Report

2018.10.30 19:00

【レポート】ディズニー『くるみ割り人形と秘密の王国』ワールド・プレミア

  • Fan's Voice Staff

『美女と野獣』のディズニーが、不朽の名作「くるみ割り人形」を実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』のワールド・プレミアが開催されました。

現地時間10月29日(月)(日本時間30日)、ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターには、映画に登場するパーティーシーンをモチーフにした豪華絢爛な会場が出現!シュガー・プラムやクララの煌びやかな衣装が並び、 今作の舞台となる“秘密の王国”の世界を表現した華やかな装飾が施され、大道芸人がサプライズ登場するなど、まるで映画の世界に迷い込んだかのような特別な空間がこの日の為に用意されました。

詰め掛けた世界各国のマスコミとファンがたたずむ中、会場には次々とゲストが到着。なかでも一際目を引いたのは、本作の主人公クララを演じるマッケンジー・フォイ。わずか3歳の頃からモデルとして活動し、トワイライトシリーズや『インターステラー』などで子役時代から注目を浴び、今回は何百人という候補から見事大抜擢されるという、今最も活躍が期待される若手俳優の一人です。実力もさることながら、17歳とは思えぬ、透き通った美しさを兼ね備えているのも彼女の魅力の一つ。モデル出身ということもあり、オフホワイトで小花が散りばめられたシャネルのドレスを見事に着こなし、会場にいる人たちの目を奪いました。

マッケンジーはメディアの問いかけに「この作品に参加できたことはすごくエキサイティングで、私にとってまさに冒険のような経験となりました。まさにクララが遭遇した冒険と同じですね。映画が完成し、こうやってキャストの仲間を含め皆の顔を見ると、“遂にこの時を迎えたんだわ!”という気分になるんです。とても幸せな瞬間です!」と話し、笑顔を見せました。

また、撮影時について聞かれると「すごく楽しかったです。私は武道の経歴があるので、今回スタントシーンに取り組むことができたのは、本当に面白かったですね。それにイギリスの田園地方で数週間にわたって乗馬のトレーニングも受けて、最高の経験になりました」と、体を張った演技にも積極的に取り組んだ一面も明かしてくれました。

最後に「この映画を観る全ての人々にとって、何かお気に入りの要素をきっと見つけてもらえると思いますし、バレエ作品や本では知ることのできないクララの違った一面を垣間見てもらえたらと思っています」とファンへメッセージを送りました。

また、本作でクララの名づけ親でありよき理解者、また謎を多く抱えた男:ドロッセルマイヤー役のオスカー俳優、モーガン・フリーマンも会場に駆けつけました。「“くるみ割り人形”はバレエ作品として誰もが知っていますから、今回の映画は全く違った経験を私達に与えてくれるのではないかと思います。私自身、どんな発見ができるのかとても楽しみです」と作品への期待を滲ませました。

そのほかにも、本作でバレリーナ・プリンセスとして登場している、黒人初のプリンシパル・ダンサーに昇格したことで世界的にも注目を集めたミスティ・コープランド、監督のラッセ・ハルストレムとジョー・ジョンストンなどの制作陣も会場に駆けつけ、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

豪華で美しい世界と華やかな衣装、そしてチャイコフスキーの不朽の名曲に彩られた、ディズニーならではとも言える“究極のプレミアム・ファンタジー”『くるみ割り人形と秘密の王国』は、11月30日(金)全国公開です。

==

『くるみ割り人形と秘密の王国』(原題:The Nutcracker and the Four Realms)

愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララがクリスマス・イブの夜に迷い込んだのは、誰も知らない秘密の王国-“花の国”、“雪の国”、“お菓子の国”、“第4の国”からなる〈4つの王国〉だった。プリンセスと呼ばれ戸惑うクララだが、やがて“第4の国”の反乱によって危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。クララに向けられた「見た目に惑わされるな」という忠告その言葉が意味するものとは?すべては、亡き母がこの目を奪うほどに美しい世界に隠した〈真実〉を探す、驚くべき冒険の始まりだった……。

監督/ラッセ・ハルストレム、ジョー・ジョンストン
音楽/ジェームズ・ニュートン・ハワード
指揮/グスターポ・ドゥダメル
出演/キーラ・ナイトレイ、マッケンジー・フォイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン
全米公開/2018年11月2日

日本公開/2018年11月30日(金)全国公開
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.