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2019.09.12 8:00

是枝裕和監督『真実』主演カトリーヌ・ドヌーヴ&ジュリエット・ビノシュ来日決定!10月のジャパンプレミアに出席へ

  • Fan's Voice Staff

是枝裕和監督の最新作『真実』で主演を務めたカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュの来日が決定しました。二人は10月初旬に行われるジャパンプレミアに参加する予定です。

カトリーヌ・ドヌーヴ(左)とジュリエット・ビノシュ

『シェルブールの雨傘』(63年)や『ロシュフォールの恋人たち』(66年)など、フランス映画界が誇る至宝 カトリーヌ・ドヌーヴと、『ポンヌフの恋人』(91年)、『イングリッシュ・ペイシェント』(96年)など、世界でその高い演技力が称賛されているジュリエット・ビノシュは、是枝監督が海外で最も尊敬する女優という二人。ドヌーヴはもともと是枝作品のファンであったといい、さらに今回監督が書き上げたオリジナル脚本に惚れ込み、出演オファーを快諾。またビノシュは2005年に是枝監督と出会って以来交流を重ね、「いつか一緒に映画を作りましょう」という約束が、構想8年、初の国際共同製作となった是枝監督の渾身作でついに実現しました。

昨年、『万引き家族』で日本映画21年ぶりの快挙となるカンヌ国際映画祭の最高賞“パルムドール”を受賞した是枝監督の長編14作目となる『真実』。日本人監督としては初の快挙となるヴェネチア国際映画祭コンペティション部門オープニング作品に選出され、8月28日(水)に華々しくワールドプレミアが行われました。

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『真実』(原題:La Vérité)

全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。
出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる──。
国民的大女優ファビエンヌが自伝本【真実】を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール、テレビ俳優の娘婿ハンク、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」
そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき──。

監督・脚本・編集/是枝裕和 
出演/カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエ
撮影/エリック・ゴーティエ

日本公開/2019年10月11日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給/ギャガ
公式サイト
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