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2019.04.17 21:30

『ボヘミアン・ラプソディ』”ライヴ・エイド完全版”フェス開催!ブルーレイ発売&デジタル配信記念

  • Fan's Voice Staff

イギリスの伝説的ロックバンド〈クイーン〉のリードボーカル、故フレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』。”クイーンの日”となる4月17日(水)、2018年国内公開映画興収ランキングNo.1を記録したこの話題作のブルーレイ&DVD発売・デジタル配信開始を記念し、都内でイベントが開催されました。

“クイーンの日”=4月17日は、クイーンが1975年に初来日を果たした記念すべき日。「ボヘミアン・ラプソディ “ライヴ・エイド完全版”フェス in JAPAN」と題して東京・伊勢丹新宿店屋上「アイ・ガーデン」で開催された本イベントは、劇場版ではカットされた2曲(「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「愛という名の欲望」)を追加した全6曲・21分バージョンの”ライヴ・エイド完全版”が世界で初めて屋外上映されるということで、告知時からファンから大きな注目を集めました。

会場には、屋外上映用のスクリーンはもちろんのこと、ウェンブリー・スタジアムのライブステージに立っているかのような写真が撮れるフォトスポットや、クイーン誕生の国・イギリスにゆかりのあるドリンクやフードが楽しめる飲食エリアが用意されました。

上映に先立ち、会場内に設置されたイベントステージには、20世紀フォックス ホームエンターテイメント ジャパン代表取締役社長の川合史郎氏が登壇。

「みなさんのおかげで、僕たちが想像していた以上の興行成績を達成できました。ありがとうございます。クイーンの本国イギリスの倍以上の興行成績を収めることができました」「ブライアン・メイさんに”フェスやりたいんだ。来てくれよ”と何回も言ってたんだよ。”1月なら来れるけど、今日は来れない”となったので、本当はよ、”来ないならもう止めちまおうか”と思ったこともあったんだけど、でも皆さんが応援していただいたから、僕たちはそれに恩返しをしなきゃいけない。20世紀フォックスのモットーがあるわけです。モットーっていうのは…忘れちゃったよ(笑)。違うわ。”映像ソフトを通じて、人に夢と感動を与える”。でも今回逆なんだよ。皆さんがフォックスに夢と感動を与えてくれた。だから、(今回のフェスを)やることにしました。映画は人を動かす。人は時代を動かす。もう平成も終わっちまうよ。もうフィナーレなんだよ!だから今日は楽しみましょうよ」と挨拶。「ブルーレイ・DVD・デジタルのリリースを記念しまして、ボヘミアン・ラプソディ “ライヴ・エイド完全版”フェス in JAPANをここに開催します」と開催を宣言しました。

続いてステージには、『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒットにより引っ張りだこになったという、フレディ・マーキュリーリスペクト芸人のスベリー杉田(スベリー・マーキュリー)、『ボヘミアン・ラプソディ』を観てクイーンの大ファンになったという山田菜々、フレディ・マーキュリーのものまね経験や子ども向けのボヘミアン・ラプソディの替え歌もヒットしたグッチ裕三、そしてブライアン・メイに扮したモト冬樹の4名が登壇。

本日発売のブルーレイなどでは、ライヴ・エイドが完全版として収録されていることに触れて、グッチ裕三は「クイーンの85年のライブステージは、過去最高のステージと言われていて、史上最高。それが元になっているから、ここまで(映画が)当たったのだと思います」とコメント。モト冬樹は「あの感動を自宅で何回も味わえるって。観たいところに戻して観れるんですよ。うれしいったらないですよ」と、リリースを祝福しました。

映画の大ヒットにより、第3次クイーンブームが到来したと言われていますが、山田は「27歳なのですが、当時を知らないので、ライブ映像を観たときに、”これもクイーンの曲なんだ”という驚きがいっぱいありました」と、新世代ならではのコメント。

モト冬樹は、イギリスのとあるミュージシャンから聞いた話として、「”なぜ日本で人気が出たのかというと、スタイリッシュでハンサムで素敵なメロディで、もうひとつが、安全。当時のロックバンドは、ちょっと危ないムードがあったり怪しかったりした。そこが安全だったので、日本で人気が出たんだろ”と言っていました」とコメント。続いて「普通のロックバンドと違って、ベースになるのが、オペラとかクラシックなんですよ。だからこういう、品のある素晴らしい演奏ができる」と分析しました。

本イベントに先立ち、「We Will Rock Youチャレンジ」として、特設サイトで「#届けドンドンパッ」をつけて”クイーンへの熱い気持ち”をツイートして、ライヴ・エイドの来場者数8万人(=8万ツイート)超えに挑戦しようというキャンペーンが展開されていました。会場では「We Will Rock Youチャレンジ ファイナル」として、クイーンの名曲「We Will Rock You」のリズムに乗せて、”ドンドンパッ”を皆で一緒にチャレンジすることに!

