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2018.10.29 18:45

『スパイダーマン:スパイダーバース』パリ・ロンドンコミコンに制作陣が登場

  • Fan's Voice Staff

現地時間10月26日〜28日に開催された「コミコン・パリ」および「MCM ロンドン・コミコン」にて、2019年日本公開予定のアニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』のプレゼンテーションが開催され、監督のボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマンの3名が登壇、新映像が上映されました。

本作の主人公となるのは、ニューヨーク・ブルックリンに住む少年、マイルス・モラレス。時空がゆがめられたことにより、様々な次元のスパイダーマンが一同に会する世界で、スパイダーマンシリーズで知られるピーター・パーカーが師となり、マイルスが一人前のヒーロー=スパイダーマンになれるよう導いていきます。

監督のボブ・ペルシケッティは主人公の少年マイルス・モラレスについて、「彼は(ピーター・パーカーとは)全く違った存在で、両親もいるし、叔父もいる。これまでのスパイダーマンとは違い、家族にサポートされているんだ。ヒーローとしては珍しい存在だよね。でも最終的には、ピーター・パーカーが過去にしてきたような経験を、彼も辿っていくことになる」とマイルスの本作での立場を語します。

また、同じく監督のピーター・ラムジーは「マイルスはまだ幼く、人と違う個性に悩んでいる普通の少年だよ」とコメント。蜘蛛に噛まれてスパイダーマンの力を得たことで、より大きな世界へと連れ出され、たった一人闘うことで一歩前に踏み出していくマイルス。そこで「世界には自分と同じような能力のある人たちがいることを知り、彼らとの絆を深めていく」。

作品の中ではマイルスとピーター・パーカーの関係性が重要なものとして描かれます。「マイルスの世界にピーターが存在し、“恐れや不安に打ち勝つ”というスパイダーマンのスピリットをピーターから受け継ぐんだ」とボブ・ペルシケッティはファンに本作の見どころを語りました。

さらに本作品のコミコンでのプレゼンテーションに加えて、ロンドンではグラフィティ・トンネル・イベントも開催。実際にロンドンの街中にあるトンネルの壁を使い、グラフティ・キングスと呼ばれるアーティスト集団によって、映画をテーマにしたグラフィティ・アートを展開。そこへ3名の監督と、マイルス・モラレスの声優を担当するシャメイク・ムーアも駆け付け、ファンや取材陣たちとの交流を楽しみました。

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『スパイダーマン:スパイダーバース』(原題:Spider-Man: Into The Spider-Verse)

製作/アヴィ・アラド、フィル・ロード&クリストファー・ミラー
監督/ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
脚本/フィル・ロード
全米公開/12月14日

日本公開/2019年公開!
配給/ソニー・ピクチャーズ