キアヌ・リーブス来日！『ジョン・ウィック：パラベラム』ジャパンプレミア開催

Fan's Voice Staff

『ジョン・ウィック』シリーズ第3弾となる『ジョン・ウィック：パラベラム』の日本公開に先立ち、主演キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督が来日！9月10日（火）に都内でジャパンプレミアが開催されました。

会場となったTOHOシネマズ六本木ヒルズでは、プレミア上映に先立ちレッドカーペットイベントが開催！200名のファンと大勢のプレスが集結し、前作『ジョン・ウィック：チャプター２』以来2年3カ月ぶりの来日となるキアヌ・リーブスと、チャド・スタエルスキ監督を迎えました。

無数の声援が飛び交うなか、ふたりは報道陣へのサウンドバイツに笑顔で応えた後、ファンのもとに歩み寄って、快くサインなどのファンサービスに応じました。

撮影：@gothamTaxii

ふたりはレッドカーペットに続き、本編上映前の舞台挨拶に登壇。サプライズで客席脇からキアヌが登場すると、会場は一気にヒートアップ！キアヌと監督は颯爽と客席の通路を通り抜け、ステージに上がりました。

キアヌは開口一番「ハロー東京！こんばんは」と日本語で声をかけ、「『ジョン・ウィック：パラベラム』のジャパンプレミアにようこそ。来てくださって（日本語で）どうもありがとうございました」と会場を沸かせます。

続いて、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅもゲストとして登壇。代表曲「にんじゃりばんばん」が、劇中ではジョン・ウィックの宿敵となるニンジャの初登場シーンに使用されています。

きゃりーぱみゅぱみゅから花束を贈呈された二人は嬉しそうに笑顔を見せ、キアヌは「会えて大変嬉しいです。あなたの作品をいくつか拝見しましたが、楽しませてくれるだけでなく、素晴らしい精神や哲学がこもっていて、ファンタスティックです」とコメント。スタエルスキ監督も「『ジョン・ウィック』の世界に一部になっていただいてどうもありがとうございます。素晴らしい作品を映画の中で使うことができて、とても嬉しいです」と、対面できた喜びを語りました。

さらにキアヌは、今日のために用意されたというきゃりーぱみゅぱみゅのドレスを見て、「ニンジャドレス！ファンタスティック！」と絶賛。

きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲について、スタエルスキ監督は「いろんな曲を探していたのですが、アクションなどとの対比になる楽しくて笑顔になるような曲をいろいろ聴いていました。そしてマーク・ダカスコスが演じるゼロにぴったりな曲だなと思いました。編集でこの曲を入れてみたら、これだ！とみんなで言いました。とにかく魔法のようなものがこの曲にはありました」と、起用理由を語りました。

他にも日本から様々な影響を受けて作られた部分も多い本作。スタエルスキ監督は「キアヌも僕も、黒澤監督の映画、チャンバラ映画、サムライ映画、日本の漫画やアニメも大好きで、いろいろな武道や武士道からも非常に感銘を受けています。映画では、さまざまな日本の文化に敬意を表したく思いました。みなさんありがとうございます」とコメント。

キアヌも「監督がいま言ったとおりですが、僕たちが受けた素晴らしい影響や情熱というものを、逆に作品としてみなさんにお返しできるのは、大変嬉しいことでもあります」と、日本文化に対する思いを語りました。

さらにここで、本作にニンジャが登場することにちなんで、会場には江戸隠密武蔵一族の”本物の忍者”弥圓佐助（やえん・さすけ）が登場！

厄払いや成功の祈願、精神を落ち着けたりする意味があるという九字切り（くじきり）という印を結んで、会場の観客と一緒に大ヒット祈願をすることに。

まずは佐助さんが「臨、兵、闘、者、皆、陣、烈、在、前！」と九字を唱え、その後に手刀を9回切り、最後には皆で「エイ！」と印を結んだポーズをとると、会場には金テープが舞い、大ヒット祈願の忍術は見事に成功！

最後にふたりは、公開を待ちわびる日本のファンに向けて「今日は来てくれてありがとうございました。みなさんが楽しんでくれることを願って、頑張って作りました」（監督）、「僕と監督にとって、東京は『ジョン・ウィック：パラベラム』のツアー最後の地です。また日本に来て、こうしてこの作品を日本のみなさんと分かち合えることを大変光栄に思っています。ありがとうございました。楽しんでください」（キアヌ）とメッセージを送り、ステージを後にしました。

多くのファンから愛され、“いい人”エピソードもたびたび報道されるキアヌですが、今回もフォトセッション時には中央のポジションをきゃりーぱみゅぱみゅに譲ろうとしたりと、紳士的な振る舞いが垣間見れるイベントとなりました。

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『ジョン・ウィック：パラベラム』（原題：John Wick: Chapter 3 – Parabellum）

裏社会の聖域：コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を厳守する組織からの粛清だった。1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。しかし最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばしていた……。

監督／チャド・スタエルスキ
出演／キアヌ・リーブス、ハル・ベリー、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、アンジェリカ・ヒューストン
2019年／アメリカ／R-15