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2020.08.07 18:00

『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』金子ナンペイ描き下ろしイラストビジュアルが解禁!各界の著名人らより絶賛&困惑コメント到着

  • Fan's Voice Staff

ダニエル・シャイナート監督最新作『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』の日本公開を記念し、金子ナンペイ氏による描き下ろしイラストビジュアルが解禁!各界の著名人らより絶賛&困惑コメントが到着しました。

2011年よりビッグコミックの表紙似顔絵イラストを担当し、緻密な描き込みでポール・マッカートニー、ローマ法王、マーク・ハミル、ライアン・ゴズリングなど、数々の有名人を描いてきたイラストレーターの金子ナンペイ氏。今回描き下ろされたイラストビジュアルでは、“ディック・ロングの死“に振り回される狭い田舎町の登場人物たちが勢ぞろいしています。中央には、主人公ジークの妻・リディアが、隠され続けた最大の謎“ディック・ロングの死因”を知る瞬間が、肉感あふれるタッチで描かれています。衝撃的な事実に唖然とする表情から、謎に包まれた死の真相に益々期待が高まるビジュアルに仕上がっています。

また本作を鑑賞した、芸人や俳優をはじめとした各界の著名人やインフルエンサーより、絶賛と困惑が入り交じるコメントが多数到着しました(以下、敬称略)。

つぶやきシロー(芸人)
ディックは逝ったんだね。ある意味幸せな死に方だね。

原田龍二(俳優)
過ちを犯したことのない人は、この映画を観てもドキドキしないのでしょうか?僕は、しっかりドキドキしてしまいました。

みうらじゅん(イラストレーターなど)
人生に於ける後ろめたいこと。出来ることなら愛する人たちには知られることなく墓場に持っていきたいこと。本作は、そんな”後ろメタファー映画”の決定盤である!しかし、ロックとは、それも含め表現すること也。彼らのバンド”ピンク・フロイト”(笑)の今後に期待したいところであーる。

相馬学(フリーライター)
男友達同士の秘密の楽しみは反社会的なものなのか!?常識から乖離した友情に笑いと恐怖がつきまとう、とびっきりの怪作!

斉藤博昭(映画ライター)
いっぱい映画を観てきて、驚きの感覚も麻痺してた自分がこの事件の「真相」には、笑っちゃうほど呆気にとられました、本当に!

長谷川町蔵(文筆家)
こんなトンデモ事件が実話ベースとは!人間の闇の深さに笑うしかなかった。

小野寺系(映画評論家)
不謹慎なユーモアを葬式で言った瞬間を思い出すような怪作。重苦しい雰囲気のなか笑いがじわじわ効いてくるところが凄まじい。でも、監督は一度ちゃんとした人に叱られた方がいいと思う。

荻野洋一(番組等映像演出/映画評論家)
“ディック・ロング、逝く!”という素っ気ないコピーが素晴らしい。逝ッテヨシなどと死語スラングで返したくなる悪友どもの愚行録を眺めるうち、イイ感じの珍な香ばしさがにじみ出て。町の隠れ家中華的な愉悦がこの映画にはある。

遠藤京子(映画ライター)
アメリカの中流の崩壊や知性の危機…なんてテーマも鬼才監督の手にかかれば傑作コメディに。とにかく笑えるユルいファーゴ。大好きです!

村尾泰郎(映画ライター)
大人になれないダメ男たちが『ファーゴ』的世界で繰り広げる脱力バディ・サスペンス。バカバカしさのなかに、胸を打つ純粋さがキラリ。

村山章(映画ライター)
とんでもないシモネタな名前を持った男の怪死が、とほうもなくズサンな隠蔽騒動を巻き起こす!バカげた右往左往があぶり出すのは、取り繕うことで維持している日常の危うさ。笑いと背中合わせの哀しみは他人事じゃない。

氏家譲寿(ナマニク)(映画評論家)
死体をオモチャ化したモラル崩壊ド田舎サスペンス
死体一つでよくもここまで異様なテンションを保てるなと感心しきり。
「頭の中にあったのは、楽しむことだけ!」
これが実話でかつ法律を変えてしまうほどの影響(オチ)がある事件だった
というのだから、男ってのはどうしてこんなにRock(バカ)なのと! 

SYO(映画ライター/編集者)
初見はあまりの笑撃にのけぞるだろう。だが二度目は、泣くかもしれない。展開も、感情も読めない傑作。マジでやられた

小柳帝(ライター/編集者)
監督の前作『スイス・アーミー・マン』では主人公を救った「死体」が、今度は主人公たちを窮地に陥れる!それにしても、その「死体」になる男(それを演じるのは監督自身だ!)のケッタイな名前と来たら(笑)悪ふざけにもほどがある!

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
側から見たら馬鹿馬鹿しいけど、当人からしたら100%真剣で本当に深刻なんだよな。このギャップの苦しみが痛いほどに伝わる。確かに笑えるが、観賞後の後味は苦く、やるせない。本作を観た後に聴くNickelbackの名曲「How You Remind Me」は物凄く心に染みる……。

共食いゾンビ(映画ライター)
劇中に「人間は計り知れない」という台詞があるのですが、まさにその一言に尽きる。全てが語られたとき、笑えるけど笑えない今まで味わったことのない歯痒さを経験することになる魅力的なチン作です!知りたくなかったよそんな真実!

ビニールタッキー(映画宣伝ウォッチャー)
“友人の死因をゴマかす姿に苦笑。明かされる真相に唖然…どう受け止めたらいいんだよ!誰にも言えない秘密を抱える全ての人に贈るド奇怪なダークコメディ!

加藤るみ(タレント)
激ヤバ!強烈!完敗!!!『スイス・アイミー・マン』のダニエル・シャイナート監督が完全にパワーアップしている…!”危険な罠=秘密”にまんまとハマってしまった。

田野辺尚人(「別冊映画秘宝」編集長)
南部の平和な田舎町でディック・ロングが血まみれになって死んだ!果たしてその衝撃の真相とは?ビックリして笑うか?アゴを外すか?そこまでやるかの前代未聞の人間ドラマだ!見逃すと後悔だ!

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『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』(原題:The Death of Dick Long)

ヤバい、大変なことになった!ディックが死んでしまった。
舞台はアメリカ南部の片田舎。この事件の真相、深堀り厳禁──。
ジーク、アール、ディックの3人は売れないバンド仲間。ある晩、練習と称しガレージに集まりバカ騒ぎをしていたが、あることが原因でディックが突然死んでしまう。やがて殺人事件として警察の捜査が進む中、唯一真相を知っているジークとアールは彼の死因をひた隠しにし、自分たちの痕跡を揉み消そうとする。誰もが知り合いの小さな田舎町で、徐々に明らかになる驚きの“ディックの死の真相”とは…?

監督/ダニエル・シャイナート
脚本/ビリー・チュー
出演者/マイケル・アボット・ジュニア、ヴァージニア・ニューコム、アンドレ・ハイランド、サラ・ベイカー、ジェス・ワイクスラー、ロイ・ウッド・ジュニア、スニータ・マニ
2019年/アメリカ/ビスタサイズ/上映時間:100分/映倫区分:PG12/字幕翻訳:佐藤恵子

日本公開/2020年8月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
提供:ファントム・フィルム、TCエンタテインメント
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
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