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2020.09.03 8:00

戦慄のサバイバル・アクション『ザ・ハント』10月30日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁

  • Fan's Voice Staff

驚愕の「人間狩り」を題材にモラル破壊の残酷描写で描く戦慄のサバイバル・アクション『The Hunt』が、邦題を『ザ・ハント』として10月30日(金)に日本公開されることが決定!日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁されました。

富裕層が娯楽として人間狩りを行う──その過激で残忍な描写も含め、現代のアメリカを二極化する”上流階級VS庶民階級”や、蔓延るweb上の陰謀論に着想を得たとされ、日本でも問題となっているSNS上でのヘイト発言などを「人間狩り」に置き換えて過激に風刺した本作。

残酷な描写やその内容から、当時の全米の銃乱射事件もきっかけとなり、トランプ大統領が作品名こそ挙げなかったもののツイッターで批判するなど全米で物議を醸し、ユニバーサル・ピクチャーズが公開を一旦白紙にした本作。日本でもその結果2月26日の公開を中止にした経緯がありましたが、この度、白日のもとに晒されることに。スピーディーに展開される予測不能な激しいバイオレンス描写とモラル破壊の表現で、「R」指定は確実。

出演は、狩られる側として恐怖に突き落とされる”庶民階級”にベティ・ギルピンほか、2度のオスカー受賞を誇るヒラリー・スワンク、ジュリア・ロバーツの姪、エマ・ロバーツなどフレッシュなキャストも出演しています。製作には『ゲット・アウト』や『パージ』シリーズで知られ、斬新なアイディアによる新時代のハリウッド作品を次々とヒットさせるブラムハウス・プロダクションズを牽引するジェイソン・ブラム。

解禁された本ポスタービジュアルは、豚の横顔の下に「これは“人間狩り”アクションです。」の注意書きが配され、一見ポップな印象を与えていますが、背景には「国の2極化を煽る」「不適切」「病的な殺人ファンタジー」など全米の有力メディアのコメントが。“人間狩り”アクションとは一体何なのか。そして“豚”は何を意味しているのか──。

予告編には、“豚”と共に「全米が封印した今年最大の問題作」とセンセーショナルなキャッチコピーが登場。プライベートジェットで乗客たちが優雅に過ごしていると、突然、「目覚めた」巨漢の男が不気味に現れ、機内はパニックに。すると「一緒に始末して」と、スマートにパニックを制した一人の女性の後ろ姿が。次のシーンでは、森で口を拘束具で締められた複数の男女が次々と覚醒し、草原の中の大きな木箱に集まっていきます。中に入っていたのは、機関銃、ナイフ、刀、拳銃などの殺傷能力を持つ武器の数々…状況が理解できないまま、容赦なく襲撃が始まります。「狩るか、狩られるか」、集められた人々は、次第に自分たちの身が危険に晒されていると気づき始めます。これは都市伝説の“マナーゲート”、セレブが一般市民を拉致し、娯楽のために狩るゲームであると。

「人間ではなく家畜よ」というセリフ通りに、一般市民はあらゆるところから狙われ、襲われる中、明らかに雰囲気の違う1人の女性、クリスタル(ベティ・ギルピン)は、1人、また1人と静かに敵を倒し、大豪邸にたどり着きます。そこには、セレブの一人、アシーナ(ヒラリー・スワンク)が待ち構えていました。そして、最後に「観るか、観ないかはあなた次第」と、観客を挑発するメッセージとアシーナの高笑いで締めくくられています。ただのバトルロワイヤルではなく、アメリカ社会を痛烈に風刺したブラムハウスならではの、サバイバル・アクションを予感させる映像となっています。

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『ザ・ハント』(原題:The Hunt)

広大な森の中で目覚めた12人の男女。ここがどこなのか、どうやって来たのかも分からない。あるのは巨大な木箱に収められた一匹の豚と数々の武器。すると突然、銃声が鳴り響き、何者かに狙われる。武器を取り、逃げまどいながら、やがて彼らは気づく。ネット上にはびこる噂、「人間狩り計画」—セレブが娯楽目的で一般市民を狩る“マナーゲート”が実在することを。しかし、“獲物”のひとりである美女クリスタルが予想外の反撃に出たことで、計画が狂い始め、やがてその陰謀の全容が明らかになっていく――。

監督/クレイグ・ゾベル
製作/ジェイソン・ブラム
脚本/ニック・キューズ、デイモン・リンデロフ
出演/ヒラリー・スワンク、ベティ・ギルピン、エマ・ロバーツ ほか
全米公開/3月13日(金)

日本公開/2020年10月30日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給/東宝東和
公式サイト
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