News

2020.07.30 8:00

元ナチス兵が英国の国民的英雄に『キーパー ある兵士の奇跡』10月23日(金)公開決定!日本版特報&ポスター・場面写真6点が一挙解禁

  • Fan's Voice Staff

2019年にドイツのバイエルン映画祭で最優秀作品賞を受賞した映画『The Keeper』が、邦題を『キーパー ある兵士の奇跡』として10月23日(金)に全国公開されることが決定!日本版特報映像とポスタービジュアル、場面写真6点が一挙解禁されました。

『キーパー ある兵士の奇跡』は、第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの収容所に送り込まれたナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となり、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという驚くべき実話から生まれた物語。

特報は、ナチス兵士のバート・トラウトマン(デヴィッド・クロス)が戦地で捕虜となり、敵国イギリスの収容所にいるシーンから始まります。収容所内でフットボール(サッカー)をしていると、地元チームの監督(ジョン・ヘンショウ)が、トラウトマンのゴールキーパーとしての才能に目をつけてスカウト。トラウトマンは試合で功績をおさめて名門クラブ「マンチェスター・シティFC」に入団しますが、ユダヤ人が多く住む街で、元ナチス兵士という過去から、想像を絶する誹謗中傷が浴びせられます。映像では、それでも彼を信じて支える妻(フレイア・メーバー)の姿や、ゴールを守り抜き国民的ヒーローとして活躍するまでの、トラウトマンの波乱万丈な人生が映し出されています。

数々の逆境に立たされながらも、唯一自分にできる”素晴らしいプレー”を貫くことで、人々に勇気を与え続けたトラウトマン。敵とみなしていた相手を人として愛し始め、やがて固い絆で結ばれていく姿には、心を深く揺さぶられるでしょう。

トラウトマン役には『愛を読むひと』のデヴィッド・クロス、彼の妻のマーガレット役には『サンシャイン/歌声が響く街』のフレイア・メーバー。マーガレットの父親役に『天使の分け前』のジョン・ヘンショウ、収容所時代のトラウトマンにつらく当たるスマイス軍曹に『ハリー・ポッター』シリーズでダドリー・ダーズリー役を演じたハリー・メリング、マンチェスター・シティFCの監督に『リトル・ダンサー』のパパ役で知られるゲイリー・ルイスと、英国を代表する実力派俳優が集結。監督は、ドイツ国内で数々の賞を受賞してきたマルクス・H・ローゼンミュラー。

『キーパー ある兵士の奇跡』は、セドナ国際映画祭やディナール英国映画祭、シネ・サン・フロンテイア映画祭、ゴールドコースト国際映画祭など各国の映画祭で観客賞を受賞しています。

==

『キーパー ある兵士の奇跡』(英題:The Keeper)

1945年、ナチスの兵士だったトラウトマンはイギリスの捕虜となる。収容所でサッカーをしていた時、地元チームの監督の目に留まり、ゴールキーパーとしてスカウトされ、名門クラブ「マンチェスター・シティFC」に入団。ユダヤ人が多く住む街で、想像を絶する誹謗中傷を浴びながらも、トラウトマンはゴールを守り抜いた。やがて彼の活躍によって、世界で最も歴史ある大会でチームを優勝へ導き、トラウトマンは国民的英雄となる。だが、彼は誰にも打ち明けられない〈秘密の過去〉を抱えていた。そしてその秘密が、思わぬ運命を引き寄せてしまう──。

監督/マルクス・H・ローゼンミュラー 
出演/デヴィッド・クロス、フレイア・メーバー、ジョン・ヘンショウ、デイヴ・ジョーンズ
2018年/イギリス・ドイツ/英語・ドイツ語/119分/スコープ/カラー/5.1ch/日本語字幕:牧野琴子

日本公開/2020年10月23日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
配給/松竹
公式サイト
©2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann