俳優は借金取りに追われ、スポンサーはうるさく、ヒロインはワガママ放題。八方ふさがりのエドモンは、さらには女心の分からない親友の恋の手助けまですることに!ところが、その恋文の代筆から天才的なひらめきを得たおかげで、エドモンの脚本は前進することに。それでもなお、次から次と難題が押し寄せて来てしまい…果たして上演は出来るのか?崖っぷちのエドモンと、一癖も二癖もある個性豊かな面々が起こした奇跡の一端が垣間見える予告編です。

ポスターは、満席の劇場ポルト・サン=マルタン座を背景に、困り顔のエドモンと、そんな彼と伝説の舞台を誕生させた個性豊かなキャラクターたちが集結!ロマンスあり、熱い友情ありのドタバタ劇に注目です。
  
==

『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』(原題:Edmond)

1897年、パリ。詩人で劇作家のエドモン・ロスタンはまだ30歳手前の青年であったが、すでに子ども2人を抱え、生活に不安を感じていた。もう2年もスランプに陥っていた。万策尽きた彼は、名優コンスタン・コクランに、年末の上演のために英雄喜劇を提供しようと持ちかける。しかし心配なことが1つ。まだこの新作は1ページも書かれていなかった…。女優たちの気まぐれ、プロデューサーたちの非常識な要求、妻の嫉妬、親友との熱い友情物語、周囲の皆のやる気のなさにも負けず、エドモンは誰も成功すると思っていないこの新作に取りかかる。唯一決まっているのはタイトルだけ。それが『シラノ・ド・ベルジュラック』だ。

監督・原案・脚本/アレクシス・ミシャリク 
出演/トマ・ソリヴェレス、オリヴィエ・グルメ、マティルド・セニエ、トム・レーブ、リュシー・ブジュナー
2018年/フランス/112min/カラー/スコープ/5.1ch/日本語字幕:室井麻里

日本公開/2020年11月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
提供/木下グループ
配給/キノフィルムズ、東京テアトル  
© LEGENDE FILMS – EZRA – GAUMONT – FRANCE 2 CINEMA – EZRA – NEXUS FACTORY – UMEDIA, ROSEMONDE FILMS – C2M PRODUCTIONS