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2020.08.07 9:00

『ハニーボーイ』シャイア・ラブーフとノア・ジュプがトランプで遊ぶ本編シーンが解禁!

  • Fan's Voice Staff

映画『ハニーボーイ』より、シャイア・ラブーフ演じる父とノア・ジュプ演じる息子がトランプで遊ぶ本編シーン映像が解禁されました。

ふたりが遊んでいるのは、ジンラミー。ゲームが終わり「強いだろ!」と得意げな様子の息子オーティスに、「お前はうそをつくからな!」と感情荒ぶるままに吐き捨てる父ジェームズ。また始まったと言わんばかりにうなだれ、「(嘘をつくのは)誰でもだ」と言うオーティスに、「俺はウソだけはつかん!」と声を荒げ始めます。さらにオーティスから「手をつないで」とせがまれたジェームズは、「そんなマネできるか!ソーダを買ってくる」と言い捨て部屋を出ていきます──。

わが子に対して言葉を選ばず、勝つためなら手段を選ばないジェームズと、冷静に戦局を見定めるオーティス。一見仲の良い親子関係を捉えているようで、突然感情を爆発させる大人になりきれていないジェームズと、逆に冷静で大人ならざるをえないオーティスの対比がよく顕れた場面です。

思いはあるのにすれ違う複雑な父子関係が描かれる本作ですが、撮影期間中は、ノア・ジュプ、シャイア・ラブーフ、そして22歳のオーティスを演じるルーカス・ヘッジズの3人は、多くの時間を過ごして親しい関係を築いていったといいます。ジュプは、家族と共にしばらくのあいだラブーフのもとで暮らし、野球に一緒に観たり、 ジャグリングを教わったり、ジンラミーやマジック:ザ・ギャザリングといったカードゲームで遊び、交流を深めていったそう。

ジュプは「シャイアのことを友達と呼べることを誇りに思っています。演技について多くのことを学び、シャイアに守ってもらっているってすごく感じました。僕がこれまで会った人たちの中で、一番エキサイティングで、優しくて、面白い人です。また共演する機会があればいいなと思います」と、親密な関係を披露しています。また本編とは違い、実際のカードゲームではラブーフに一度も勝てたことがないとも語っています。

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『ハニーボーイ』(原題:Honey Boy)

ハリウッドで人気子役として活躍する12歳のオーティスは、いつも突然感情を爆発させる前科者で無職の“ステージパパ”ジェームズに振り回される日々を送っていた。そんなオーティスを心配してくれる保護観察員、安らぎを与えてくれる隣人の少女、共演する俳優たちとの交流の中で成長していくオーティスは、新たな世界へと踏み出すのだが──。

監督/アルマ・ハレル
出演/ノア・ジュプ、ルーカス・ヘッジズ、シャイア・ラブーフ
脚本/シャイア・ラブーフ
2019年/アメリカ/95分/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:栗原とみ子/PG12

日本公開/2020年8月7日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給/ギャガ
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