スベリー・マーキュリーより”手拍子2回→手を上に上げる”ようレクチャーあり、「この特設会場の屋根、屋根じゃなく空に、穴を開けるくらいのドンドンパッを」と掛け声が。リハーサルに続き、本番として「We Will Rock You」が再生され、スベリー・マーキュリーの音頭とモト冬樹のギター演奏も加わり、会場内の興奮は最高潮に。ツイート数は8万を優に越え、見事12万8,958個に達しました。

「気持ちよかったですね、今の。一つのことをみんなでリズムに乗ってやるっていうのが、こんなに気持ち良いものかという。ノリましたね」と大興奮の様子のモト冬樹。一方グッチ裕三は「やっぱり冬樹はヅラをかぶったほうがいいですね」と会場の笑いを誘い、「とにかく、特典映像がすごく楽しみで、あの素晴らしいステージをもっと長く見られるというのがいちばんの喜びです」と、今回のブルーレイ発売の感想を述べました。

終わりにスベリー・マーキュリーは「ロジャーとフレディがレコーディングで喧嘩するところの、ブライアンが着ているシャツが、良い意味でめちゃくちゃダサいので、確認してみてください」「購入場所によって特典が全然違うので、みなさん注意してください」と、”マニア”ならではのアドバイスをする一方、ブルーレイを手にした山田は「これをずっと大切に持って、子どもが生まれたときにいつか一緒に観たいなと思っています」と、次の世代へクイーンを伝承していくことを宣言し、ステージイベントは幕を閉じました。

辺りはちょうど日が暮れが暗くなり、参加者はスクリーン前に順次移動。上映が開始された会場はまさに”新宿ウェンブリー”と化し、サイリウムのリストバンドを身に付けた観客はクイーンの名曲が流れる度に手を振ったりと、本編を満喫している様子でした。

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『ボヘミアン・ラプソディ』(原題:Bohemian Rhapsody)

伝説のバンド<クイーン>。常識を打ち破り世界を変えたフレディ・マーキュリーの生き様を、魂に響く28の名曲と共に贈る感動の物語を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』 。1970年のロンドンでルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)は、ボーカルが脱退したというブライアン・メイ(グウィリム・リー)とロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)のバンドに自分を売り込む。類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコン(ジョー・マッゼロ)も加わって「クイーン」として活動し一躍スターダムにのし上がった彼らの、華々しい軌跡の裏の知られざる真実を映す。

【ボヘミアン・ラプソディ 2枚組ブルーレイ&DVD】¥4,700+税

品番:FXXF-87402/2枚組/本編135分/カラー/HDワイド スクリーン 1920×1080p
音声:①英語1.DTS-HDマスター・オーディオ 7.1ch (ロスレス)2.ドルビーデジタル 2.0ch
②日本語DTSデジタル・サラウンド 5.1ch

【ボヘミアン・ラプソディ〈4K ULTRA HD + 2Dブルーレイ/2枚組〉】 ¥6,990+税

品番:FXHA-87402/2枚組/本編135分/カラー/HDワイド スクリーン 1920×1080p
音声:①英語1.ドルビーアトモス 2. DTS-HDマスター・オーディオ 2.0ch (ロスレス)
②日本語DTSデジタル・サラウンド 5.1ch

【ボヘミアン・ラプソディ DVD】¥3,800+税

品番:FXBA-87402/1枚組/本編135分/カラー/HDワイド スクリーン 1920×1080p
音声:1.英語ドルビーデジタル 5.1ch 2.英語ドルビーデジタル 2.0ch 3.日本語ドルビーデジタル 5.1ch

【ボヘミアン・ラプソディ デジタル配信】

EST(デジタルセル配信)でも豪華特典映像をお楽しみいただけます。

【豪華特典内容】※全てセルブルーレイのみの特典

・“ライヴ・エイド” パフォーマンス映像
・ラミ・マレック:フレディになるまで
・よみがえるレガシー
・“ライヴ・エイド”をもう一度
・オリジナル劇場予告編集
 ―オリジナル劇場予告編(1)
 ―オリジナル劇場予告編(2)
 ―オリジナル劇場予告編(3)

監督/ブライアン・シンガー
製作/グレアム・キング
脚本/アンソニー・マクカーテン
キャスト/フレディ・マーキュリー:ラミ・マレック(櫻井トオル)、メアリー・オースティン:ルーシー・ボイントン(川庄美雪)、ブライアン・メイ:グウィリム・リー(北田理道)、ロジャー・テイラー:ベン・ハーディ(野島裕史)、ジョン・ディーコン:ジョゼフ・マゼロ(飯島肇)
字幕翻訳/風間綾平
字幕監修/増田勇一
2018年/アメリカ/日本公開日:2018年11月9日/年齢制限:なし

発売日/2019年4月17日(水)
発売元・販売元/20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社
公式サイト
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