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2018.11.24 23:30

フレディ・マーキュリー命日『ボヘミアン・ラプソディ』メモリアルイベント開催

  • Fan's Voice Staff

英国の伝説的ロックバンド、Queen(クイーン)のリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリーをテーマにした映画『ボヘミアン・ラプソディ』。日本では11月9日(金)に封切られ、3週目で興行収入20億突破、快進撃を続けています。

1991年にこの世を去ったフレディ・マーキュリーの命日となる11月24日(土)、TOHOシネマズ日比谷で“胸アツ”応援上映でメモリアルイベントが開催されました。

チケットが発売開始後即完売した本イベントには、ゲストとして、クイーンをこよなく愛する芸能界一のクイーン偏愛家でギタリストのROLLYさんが、フレディ・マーキュリーを彷彿とされる全身白のコスチュームで登場。

「フー!!」という大歓声の中、テンションMAXで登場したROLLYさん。クイーンの名曲「伝説のチャンピオン」に合わせて、様々なポージングを披露。またウェンブリー・スタジアムで開催された追悼イベントで発売されていたという【フレディ・マーキュリー】の赤いフラッグを持ち、頭上に高々と掲げ、フレディへの哀悼の意を表明。

ROLLYさんは、27年前追悼イベントを現地に観に行くことはできなかったそうですが、フレディが亡くなる少し前に、「”ボヘミアン・ラプソディⅡ”という応援する曲を勝手に作っていた」と打ち明け、亡くなった後は「ロンドンのフレディ・マーキュリーの家に行って、献花しました」と、フレディ愛を語りました。

さらに映画については「モーツァルトの人生を描いた『アマデウス』のように、音楽映画として未来永劫愛される映画になっている」と大絶賛。今回の上映で初めて『ボヘミアン・ラプソディ』を観るという観客には、「あんなに大ヒットしているのに、よく観ずにきましたね、よく我慢されました。ただあなたが観たかった映画はここにあんねん!」と、ファンも呼応し大熱狂!

一方で観客の中には、本作を10回観ているというファンも数名。ROLLYさんはそんな強者たちを前にして一瞬ひるみつつも、「この映画ご覧になった皆さんならわかると思いますし、同じ思いだと思いますけど…30時間くらいの映画にしてほしい!今回はフレディ・マーキュリーにスポットを当てた映画ですけど、クイーンの魅力は、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン、メンバーのひとりひとりある。あと、楽曲”ボヘミアン・ラプソディ”を作ったシーンは、あれだけで!本で映画になるほどだと思うんですよ。だからあくまで映画は、クイーンに入る入口に過ぎないですよね」と言うと、観客たちも納得の反応。続けて「ここに来ている人たちは、世界一クイーンを愛していると自負している人ばかりですから」と大絶叫!

またROLLYさんがクイーンファンになったきっかけは「こんな曲をロックバンドはやらないだろうと思う曲をやるバンドで、どのジャンルにチャレンジしても、どんな曲でもクイーンっぽくなり、なんちゃって感があるのが面白い。映画の中でもありましたけど、クイーンに音楽のジャンルはなく、我々はクイーンなんだというのがすごい」と熱弁。

その後、メモリアルイベント限定で特別抽選会を実施。キャストのサイン入りポスターやTシャツなどのグッズから、実際のライヴ・エイドでフレディが唯一ギターを演奏した「愛という名の欲望」(※映画ではカット)で使用したギターのレプリカもプレゼントとして提供され、ファンたちは大喜び。

最後は全員で一体となり、ライヴ・エイドのシーンでおなじみの「エーオ!!」のコール&レスポンスを大合唱し、大熱狂の中メモリアルイベントは終了。その後上映が開始され、サイリウムを片手に持ったファンは、音楽に合わせて手を振ったり叩いたり、一緒に歌うなどして、存分に楽しんだ様子でした。

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『ボヘミアン・ラプソディ』(原題:Bohemian Rhapsody)

監督/ブライアン・シンガー
製作/グレアム・キング、ジム・ビーチ
音楽総指揮/ブライアン・メイ(クイーン/ギター)、ロジャー・テイラー(クイーン/ドラマー)
出演/ラミ・マレック、ジョセフ・マッゼロ、ベン・ハーディ、グウィリム・リー、ルーシー・ボイントン、マイク・マイヤーズ、アレン・リーチ
全米公開/2018年11月2日

日本公開/2018年11月9日(金) 全国ロードショー
配給/20世紀フォックス映画
© 2018 Twentieth Century Fox