News

2020.08.20 12:00

ニコール・キッドマン主演『ストレイ・ドッグ』日本版予告編&本ビジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

ニコール・キッドマン主演の映画『ストレイ・ドッグ』の日本版予告編と本ビジュアルが解禁されました。

予告編は、とLA市警の刑事エリン(キッドマン)に「お前は飢えている。お前は飢えたノラ犬だ」と呼びかけるシーンから始まります。放水路のそばで死亡している射殺体の首には、3つの丸いタトゥーと、その傍らには38口径の拳銃と紫色に染まった1枚のドル紙幣が。そして署に戻ったエリンのもとには、殺人現場と同じ汚れた紙幣が届いていたのでした。17年前は潜入捜査官だったエリンは、取り返しのつかない過ちを犯し捜査は失敗に終わり、その罪悪感が17年後の今もなお彼女の心を蝕み続けていました。復讐か、贖罪か──過去に決着をつけるためエリンは動き出します。

主人公の刑事エリンを演じるニコール・キッドマンは、特殊メイクを施して顔かたちを変え、激しい暴力シーンや銃撃戦にも臆せず、かつてない汚れ役に挑戦。キャラクターに複雑な陰影を与えたその演技は大きな注目を集め、「こんなキッドマンは見たことがない」と絶賛を呼び、2019年ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演女優賞にノミネート。そのチャレンジ精神と演技力は高く評価されました。

DESTROYER_DAY_25-0183.raf

メガホンをとったのは、日系女性監督のカリン・クサマ。脚本を読んで役を熱望したニコールと組み、強烈かつ緊張感みなぎる演出でドラマを牽引。同じくロサンゼルスを舞台にした『L.A.大捜査線/狼たちの街』『ヒート』『ドライヴ』などの傑作に連なるLAノワールの世界を、強烈なタッチで描き上げています。

==

『ストレイ・ドッグ』(原題:Destroyer)

LA市警の女性刑事エリン・ベル。若き日の美しさはすでに遠い過去のものとなり、今は酒に溺れ、同僚や別れた夫、16才の娘からも疎まれる孤独な人生を送っている。ある日、エリンの元に差出人不明の封筒が届く。17年前、FBI捜査官クリスとともに砂漠地帯に巣食う犯罪組織への潜入捜査を命じられたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯し、捜査は失敗。その罪悪感が今なお彼女の心を蝕み続けていた──。封筒の中身は紫色に染まった1枚のドル紙幣。それは行方をくらました事件の主犯からの挑戦状だった。過去に決着をつけるため、犯人を追う野良犬(ストレイ・ドッグ)と化したエリンは、灼熱の荒野へと車を走らせるが──。

出演/ニコール・キッドマン、トビー・ケベル、タチアナ・マズラニー、セバスチャン・スタン
監督/カリン・クサマ
脚本/フィル・ヘイ&マット・マンフレディ
撮影/ジュリー・カークウッド
音楽/セオドア・シャピロ
2018年/アメリカ/英語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/121分/日本語字幕翻訳:チオキ真理

日本公開/2020年10月23日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
配給/キノフィルムズ
提供/木下グループ
公式サイト
©2018 30WEST Destroyer, LLC.