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2020.01.23 17:56

『前田建設ファンタジー営業部』日本初トンネル内試写会に高杉真宙&岸井ゆきのが登壇!

  • Fan's Voice Staff

空想世界の建造物の設計と見積りに本気で取り組んだサラリーマンたちの実話を映画化した『前田建設ファンタジー営業部』の公開に先立ち、大ヒット祈願&トンネル貫通記念試写会が、1月23日(木)に福島県いわき市のトンネル内で開催され、主演の高杉真宙と岸井ゆきのが舞台挨拶に駆けつけました。

会場となった「広瀬1号トンネル」は昨年5月に実際に本作の撮影が行われ、劇中では、高杉真宙演じるドイと、岸井ゆきの演じるエモトが、建設現場のトンネルを見学に行き、掘削現場の凄さを実際に体験するシーンの舞台として登場します。

今回のイベントは、その広瀬1号トンネルが無事に貫通したことを記念して実施されたもので、トンネル内で行う映画試写会としては日本初となりました。

あいにくの雨模様でトンネル外には雪も残る寒さの中開催された試写でしたが、中ではストーブや前田建設工業株式会社(以降、前田建設)が直々に設置したというステージ、さらにはポップコーンマシンまで用意され、さすが、準備は万全です。

地元の小中学生やトンネル建設に携わった作業員、国土交通省の関係者など計170名が今か今かと上映を待つ中、ついに高杉と岸井が客席後方から登場しました。

大きな拍手で迎えられましたふたり。高杉は「すごいですね。ここから見える景色が素敵です。こうした場所で映画が観られる機会はなかなか無いので、今日はドキドキしながら来ました」と興奮気味に話し、岸井も「こんな場所での試写は日本初で、私たちもすごく嬉しいです。ここにいる皆さんは日本で初めてトンネル内で映画を観るという体験される方々です」と続けました。

前田建設と国土交通省東北地方整備局の協力により実現した今回の試写。高杉は「(撮影時)全然違う景色で、しかも(ステージ)台まで組み立てていただいたそうで、わざわざこうした試写会を実施していただけて本当に嬉しく思います」と、関係者への感謝も述べました。

まだ貫通していなかった2019年5月の撮影時と比べ、トンネルのあまりにもの様変わりぶりを、岸井は「あの時撮影したトンネルがこんなに綺麗に、”トンネル”になってる!と思いました。あの時は工事中で、”未来の映画みたい”と言っていました。この辺で水を下から持ち上げて流していて、グツグツ、ボコボコとなっていて、そこからターミネーターとかアベンジャーズとか出てきそうだねと言っているくらいでした。それが今はトンネルになっている!と感動しています」と表現。

また岸井は、「トンネルを作った人がいるということを実感する機会はなかなかなく、実際に掘削の現場に行って、劇中にも登場するドリルワーカーといった機材や、ロックボルトを打ち付けたりコンクリートを吹き付けたりするのを見て、やはり私たちの生活は人の仕事の上で成り立っているというのをすごく実感して、この映画の中でもそのシーンはすごく生っぽく描かれていて。いきなり工場見学みたいなシーンになるのですが、ここ(後方のスクリーン)に映っているものがこのトンネルなんだと実感できるのは、今日だけなので、ここが”ここ”なんだ!と観てもらえたら嬉しい」と、今日の特別な試写会の観客に向けたメッセージも送りました。

そんなトンネルで撮影したシーンについて、高杉は「迫力のある現場で、本当に音がすごくて、心臓に直接音が入ってくるような感じがしました。最初にDVDで家で観て、その後に映画館で観たのですが、そのシーンの音が実際の現場と変わらないくらいの迫力で、やっぱり映画館と家でのDVDではこれが違うんだと初めて実感した瞬間でした」と語りました。

マジンガーZのアニメ世界に大人たちが本気で向き合い、夢中になることの大切さを描く本作。高杉は、「大人になっても夢を見続けて良いというのがすごくわかる映画な気がします。夢は子どもや十代が持つだけのものではなく、ずっとロマンを追い続けている人だったりとか、前田建設だけでなく、撮影現場でも、そうした夢を持っている方たちの仕事を見ていると、楽しそうで。それが楽しく仕事をすることに必要な要件なのかなと思います。僕はそうした夢を持った方たちと一緒に仕事ができるのがすごく嬉しくて、ずっと諦めずに前を向いて進んでいって欲しいと思いますし、僕もそうできたらいいな、そんな大人になりたいなと思っています」と語り、客席の小中学生に向けて岸井も「夢中になれるものに熱心に取り組んでいってほしい」と加えました。

トンネルが貫通する瞬間に出る「貫通石」は建設業界では縁起物とされており、撮影中にその話を聞いていたというふたり。今回、映画の大ヒット祈願として、ふたりは実際の貫通石を受け取ることに!

広瀬トンネル作業所所長の賀川昌純氏より贈呈された石を手に持った高杉と岸井。想像よりも重かったということで、お守りにしたいと思っていたという高杉は、「もっと小さいイメージで、(実物は)石というより岩という感じで、すごいですね」「結構デカかった、びっくりした(笑)」と驚き気味。

岸井も「現場で見た時は茶色だったのに、こんなに綺麗な石が出るですね!」とコメント。賀川所長より「花崗岩です」と説明を受けると、すかさず「この作品にも花崗岩という言葉は出てきます」とすかさず返していました。

映画への想いを尋ねられた賀川所長は、「実は7年ほど前にファンタジー営業部に参加していて、今回のマジンガーZ発進基地ではないのですが、違うアニメーションの発進基地の計画と見積りを真面目に作りました。今回の映画にはぜひ成功していただいて、続編くらいでそれを扱ってもらって、また祈願してもらえたら」と、早くも次回作への期待コメントを寄せました。

会場には、マジンガーZも登場、高杉と岸井は大興奮。「超合金!」と声をあげながら手で触れて、感触を確かめていました。

その後高杉、岸井、マジンガーZは客席側に移動。170名の観客と一緒に記念撮影を行い、舞台挨拶は幕を下ろしました。

高杉と岸井が持ち帰った貫通石は、公開初日に東京の映画館「新宿バルト9」の劇場ロビーに祀られる予定です。

「前田建設ファンタジー営業部」は、実在の企業・前田建設工業株式会社が、アニメやゲームの世界に存在する空想上の巨大建造物の建設を「本当に受注し、技術の粋を集約し実現するとしたらどうなるか」と、工期・工費を含め徹底的に検証するWEB企画。単に企画の面白さにとどまらず、題材とするSFやアニメ作品が持つ独自の空想世界に対する真摯な姿勢や、自社の建築・土木ノウハウに対する自信と信頼がその根底にあり、「マジンガーZ」光子力研究所格納庫兼プール建設をプロジェクト第1弾として2003年に連載が開始。新聞や雑誌など各種メディアを賑わし、以降、新プロジェクトが発表されるたびに注目を集め、書籍化や舞台化もされました。

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『前田建設ファンタジー営業部』

出演/高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、町田啓太、六角精児、小木博明(おぎやはぎ)
監督/英勉
脚本/上田誠(ヨーロッパ企画)
原作/前田建設工業株式会社 『前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編』(幻冬舎文庫)、永井豪『マジンガーZ』

日本公開/2020年1月31日(金)新宿バルト9ほか全国公開
配給/バンダイナムコアーツ、東京テアトル
公式サイト
©前田建設/Team F ©ダイナミック企画・東映アニメーション