『ワンハリ』レッドカーペット開催！レオナルド・ディカプリオ＆タランティーノ監督が登場

8月30日（金）に日本公開される『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のジャパンプレミアが8月26日（月）に都内で開催され、クエンティン・タランティーノ監督、主演のレオナルド・ディカプリオ、製作のシャノン・マッキントッシュがレッドカーペットに登場しました。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、タランティーノ監督が執筆に5年の歳月を費やし、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという二大スターを初共演させ、二人の友情と絆を軸に1969年のハリウッド黄金時代の光と闇に迫る話題作。全米では7月26日に公開され、過去タランティーノ作品最大オープニング成績を飾りました。日本は、本作のプロモーションの最終地。日本映画通としても知られるタランティーノ監督のたっての希望により、来日が実現しました。

2013年2月の『ジャンゴ　繋がれざる者』以来、6年半ぶりの来日となるタランティーノ監督と、『レヴェナント: 蘇えりし者』の2016年3月以来、3年5か月ぶり11度目の来日となるディカプリオの姿をひと目見ようと、会場には550名のファンが集結しました。

まず会場に登場したのは、タランティーノ監督。

続いて、初来日となるシャノン・マッキントッシュ プロデューサー。

最後に、レオナルド・ディカプリオが姿を見せると、会場からはいっそう大きな歓声が。

3人はプレス取材に応じる傍ら、精力的にファンサービスにも応じ、ファンが持ち寄った思い思いのアイテムにサインしていきました。

続いてステージに登場した3人。

タランティーノ監督は「みなさん、この東京での大きなプレミアイベントにお越しくださりありがとうございます！”タラちゃん”は東京に戻ってこられて、とても幸せです。もうお聞きかもしれませんが、妻が妊娠しましたので、小さな”タラちゃん”がこれから生まれてこようとしています。私のキャリアが始まったときから日本のみなさんは僕を歓迎してくれました。感謝したいと思います。今日はみなさんのいろんなモノにサインできて、とても嬉しかったです」と挨拶。

“ミニタラちゃん”の発表を受けて、会場からは「おめでとう〜〜！」と歓声が。監督は「ありがとうございます。その言葉は私の素敵な妻に伝えます」と大感激。

主役リック・ダルトン役を演じたディカプリオは、開口一番「ありがとう」と日本語を披露。「東京に戻ってこられて嬉しいです。もう20年以上、日本に来ています。日本のみなさんは世界で最高のファンだと思います。タランティーノ監督と同様、みなさんは私の作品もずっと応援してくださって、この映画をお届け出来ることをとても嬉しく思っています。ぜひ気に入っていただければと思います。素晴らしい映画です。今日はありがとうございます」とコメントしました。

プロデューサーのシャノン・マッキントッシュは「クエンティンやレオとは違い、私は今回が初めての日本です。が、今後何度も続く来日の一回目になると思います。みなさん本当に温かく歓迎してくださって、日本が大好きです。この映画が公開されるのが待ちきれません。今日はお越しくださりありがとうございます」と語りました。

ブラッド・ピットとの共演について尋ねられたディカプリオ。「ブラッドはとにかく素晴らしく、とても寛大な人です。二人とも（＝ピットとディカプリオ）LAの映画界で育ったので、今回タランティーノが生み出したキャラクターたちのことやその関係性を、良くわかっていました。これまでで最も簡単に役に入り込むことができた体験の一つとなりました。またブラッドと一緒に仕事をしたいと思います」。

映画史に残る、ピットとディカプリオの二大スターの初共演を実現させたタランティーノ監督は、「撮影の準備をしながら、カメラのビューファインダーを通じて最初に二人を見た時、まるで映画館にいるような感じがしました。外での撮影で後ろには車が走ったりしていましたが、撮影現場にいるのではなく、美しい劇場で素晴らしい映画スターを観ている気がしました。”映画の魔法”が目の前のビューファインダーにありました」と振り返りました。

批評家からも高い評価を受けている本作。アカデミー賞にも期待されているというMCからのコメントを受け、ディカプリオは「この映画の一番良かったのは、実際に作るところで、リックとはどんな人物だったのか、彼の脆さを見せ、2日間で心理的にどのようなことを経ていくのかを、クエンティンと一緒に考えていくことでした。これから先に何が起きるかなんて、誰にもわかりません。ここからはみなさんの手にかかっています。ファンのみなさんにこの映画を託しますので、みなさんが決めてください。気に入っていただけることを願っています」と、ファンに向けてメッセージを送りました。

最後にタランティーノ監督は「みんな観てね〜〜〜！！ありがとう！！」と日本語で叫び、観客を大きく沸かせたところで、トークは終了。プレス向けのフォトセッションに続き、3人はステージを後にしました。

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』（原題：Once Upon a Time in Hollywood）

リック・ダルトン（レオナルド・ディカプリオ）は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース（ブラッド・ピット）はスタントマンかつ親友でもある。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。パーフェクトな友情で結ばれた二人だったが、時代は大きな転換期を迎えようとしていた。そんなある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる──。

監督・脚本／クエンティン・タランティーノ
キャスト／レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ジェームズ・マースデン、ほか

日本公開／2019年8月30日（金）全国ロードショー
配給／ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント