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2019.01.22 21:31

ヒュー・ジャックマン登壇!『フロントランナー』ファンスクリーニングイベントが開催

  • Fan's Voice Staff

アメリカ大統領選史上最大のスキャンダルを描く『フロントランナー』の日本公開(2月1日)に先立ち、主演、プロデュースを手がけるヒュー・ジャックマンが来日、都内でスペシャル・ファンスクリーニングイベントが開催されました。

 

 

実話に基づく政治サスペンス『フロントランナー』の舞台は、1988年の米国大統領選挙。コロラド州選出のゲイリー・ハート(ヒュー・ジャックマン)は、史上最年少にして最有力候補《フロントランナー》に躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備えた彼は、ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、当選は確実視されていた。しかし、マイアミ・ヘラルド紙の記者が掴んだ“ある疑惑”が一斉に報じられると事態は一変。勝利を目前にして、ハートの築き上げた輝ける未来は一気呵成に崩れ去り、一つの決断を下す時が訪れる──。

 

あの日、一体何が起きたのか。選挙キャンペーンスタッフ、報道の信念をもったジャーナリスト、特ダネが欲しい記者、ハートの妻と娘、それぞれの視点で描かれるドラマは、圧倒的なスピード感と臨場感で、観客をまるで自分がその中の一員であるかのように引き込みます。

 

『グレイテスト・ショーマン』、『LOGAN/ローガン』での熱演が記憶に新しいヒュー・ジャックマンは、圧倒的カリスマ性を誇る若き天才政治家ゲイリー・ハートを演じるにあたり、彼に関する膨大な資料を読み込み、ゲイリー本人とも対面するなど、これまでとは大きく異なる役柄への新たな挑戦に、ヒューは激しい情熱とエネルギーを注ぎ込みました。

 

公開に先駆け、1月22日(火)夕刻より東京・六本木で開催されたスペシャル・ファンスクリーニングには、来日中のヒュー・ジャックマンが登壇。

 

 

客席の間を通り抜けてステージに登場したヒューは「(日本語で)こんばんは!…こんばんはと言うにはも遅すぎますか?いや、あってますね…(再度日本語で)こんばんは!ありがとうございます」と挨拶。

 

会場内のファン全員が手にしている”Welcome to Japan”と書かれた選挙風プラカードを見て、「みなさんがお持ちのサイン、良いですね。私自身そして私の家族にとって、こうして日本に来る機会をいただけるのは大変嬉しいことです。ソニー・ピクチャーズの皆さんも、ありがとうございます」とコメントしました。

 

 

「『グレイテスト・ショーマン』のファンもいますよね?『ウルヴァリン』のファンも?『レ・ミゼラブル』も?」とファンに問いかけると、作品を呼び上げるごとに会場からは熱い歓声が。

 

「今晩ご覧いただくのは(それらの作品とは)だいぶ違う映画です。かなり違います。でも、みなさんに気に入っていただけると思います。この映画を楽しむのに、アメリカの政治やオーストラリアの政治は一切知らなくて大丈夫です。この映画は、ある男の話というよりは、1987年のとある歴史的瞬間を様々な視点から描いたものです。娯楽性も有り、深く考えさせられる映画です。監督をはじめ我々は、皆さんなりの自由な視点でこの映画を観てほしく思っています。どれだけの知識があるかは、関係ありません。でも私のように、朝起きて新聞を読んだりアメリカやオーストラリアの政治を追っている方なら、今日の状況は昔と全く違うものになっていることがわかると思います。たった10年前と比べても。我々がどのようにして今のこの状況にたどり着いたのか、理解を深めるのにこの映画が役立てばと思います。

 

みなさん今日はお越しいただきありがとうございました。ぜひこの映画を楽しんでください。そして、たくさんの議論が生まれることを願います。

 

私は、時には映画のプロモーションとして、時には休暇として、家族とともに何度も日本を訪れています。日本は本当に美しい国です。こんな場所は地球上ほかにありません。毎回私たちをあたたかく歓迎してくれて、みなさんに心の底からお礼を申し上げたいと思います」

