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2020.09.04 8:00

カンヌ脚本賞&クィアパルム賞受賞『燃ゆる女の肖像』12月4日公開決定!日本版予告編が解禁

  • Fan's Voice Staff

昨年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をダブル受賞したフランス映画『Portrait of a Lady on Fire』(英題)が、邦題『燃ゆる女の肖像』をとして12月4日(金)より全国順次公開されることが決定!日本版予告編が解禁されました。

本作は、フランスで今最も熱い称賛をまとう女優ふたりが織りなす鮮烈な恋の、決して消えることのない燃ゆる炎を描く、愛の物語。

カンヌでの受賞に加え、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネート、世界の映画賞で44もの賞を受賞。ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなりました。

ハリウッドのトップ女優のひとりであるシャーリーズ・セロンが「この映画を本当に愛している」と絶賛し、アカデミー賞女優ブリー・ラーソンは“後世に残したい作品”に本作を挙げ、天才監督グザヴィエ・ドランを「こんなにも繊細な作品は観たことがない」と夢中にさせたほか、テイラー・スウィフトの最新アルバム「Folklore」のアートワークが本作の影響を受けているのではないかという推測がSNSでしきりに飛び交うなど、本作に魅せられているのは映画人に留まりません。

メディアからも「驚くほど美しい、最高傑作!」(The Observer)、「とにかく素晴らしいこの映画を見逃してはならない。」(Pajiba)、「いつまでも 記憶に残る、愛と追憶のストーリー」(IndieWire)、「強烈で生き生きとした油絵のような映画」(Screen International)などと称賛されたほか、米IndieWireの“世界の批評家304人による2019年ベストフィルム”では、第5位に選出。米映画批評サイトRotten Tomatoesでは98%フレッシュ(8月28日時点)をたたき出しています。

監督は本作で長編映画5作目ながらにして輝かしい受賞歴を誇るセリーヌ・シアマ。マリアンヌ役には本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン、エロイーズ役にはシアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネル。

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『燃ゆる女の肖像』(原題:Portrait of a Lady on Fire)

18世紀、フランス、ブルターニュの孤島
望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家
結ばれるはずのない運命の下、一時の恋が永遠に燃え上がる
画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた──。

監督・脚本/セリーヌ・シアマ
出演/アデル・エネル、ノエミ・メルラン
原題:Portrait de la jeune fille en feu/2019/フランス/カラー/ビスタ/5.1chデジタル/122分/字幕翻訳:横井和子/PG12

日本公開/2020年12月4日(金) TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ 他全国順次公開
配給/ギャガ
公式サイト
© Lilies Films.