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2020.08.28 12:00

世界的絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説を映画化『ヒトラーに盗られたうさぎ』11月公開決定!

  • Fan's Voice Staff

世界的絵本作家ジュディス・カーが自身の少女時代の体験をもとに書き、話題を読んだ自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を映画化した『When Hitler Stole Pink Rabbit』(英題)が、邦題を『ヒトラーに盗られたうさぎ』として11月より全国公開されることが決定しました。

ヒトラーの台頭によりナチスが政権を握る直前、迫害から逃れるために家族とともに故郷ドイツを出国し、スイス、フランスを経て1936年にイギリスへと渡ったジュディス・カー。その過酷な少女時代の亡命生活の体験をもとに、『ヒトラーに盗られたうさぎ』では、“9歳の少女アンナ”が貧困や差別などの困難を乗り越えながら家族との絆を深めていく、愛と成長の様子が描かれます。

主役である9歳のアンナ役は、1,000人ものスカウトから見出された新人のリーヴァ・クリマロフスキ。どんなに過酷な状況に出会ってもまっすぐに前を向く少女を、瑞々しい感性で演じきりました。アンナの父役にはオリヴァー・マスッチ(『帰ってきたヒトラー』(15年)でヒトラー役)、母役にはカーラ・ジュリ。アンナたちを常に気に掛ける心優しいユリウスおじさんはユストゥス・フォン・ドホナーニ、アンナの兄マックスはマリヌス・ホーマンが演じています。

監督は、『名もなきアフリカの地で』(01年)で第75回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したカロリーヌ・リンク。

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『ヒトラーに盗られたうさぎ』(英題:When Hitler Stole Pink Rabbit)

監督/カロリーヌ・リンク
脚本/カロリーヌ・リンク、アナ・ブリュッゲマン
出演/リーヴァ・クリマロフスキ、オリヴァー・マスッチ、カーラ・ジュリ
2019年/ドイツ/ドイツ語/カラー/スコープサイズ/5.1chステレオ/119分/映倫:G

日本公開/2020年11月 シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
配給/彩プロ
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