 

 

ここで、司会者から代表質問。

 

Q ゲイリー・ハートは存命している実在の人物で、直接話を聞いたりもされたということですが。

 

「ゲイリー・ハートとは実際に会いました。彼の家族も含めてね。家にも泊めていただきました。彼はここ50年で最も賢い政治家の一人とよく言われ、「アメリカにいなかった偉大な大統領」と表現されることもあります。この映画を観れば、彼は若者にインスピレーションを与えるような人物である一方、私たちと同じ様に複雑な人間であったことが理解してもらえると思います。彼は自分を表に出さない人間でありながらも、世界で最も公な役職に立候補していたわけです。彼のような複雑でプライベートな人物は、これまで私が演じてきた役とは非常に異なるもので、ジェイソン・ライトマン監督や他のキャストたちのおかげで演じきることが出来ました。みなさん、ぜひ楽しんでください」

 

 

続いて、事前にSNSで募集されたファンからの質問が司会者から読み上げられました。

 

Q 過去に富士山に登ったり、皇太子殿下と一緒に映画を鑑賞するなど、日本での思い出がたくさんあると思いますが、中でもいちばん印象に残っている日本での出来事はなんですか?

 

「Oh……たくさんあります。息子と富士山に登ったのことは、一生忘れません。富士登山には信仰的な側面もあると理解していますが、実際に登ったら、それを感じたような気がします。大勢の人と一緒に登山したのですが、頂上にたどり着いたとき、今日のように寒いながらも快晴で海までスッキリ見えました。日の出を見ながら感動する中、隣を見たら、一緒に登った12歳の息子はもうぐっすり眠っていました。一生忘れない思い出です。

 

それから、いつの日か日本で私の舞台をお見せしたく思います。みなさんの前で歌ったり踊りを披露したく、今年中に実現できたらいいなと思っています。あと来年は、ぜひオリンピックにも来たいと思っています。出場するわけではなく、見るだけです(笑)」

 

 

Q 役に入り込みすぎて失敗したエピソードはなにかありますか?

 

「しょっちゅうあります。毎日、たくさん間違いを犯しています。みなさんはうまくいったところだけ観れていますがね。私の失敗は全部カットされて捨てられているんです」

 

Q ヒューが大統領選挙に出馬することになったら、自分のどこをアピールしますか?大統領になったら、一番最初にやりたいことは?

「私はひどい大統領になると思います。心が優しすぎるので、なんでもすぐOKしてしまうと思います。私が大統領になったら、その国は半年で破産しますよ。でもその半年はとても楽しい時間になることを約束します」

 

 

続いて、来場したファンへのプレゼントタイムとして、サイン入りポスターが抽選で5名にプレゼントされることに。ヒューは「5人だけですか?僕が(イベントを)仕切っていたら、全員に行き渡るはずなのに。ごめんなさい」とすかさずツッコミ。幸運にも当選したファンに、ヒューは壇上でプレゼントを直接手渡し、一人ひとりと会話し、ハグを交わしたりしました。

 

フォトセッションの後、終わりの挨拶として「(日本語で)ありがとうございます。(英語で)心の底から感謝しています。ぜひ映画を楽しんでください」と述べ、ヒューはステージを後にしました。

 

 

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『フロントランナー』(原題:The Front Runner)

監督/ジェイソン・ライトマン
脚本/マット・バイ&ジェイ・カーソン&ジェイソン・ライトマン
原作/マット・バイ著「All the Truth is Out」
キャスト/ヒュー・ジャックマン、ヴェラ・ファーミガ、J.K.シモンズ、アルフレッド・モリーナ
全米公開/2018年11月6日(限定公開)/11月21日(ワイド公開)

 

日本公開/2019年2月1日(金)全国ロードショー
配給/ソニー・ピクチャーズ
公式サイト