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2018.10.13 10:00

デスティネーション・ウェディングとは?『おとなの恋は、まわり道』風景写真が公開

  • Fan's Voice Staff

『マトリックス』シリーズで世界を制したキアヌ・リーブスと、『シザーハンズ』で世界の恋人になったウィノナ・ライダーの4度目の共演作『おとなの恋は、まわり道』が12月7日(金)に公開されます。

うんざりした気持ちでリゾート婚に参加することになった皮肉っぽい男女。キアヌが演じるフランクは花婿の異父兄、ウィノナが扮するリンジーは花婿の元婚約者という立場です。ワインの産地としても知られ、“アメリカで最も幸せな都市”と呼ばれるカリフォルニア南部のサン・ルイス・オビスポののどかな自然と美しい街並みを背景に、運命の出会いなんて信じない男と、運命のひとを見つけたい女が、まさかの恋におちていく顛末を描いたスパイシーなラブストーリーです。

フランクとリンジーは結婚式へ向かう空港で出会いますが、互いに第一印象は最悪。しかしお互いの行き先が同じだとわかり、さらに険悪なムードに。ふたりの旅の目的は、本作の原題にもなっている「Destination Wedding(デスティネーション・ウェディング)」=高級リゾート婚だったのです。

この式のスタイルは、 「Destination」(目的地、行き先)という言葉が示す通り、旅行がてら離れた土地へ赴き、贅沢な空間で日常を忘れ、リフレッシュしながら結婚式を行うというもの。劇中では3日間に渡るプログラムが用意されており、飛行機や宿泊先までの車はチャーターされ、到着した夜にはリハーサルディナー、2日目はワインテイスティングやバブルスポーツなどのアクティビティを楽しみます。挙式とパーティでクライマックスを迎え、帰路に就くという至れり尽くせりのサービス。

このプログラムは、仲の良い親族や友人であれば楽しい3日間となるところですが、新郎などとの関係にわだかまりがあるフランクとリンジーにとっては、たまったものではありません。劇中でリンジーは「世界で一番傲慢な式」と辛口批評。監督のヴィクター・レヴィンも「こんな結婚式には誰も招かれたくないでしょう。あなたがその人たちを大好きで、その人たちもあなたを大好きでなければ。リゾート婚から始まる結婚式は、もうすでに休暇でも何でもない」と、リゾート婚へのマイナスイメージから映画の着想を得たことをコメントしています。

今回解禁された場面写真では、そんなリゾート婚の舞台となったサン・ルイス・オビスポの街並みや、パソ・ロブレスのワインカントリーののどかな風景が切り取られています。

皮肉っぽい性格が共通点のフランクとリンジーはそんな旅先に癒されることはまったくなく、新郎新婦やその親族、はたまた神父まで、いたるところで他人をこき下ろし始めます。果たして「世界で一番傲慢な式」での最悪な出会いは、“こじらせた”ふたりの今後を変えるのでしょうか?

今さら自分を変えられないし、駆け引きも苦手だけど、ステキな恋はしたい。そんな大人に、幸せを引き寄せるコツを教えてくれるラブストーリー『おとなの恋は、まわり道』は、お正月映画として12月7日(金)に全国公開されます。

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『おとなの恋は、まわり道』

イケメンだけどヘンクツなフランク。美人なのに、ドクゼツが止まらないリンジー。気が付けば、“おひとり様”記録を更新中のふたりが、最悪の結婚式に招待された。花婿は、フランクが絶縁中の異父弟で、リンジーを捨てた元婚約者なのだ。出会った瞬間から、互いに感じ悪さ爆発のふたりだったが、言い合いを繰り返すうちにお互いに惹かれ始める。しかしこれは、なかなか素直に恋に落ちる事ができない、大人の恋の始まりだった──。

監督・脚本/ヴィクター・レヴィン
出演/ウィノナ・ライダー、キアヌ・リーブス
アメリカ/87分/英語/カラー/スコープ/Destination Wedding/R-15/日本語字幕:稲田嵯裕里

日本公開/2018年12月7日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給/ショウゲート
公式サイト